城台山日記

 城台山の麓で生まれ、毎日この山に登り、野菜・花づくり、読書、山登りをこよなく愛する年寄りの感動と失敗の生活日記です。

11月の野菜・いも談義 21.11.1

2021-11-01 20:33:48 | 野菜作り
 今日はEさん、Mさんと8時半三輪神社出発で城ヶ峰までお散歩。カエデなどが少し色づいてきた。おじさんの差し入れは焼き芋で、昨夜「青天を衝け」を見ながら、陶器の鍋でつくった。サツマイモの種類はベニハルカで、収穫は10月中旬頃だったから、甘くなっているはずだった(サツマイモは収穫後しばらく放っておくと甘くなる)。最近のコンロは過熱防止が付いているので、熱くなると停まってしまう。鍋の説明書には、中火で10分その後弱火で20~25分とあるが、コンロが自動で停まったりするので、この時間では焼き上がらない。結局、1時間以上かかってしまった。竹串で簡単にさすことができるようになれば完成ということになる。そして、今朝レンジで温めて、3人で城台山でいただいた。

 焼き芋

 参加しなかったSさんから前に安納芋とベニハルカでどちらが美味しいか聞かれたことがあった。その時点ではふかし芋と芋サラダしか食べていなかったので分からないと答えた。今日初めて焼き芋を食べてやっとこの比較ができるようになった。昨年までずっと安納芋を作り、今年初めてベニハルカを作った。焼き芋として比較すれば、安納芋は少しべちゃっとしているうえにかなり甘い。一方、ベニハルカは少し上品な甘さで少しほくほくしている。結論を言えば、個人の好みということになる。しかし、ベニハルカは安納芋と比べるとかなり収穫量が少ないし、大きな芋もできない(単に栽培下手なのか?)。そして、我が家では家内が干しイモを例年だと一杯作る。干しイモでは、安納芋は飴色のようになり、かなり甘い。しかし、ベニハルカでは色は白っぽいし、あまり甘くもならない。やはり、来年は安納芋を再び作ろうと思った次第。

 次に里芋の話。今年作った場所は土が痩せているので、何を作っても収穫は悪い。石川早生など親芋を食べない芋は小さな子芋ばかりで皮をむくのに大変だと家内から苦情が来ている。一方、親芋が美味しい赤いもは比較的生育が良い。そしてこの赤いもは、その茎がズイキとして食べられる。そのズイキを能郷白山の帰りにOさんとIさんに持ち帰ってもらった。

 赤いも この茎がズイキ

 赤いもの親

 この親芋、我が家ではおでんの具として食べることが多い。独特の食感がある。この親芋、先日の門入滞在で泉翁が食卓に出してくださった。山荘の中心にある薪ストーブで少し焼いてから食べる。素朴な味だが、美味しい。親芋を湯がいて(大きいままなのか3センチ角に切ってからなのか分からない)その後干したものと思われる。長い冬を過ごすときの代表的な食料であったのではないかと勝手に想像する。

 最後に大根の話。まだ十分な太さではないが、引き抜いて食べてみた。煮付けにしたのを家内が食べて少し苦いと言ってきた。食べてみると確かにほろ苦かったので、早速ネットで調べてみた。すると十分成長していない大根はほろ苦く、これが美味しいと書いてある。今までも十分成長していない大根を食べたことがあるけれどこの苦さは初めての経験だった。もうしばらくすれば十分な太さに達する。その時にどんな味がするのだろうか。

 11月1日現在の大根
コメント
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