博文(ひろぶみ)通信

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H27.9月定例会行政報告その6

2015-09-21 22:56:45 | 日記

一昨々日の続きです。

 

〇次に、浪江町内の除染に係る仮置場の確保状況について、ご報告いたします。 

 今年度、施工開始される「浪江町除染等工事(その4)」の対象となる「権現堂1~8区及び佐屋前」、「川添北・南、上ノ原」、「加倉」、「小野田」、「立野上・中」それぞれの行政区の仮置場の契約が完了し、仮置場が確保されました。

 現在、先に確保となりました「牛渡・樋渡」、「苅宿」と「加倉」行政区につきましては、既に仮置場の造成に入っており、準備が整い次第それぞれの地区の除染作業に入ることとなっております。

 また、未だ仮置場が確保されていない行政区につきましても、引き続き仮置場の確保にむけ、行政区と相談しながら進めてまいります。今後とも、住民の皆様へ丁寧な説明をし、「仮置場の確保」及び「除染作業」へのご理解、ご協力をお願いしたいと考えております。

 

〇次に、被災家屋の解体・撤去の進捗状況について、ご報告いたします。 

 今年度、第1回目の発注については、6月17日に業者が決定し、三者立会などの事前業務を経て8月に解体に着手いたしました。引き続き解体を進め、11月までに70件を解体する予定で、今年度中に第2回、第3回と発注する予定となっております。

 また解体の受付につきましても、二本松事務所に隣接しております解体申請の受付センターにて、引き続き受付を行っているところでございます。

 

○次に、津波被災地の復興事業について、ご報告いたします。 

 津波被災者の生活再建のため、防災集団移転促進事業により、移転促進区域内の宅地等の買い取りを進めておりますが、現在まで、契約手続き中を含め、約450件、面積にして約75%の契約となっております。また、議会の議決が必要となる5千平方メートル以上の契約につきましては、41件の契約となっております。

 移転先住宅団地の整備につきましては、幾世橋地区に23戸、請戸地区に42戸を整備する計画であり、現在、用地の取得と埋蔵文化財の調査を実施しているところでございます。

 次に、町営大平山霊園につきましては、移転希望者による移転が進んでおり、現在、約150基の墓石が建立されております。

 次に、浜街道西側の農地で実施を検討しておりました、太陽光発電事業につきましては、調査・検討の結果、事業の採算が見込めず、やむなく実施を見送ることといたしました。今後、引き続き、農地の有効活用・営農再開等について、関係者の方々と協議してまいります。

 

○次に、町道災害復旧事業の進捗状況について、ご報告いたします。

 本年度の災害査定を受けるため、請戸・棚塩地区3路線5箇所の測量設計業務委託を7月13日に発注いたしました。

 また、平成26年度に災害査定を受けました、町道加倉柴田線ほか4箇所と、酒井橋・小野田橋の橋梁2箇所については、8月26日に入札を執行したところでございます。

 

 

今日は、ここまで

おやすみなさい