城台山日記

 城台山の麓で生まれ、毎日この山に登り、野菜・花づくり、読書、山登りをこよなく愛する年寄りの感動と失敗の生活日記です。

オゾウゾ山・今年初めての雪の山 23.11.21

2023-11-21 19:43:26 | 山登り
 今日のオゾウゾ山(1085.2m)の参加者4人の平均年齢は55歳、この平均というのに騙されてはいけない。中身は73歳、71歳、52歳、24歳、これほどバラエティに富んだ組み合わせは滅多にないだろう。なにより24歳のうら若き女性が年寄りグループ(52歳のYさんご免なさい)に参加してくれることはまさに僥倖とも言うべき出来事かもしれない。しかし、この若きSさんは、揖斐の山とかヤブ山に興味を持ち、社会人2年目でニコンで山の写真を撮りまくる女性でもある。

 さて、余計な話はこれくらいにして、今日の山の話をしよう。この山を企画したのは、「ぎふ百山」を集中的に登っている我が山とものEさん。11月の初めの頃は気温が高く、やっと普通の晩秋らしくなり、伊吹山初冠雪などの雪便りが届くようになった。蛭ヶ野あたりからは道路脇に雪があり、最近降ったようだ。荘川インターで高速道を降り、156号線で白川村に入った。この辺でも道路脇には雪が残り、オゾウゾ山も雪があることが想像された。

 156号線から右の道を進むとダムの管理所があり、ここに車を停めさせてもらった。駐車地から来た道を戻ると(高圧線の)管理道がのびている。管理道特有の黒のプラスチックの階段が見えているが、かなりそのプラスチックが傾いていたり、露出していて歩きにくい(もちろん途中までとはいえ管理道自体はありがたいのだが)。地形図から想像していたとおり、かなりの傾斜の登りが続いている。


 最後の鉄塔からヤブに入ることを覚悟していたが、それを過ぎてからもしばらく管理道が続いていたのはラッキーだった。その管理道が右手の方向に行くのを見て、斜面を直登するあたりからヤブとなった。しかし、そのヤブはほとんどが薄く、またこの時期特有の木の葉が全て落ちており、見晴らしが極めて良かった。管理道の途中から雪は出てきたが、靴が埋もれるほどではなく、かえって登り易くなっていた。

 山頂付近は少しだけヤブが濃くなっていたが、山頂付近は切払いがされていた。そしてそこから眺める雪をまとった大笠山や笈ヶ岳の姿は我々を感動させた。無風、快晴の中、昼飯を食べた後も、去りがたい気持ち一杯であったが、帰りの温泉を楽しみに下山にかかった。雪が多くなくので、帰りはとにかく滑りやすい。何回か尻餅をついた。もちろん、濡れたヤブと雪のことを考え、ズボンのカッパをはいていたのは大正解だった。

 最後に今回終始トップを務めた若きSさん、残置の赤布が一杯ついていたのと赤布をつけることが名人技となているEさんがつけた赤布のおかげもあった(これは帰りの話なのだが)のであるが、我々を無駄なく山頂そしては駐車地まで導いたことは称賛に値することであると記しておく。


 それでは写真を紹介する。

 7:44 駐車地

 7:45 奥の方に見えるのがオゾウゾ山?

 7:46 登山口 管理道始まる

 7:53 管理道

 7:59 最初の鉄塔

 8:27 急な道が続く

 8:34 北の方角 少し冠雪している

 8:38 国道156号線が見える

 8:49 ブナの道

 8:59 鉄塔が終わり、いよいよヤブに突入かと思ったが、この上にも管理道はのびていた

 9:10 まだ管理道がある

 10:15 ヤブはほとんどが薄い

 10:28 オゾウゾ山山頂

 10:29 右大笠山 左笈ヶ岳

 10:37 Eさん設置の標示板

 11:14 下山開始

 12:21  左 樅糠山

 13:04 駐車地対岸の山の斜面

コースタイム 登山口7:46→最後の鉄塔(四番目)8:55→山頂10:28~11:15→登山口13:04 
コメント
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