アゴラに興味深い記事があったので少しフォロー。
確かに、インフラという点では、テレワークはとっくに実現可能な環境になっている。
ただし、それだけでは不十分だ。合わせて日本企業の人事制度も進化する必要がある。
簡単に言えば、日本企業のそれはタコ部屋でばりばり働かせるためのもので、
個人の自主性に任せる風には設計されていないのだ。
学生の課題レポートを想像すると分かりやすい。学生に課題を持って帰らせて後で提出させるには、
「あなたの課題は○○ですよ」とテーマ・範囲を明確に切り分けることと、
「提出されたレポートを評価する」という評価システムの両方が必須である。
言うまでもないが、一般的日本企業は属人的な職能給だから、担当業務の明確な基準なんて誰にもわからない。
評価システムにしても、年齢給なんてわけのわからない積立式のものなので成果評価はほぼ不可能だ。
というわけで、普通に考えれば、“テレワーク”の普及は、あるとしても職務給(役割給といってもいい)
が浸透し、年俸制などの出来高払いのシステムが一般化してからだろう。
21世紀になった今も懲りずに「35歳モデル賃金」とか「ベア貫徹」とか言っている連合を支持基盤とする
民主党が与党にいる間は、絶対に実現しないのは言うまでもない。
と書くとなんだか明るい展望ゼロの話になってしまうのだが、最近は逆の流れでの普及もあるような
気がしている。つまり、革新的なITツール等が発売されて、それを使えば固定費が大幅に削減できて
しかも労働生産性が上がる、的な状況になって、ノマド的なワーキングスタイルの需要が高まるということだ。
実は20年くらい前(つまり日本型雇用が別に崩壊も機能不全も起こす前)から、
出向や留学で海外へ→日本型雇用の異常さに気付く→「やってられるか!」といって外資へ脱北
という王道は存在していたのだけど、要するにこんな感じで覚醒する人が増えるかもしれない。
iPadバカ売れで雇用流動化!なんていうのは夢を見すぎだろうか。
確かに、インフラという点では、テレワークはとっくに実現可能な環境になっている。
ただし、それだけでは不十分だ。合わせて日本企業の人事制度も進化する必要がある。
簡単に言えば、日本企業のそれはタコ部屋でばりばり働かせるためのもので、
個人の自主性に任せる風には設計されていないのだ。
学生の課題レポートを想像すると分かりやすい。学生に課題を持って帰らせて後で提出させるには、
「あなたの課題は○○ですよ」とテーマ・範囲を明確に切り分けることと、
「提出されたレポートを評価する」という評価システムの両方が必須である。
言うまでもないが、一般的日本企業は属人的な職能給だから、担当業務の明確な基準なんて誰にもわからない。
評価システムにしても、年齢給なんてわけのわからない積立式のものなので成果評価はほぼ不可能だ。
というわけで、普通に考えれば、“テレワーク”の普及は、あるとしても職務給(役割給といってもいい)
が浸透し、年俸制などの出来高払いのシステムが一般化してからだろう。
21世紀になった今も懲りずに「35歳モデル賃金」とか「ベア貫徹」とか言っている連合を支持基盤とする
民主党が与党にいる間は、絶対に実現しないのは言うまでもない。
と書くとなんだか明るい展望ゼロの話になってしまうのだが、最近は逆の流れでの普及もあるような
気がしている。つまり、革新的なITツール等が発売されて、それを使えば固定費が大幅に削減できて
しかも労働生産性が上がる、的な状況になって、ノマド的なワーキングスタイルの需要が高まるということだ。
実は20年くらい前(つまり日本型雇用が別に崩壊も機能不全も起こす前)から、
出向や留学で海外へ→日本型雇用の異常さに気付く→「やってられるか!」といって外資へ脱北
という王道は存在していたのだけど、要するにこんな感じで覚醒する人が増えるかもしれない。
iPadバカ売れで雇用流動化!なんていうのは夢を見すぎだろうか。
更に言うと、外資へ脱北→外資といえども「サラリード・ワーカー=コスト」という、資本家から見れば当然の事に気付く→やっぱり資本主義で勝負するなら起業家(資本家)だぜっ、と言ったか言わないか知らないけど、、、ベスト・アンド・ブライテストは独立しているのでは?
こういうのは如何?
出向や留学で海外へ→日本の生活水準の異常な低さに気付く→日本にはリスクに見合う雇用や研究機会さえも枯渇している→日本なんかに戻らず海外外資へ亡命
山口県出身の城さんでも面白がってくれるに違いないと思い、
思わず書き込んでしまいました。
iPadが超欲しくなります。
広島弁によるiPad紹介ビデオが話題↓
http://www.gizmodo.jp/2010/05/ipad_hiroshima.html
「会議や書類はどうするのか?」
みたいなことを言う人がいますが、
会議や書類を減らすことは考えたりしないのだろうかと、ふと思ったりします。
とある会社で、実験的に全社員を在宅勤務させてみた、というモデルケースがありますので、興味のある方はご覧になってください↓。
実際に“全社員在宅勤務”を実施してみたら
http://www.atmarkit.co.jp/im/cits/special/bcp/interview/01/01.html
韓国・中国などのアジア人に比べ、日本の若い人が海外留学目指さない現象と関連している気がします。海外に盛んにいかれてしまって日本より全然いいと気づかれてしまうと(またその情報が拡散してしまうと)、誰も年功序列のピラミッドの一番下からやる気が起きません。労働市場のシステム維持のため、内向き思考(若い人留学行かない)に率先して加担してるのが教育システムとマスコミかと。
じゃあ、当分は無理ですね(笑
勤続年数くらいしか寄る辺ない老害層が、あと20年分くらい会社に蓄積して幅をきかせちゃってますから・・・
・ネット回線
・指紋認証のパソコン
・ウェブカメラ
・カギのかかる個室
仕事の流れとしてはリンク先の方の記述で異論はありませんが、駅近くのサテライトオフィスなんて作るなら通勤するのと同じでしょう。結局外に出るなら女性は化粧とかしないといけなくなりますし。
ウェブカメラを監視カメラ代わりにして、仕事中は必ず録画。ログインには指紋認証を間に入れる。
問題が起きたら録画データを確認、という事にすればセキュリティーは十分かと。
あとは仕事場代わりの個室に入れるのは赤子と幼稚園児のみで、仕事中は家族でも立ち入り禁止にするとか。
大手は無理でしょうけど、中小なら十分やれるでしょうし、やりたいところもあるでしょう。
10人の社員にコレを実施すれば、浮いた交通費でもう1人くらい雇えます。
小さい子供が居て外に出られないけど(あるいはフルタイム勤務は出来ないけど)責任を持った仕事をしたい、という今の日本では完全に戦力外とみなされている層を戦力に出来ます。
従来の学校のシステムは、要するに、社畜化されたリーマン・OLを養成するという「隠れた目的」があり、教師は上司の代わりみたいなものです。実際、私が(私立の)小・中・高校に通っていた時、朝の通学電車の中で本物のリーマンたちを見て、「自分って、リーマンみたいだな」、と思ったほどです。学校の帰りに、新宿・歌舞伎町外れにある屋台でラーメンすすったりしてね。私は、今は自営業ですが。
子供が学校でいじめられたり、勉強が分からなくなって、自殺を考えるぐらいなら、学校なんて行く必要がない。毎年、大検を経て東大や他の一流大学に入る人もいるし、海外の大学だってある(これは金がかかるけど)。自営やるなら、学歴はほとんど関係ないし(職種にもよる)。
日本企業の在り方もそろそろ限界でしょう。経営者の視点からして、大都市に広いオフィスを構えるだけで、ものすごく金がかかる。人件費やその他の諸雑費もバカにならない。今後、ネットや電話会議を使った在宅ワークが増えることでしょう。まあ、職種や仕事の内容にもよるでしょうけどね。
(*)・・・アメリカや他の英語圏ではほぼ合法で、公立の学校に満足しない親が、家庭で子弟を教育しています。通信教育によるプログラムもあるとか。