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博文(ひろぶみ)通信

浪江町の今をできる限り発信!

23年度一般会計歳出

2012-09-26 17:39:24 | 日記
 今日は、23年度の浪江町一般会計の歳出について説明します。(端数はすべて処理してます)

 歳出総額は約119億円でした。22年度(H22.4.1~H23.3.31)は約88億円ですので、約30億円が増えています。これも歳入同様、東日本大震災の影響によります。


 内訳を見ますと、

増加率の高い主なものは、

総務費 約55億円→前年度は約13億円ですので約42億円の増
浪江町復旧・復興基金の創設による積立や避難によって役場機能の移転、県内各地に設けた出張所に対する経費などが増加。

民生費 約38億円→前年度は約19億円ですので約19億円の増
避難所の運営経費や災害弔慰金(自然災害及び原子力災害の避難などにより死亡した町民の遺族に対し支給)、災害見舞金(災害などによる被害世帯に対し支給)などが増加。

減少率の高い主なものは、

教育費 約2.6億円→前年度は約24億円ですので約22億円の減
22年度は新体育館建設や小中学校太陽光発電施設整備などにより増加していたため、23年度は減少。

土木費 約4.4億円→前年度は約8.3億円ですので約3.9億円の減
道路の改良工事や町営住宅の管理費などが減少。


以上です。


<25日付新聞掲載記事より>

・第1原発3号機の燃料プールに鉄骨落下問題  損傷なし

 東電は24日、第1原発3号機の使用済み燃料プールに重さ約470キログラムの鉄骨が落下した問題で、プール内をカメラで調査した結果、燃料棒を収納する燃料ラックに損傷が見られなかったことを明らかにした。燃料にも損傷がないとみている。
 燃料ラックには事故当時の水素爆発によるコンクリート片が積もっていたが、損傷はなく、プールの底に鉄骨が落ちているのが確認された。25日にもカメラを入れ、プール底の鉄骨が今回落下したものか調べる。