イエス・キリストは弟子たちに、「だれでもわたしに付いて来たいと思うなら、その人は自分を捨て、自分の苦しみの杭を取り上げて、絶えずわたしのあとに従いなさい」、つまり、イエスの真の弟子・クリスチャンとして歩むのは易しいことではないと教えられました(マタイ16:24)。その教えの六日後には、弟子のペテロ、ヤコブ、ヨハネと共に、高大な山に行き、彼らの前で変ぼうし、その顔は太陽のように輝いたことが、マタイの福音書に次のように記されています。そのようにしてイエスは、神の王国の王としての栄光を予告する姿をお見せになられました。
「六日後、イエスはペテロとヤコブおよびその兄弟ヨハネを伴い、彼らだけを高大な山の中に連れて来られた。そして彼らの前で変ぼうされ、その顔は太陽のように輝き、その外衣は光のようにまばゆくなった。そして、見よ、モーセとエリヤが彼らに現れ、イエスと語り合っていた。ペテロはそれにこたえてイエスに言った、「主よ、わたしたちがここのいるのは良いことです。お望みでしたら、わたしはここに三つの天幕を立てます。一つはあなたのため、一つはモーセのため、一つはエリアのためです」。彼がまだ話しているうちに、見よ、明るい雲が彼らを影で覆った。そして、見よ、その雲の中から、声があって、「これ(イエス)はわたし(神エホバ)の子、わたしの愛する者である。わたしはこの者(イエス)を是認した。この者(イエス)に聴き従いなさい」と言った。これを聞くと、弟子たちはうつ伏して非常に恐れた。その時イエスが近くに来て、彼らに触りながら、「起き上がりなさい。恐れることはありません」と言われた。彼らが目を上げると、イエス一人のほかはだれも見えなかった。そして、彼らがその山を下っていた時、イエスは彼らに命令してこう言われた。「人の子(イエス)が死人の中からよみがえらされるまでは、この幻についてだれにも語ってはなりません」」(マタイ17:1~9)。
上記のマタイの福音書の通り、イエスは、ペテロとヤコブとヨハネを3人の弟子たちのみを伴って高大な山の中に連れて行かれました。そこでイエスは彼らの前で、「変貌され、その顔は太陽のように輝き、その外衣は光のようにまばゆくなった」ことが記されています。このイエスの変ぼうの姿は、イエスの死と復活があり、先にペテロがイエスに言った避けるべき死ではないことを証明するものとなっています。その輝くイエスの変ぼうを、神エホバが「これ(イエス)はわたし(神エホバ)の子、わたしの愛する者である」と、イエスが水のバプテスマを受けた時と同じように、神エホバがイエスを是認している声がありました(マタイ3:17)。さらに神エホバは、ペテロとヤコブとヨハネに、イエスに「聴き従いなさい」と命じられました。ですから、このイエスの輝く変ぼうは、イエス・キリストが神の王国の王として栄光を受けることを予告する姿となっていました。ペテロは、「自分たちがキリストの荘厳な目撃証人となった」と、述べ、かつ、「したがって、わたしたちにとって預言の言葉はいっそう確かなものとなりました」と書いています(ペテロ第二1:16~19)。さらに、この輝くイエスの変ぼうは、イエスが1週間前に弟子たちに約束した「人の子(イエス)が自分の(神の)の王国をもって到来するのをまず見るまでは決して死を味わないものたちがいるのです」(マタイ16:28)と、述べた言葉通り、ペテロ、ヤコブ、ヨハネの信仰を強めるものとなりました。
パリサイ人たちは先にイエスに天のしるしを見せるように求めていました(マタイ16:1)。イエスが、神エホバの選ぶ神の王国の王として聖書の中で約束された者であることを証明するしるしです。彼らはそのようなしるしを何も与えられませんでした。他方、イエスの弟子のペテロとヤコブとヨハネは、神の王国の王に関する預言を確証するものとして、イエスの輝く変ぼうを見ることが許されたのです。後にペテロが「預言の言葉はいっそう確かなものとなりました」と述べた意味が、よく理解できるのではないでしょうか(ペテロ第二1:19)。このマタイの福音書の記録は、私たちの信仰を強めるものとなっています。
新品種 柑橘多き 道の駅 今日の一句
お訪ねした家の鉢植えの「桜草」
キリストの変貌の意味を説明してくださりありがとうございました。
この箇所を読んでJWみやさんと同じようなことを考えていました。考えたことを代弁してくださり感謝します。
今日も新しい記事を楽しみにしています!
12使徒のうち、主要な、あの3名だけに、そのお姿を、お見せになったわけですね。
みやさんの、お母様も、脳梗塞だったのですね。
祖母は数日後に帰って来ますが、福祉施設のヘルパーさんにも来てもらうそうです。
布教を拒否して、最後まで信者にならない、人々の中にも、良い人は多く居るはず。
生きてハルマゲドンを経験する人々の中には、そういう人々も、いるでしょう。
千年統治の期間という、最後のチャンスが、あるわけですから、
ハルマゲドンを通過できる人々の、範囲を広くして欲しいものです。
千年統治の期間が終わったあとの、永遠に続く期間は、なんて言えばいいですか?
なにか、その期間を表す言葉など、ありますか?
ももさんがおっしゃる千年統治後の永遠に続く期間ですが、私は「新天新地」と呼んだりします。
千年支配のことは黙示録20章に書かれていますが、その後の期間のことは黙示録21章に書かれています。
そして21章は「わたしはまた、新しい天と新しい地を見た」で始まっているため略して新天新地です。
とはいえこれはそれぞれの教派によって呼び方が異なると思いますのであくまで参考程度ということでお願いします。
また第二ペテロ3章13節から推察できるように「新しい天と新しい地」という表現は千年支配も含む包括的な表現として使われることもありますので正確な言い方ではないかもしれません。
やはり参考程度にお願いします。
こんばんは♪
引き続きマタイの福音書の紹介記事をお読み頂き、
感謝致します♪
イエスの変ぼうを目撃したペテロやヤコブやヨハネは、
信仰を強固なものに出来ました♪
私たちもマタイの福音書から、聖書の巻末の啓示の書(黙示録)まで、
すべてを読むことができますので、エホバの約束がどのように成就するかを、
具体的に理解でき、イエスの変ぼうの意味することが、
明確に把握できます。そのため、イエスの弟子たちと同様に、
信仰に堅く立つことが出来ますので、幸せです♪
引き続きマタイの福音書を毎日紹介していますので、
お読みくだされば嬉しく存じます🎵
絶えざる感謝を添えて♪
こんばんは♪
マタイの福音書の紹介記事をお読みくださり、ご丁寧なメッセージに感謝致します♪
今日の7日は午後から晴れ間も広がりほっとする1日でした♪
モモ様は休日は如何お過ごしでしょうか。
イエスの変ぼうは、神の王国の王として導きを与えてくださる、
イエスの栄光の姿でしたが、その時、エホバがその立場を是認されましたので、
ペテロやヤコブやヨハネは信仰を強めることが出来たに違いありません♪
同時に、現在の私たちは聖書全巻を読むことが出来ますし、
啓示の書を通して、神の王国がどのように実現し、み言葉が成就するかの様子を、
理解していますので、わたし達も信仰に堅く立つことが出来ています♪
千年統治が完了すると、
イエスはすべての権威をみ父エホバに返されます(コリント第一15:24)。
千年統治が終わったあとの呼称はダニエル2:44に記されている通り、
「定めのない時に至る神の王国」で良いのではないかと思います。
またペテロ第二3:13から「義の宿る新しい社会」と言うこともできますし、
啓示21:4からは「永遠の命の楽園」などということもできるかも知れません。
あるいは「真の命の宿る楽園」ともいうことが出来るかも知れません(啓示22:1,2)。
間もなく生じる神エホバの裁きの日を出来るだけ多くの人々が生き残ることが、
神エホバの願いです(ペテロ第二3:9)。
神エホバから祝福され是認を受けるには、次のことを満たす必要があります。
1.唯一まことの神エホバとそのみ子イエスについての、
正確な知識を取り入れること(ヨハネ17:3)。
2.み子イエスの贖いの死に信仰を働かせること(ヨハネ3:16.啓示7:14)。
3.霊の実を培い、温和な特質を表わすこと(ガラテア5:22,23.マタイ5:5.詩編37:11)。
4.神の王国と神の義を第一にもとめること(マタイ6:33.詩編37:29)。
5.神エホバの教えを守り行う事(イエスの教えを守り行う事)(マタイ7:24,25.詩編1:1~4)。
6.神の王国の良いたよりを宣明する業を行なっていること(マタイ24:14:28:19,20、ルカ4:43)。
7.生活のあらゆる分野でエホバのご意志を行うことや、羊のような人として選ばれる事(マタイ7:21;25:31~46)。
8.イエスに見倣い神エホバへの献身のバプテスマを受けている事(マタイ3:13~17)。等々
成人していない純真な子供たち、
JWの配偶者を大切にしている未信者の配偶者、
あるいは、神エホバの救いの業に希望を託している人たちも、救われる可能性があります。
エジプトを脱出して救われたのはイエスらエルの民だけではなく、
神エホバの救いを信じ、イスラエルの民に従った他の民族が含まれていることから類推できます(出エジプト記参照)。
いずれにしても、ノアの洪水の時に神エホバが、
箱船の入口を閉ざされたように、神エホバがイエスを通して、
愛と公正の原則に従ってお決めになられます。
私たちはそれまで、イエスのご指示通りに神の王国の良いたよりを宣明します(マタイ24:14)。
モモ様の優しい気遣いが、神エホバにきっと喜ばれているに違いありません♪
重ねての感謝とクリスチャン愛を添えて♪
教派によっては新天新地と言いますね。
新天新地は千年統治を含むかもしれませんね。
みやさん、お返事を、ありがとうございます。
定めのない時に至る神の王国と言う場合は、
千年統治の期間を含んで言う場合は、ありませんか?
こんにちは♪
今日も朝から晴れて気持ちの良い日になりました♪
偉大な創造者エホバ神が季節を備えてくださったことに感謝しています(創世記1:14)。
「定めのない時に至る神の王国」は、
ダニエル2:44から紹介致しましたが、コメント頂きました通り、
千年統治の期間も含まれています♪
「新しい天と新しい地」という呼称は啓示21:1によりますが、いずれの場合も千年統治の期間が含まれています♪
ご承知の通りに千年統治以降のみの「呼称」としては聖書に記載してありませんが、
み父エホバがみ子イエスに啓示された呼称からすると、
「神の王国」という呼び方で良いのではないかと思います。
その「神の王国」はダニエル2:44で保証されている通り、
定めのない時にまで至ります。
神エホバは新しい「呼称」が必要になれば、
千年統治の期間中に新しく啓示されると思いますので、
その日を待ちたいと思います♪
いつもご丁寧なメッセージに心から感謝致します♪
クリスチャン愛を添えて♪