城台山日記

 城台山の麓で生まれ、毎日この山に登り、野菜・花づくり、読書、山登りをこよなく愛する年寄りの感動と失敗の生活日記です。

山の贈り物2021 21.11.23

2021-11-23 19:48:00 | 地域のこと他
 堆肥は土壌改良剤として野菜づくりになくてはならないものである。堆肥は土を団粒構造、わかりやすく言うとふかふかの土にしてくれる。市販されているものでは、牛糞堆肥、バーク堆肥、あるいはおじさんがバラ作りで最近使うようになったサラブレッドの堆肥などがある。自家製では家庭の生ゴミを使うのがあるが、量的にはしれていると思われる。この時期山に行くと落ち葉を集めている人に出会うことがある。そうおじさんはこの時期ほぼ一ヶ月にわたり、城台山に登ったついでに肥料袋などに落ち葉を入れて持ち帰っている。さらにそれだけでは量が集まらないので、中腹の一心寺まで車を乗り入れて落ち葉を集めている。
※今日の記事は、3回目となる。一回目は2019年12月12日「山の贈り物」、二回目は2020年11月26日「山の贈り物2020」で書いているので良ければ見て欲しい。

 そうして集めた落ち葉(畑の芋づる、黒豆の茎や葉、草なども含めて)は簡単な囲いの中に押し込み、5月か6月の切り返し(この時点ではまだ葉の形をしているのが多い)の後、11月下旬頃に囲いから取りだし、畑に撒く。このとき沢山の幼虫が姿を現わす。折角気持ち良く寝ていたところを起され、寒空の中外に放り出された幼虫にとってはとんだ災難である。取り出される前、囲いの中は落ち葉が分厚く積もり、少しずつ発酵もしているのでこの中は温かいと思われるので、とても良いすみかだったはずだ。

 これが堆肥を作るための囲い 落ち葉=腐葉土=堆肥はもうない

 撒いた堆肥 葉の形をもうとどめていない 

 これが幼虫
 幼虫の正体はカブトムシであろう(グーグルで写真検索した)。ところがカブトムシとするには謎がある。グーグルで調べるとカブトムシは成虫の期間も入れてその寿命は約1年となっている。かりに昨年の12月頃この囲いに入れた落ち葉に幼虫(この時期は極めて小さい)が付いていて、それが囲いの中で大きくなった(秋以降急に大きくなると書いてある)ものと考えると来年の春以降に成虫になるとすると寿命は約2年になってしまう。別の考えではこの幼虫は親が夏以降にこの囲いのどこかに産み付けたとすると寿命は1年に収る。しかし、囲いの大部分はビニールシートで覆われている(もちろん落ち葉が外に出ているところもあるが)し、ここに落ち葉が大量にあることをどうして知るのだろうか。是非とも昆虫に詳しい方に教えていただきたいものである。

 以下は今日の城台山

 一心寺の紅葉が見頃になった 露出を+補正

 落ち葉 露出を+補正

 落ち葉2 

 落ち葉がおじさんを呼んでいる(^0^)



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