神エホバは聖なる幕屋の至聖所と聖女を区切るための垂れ幕や入口の垂れ幕を造るように命じ、かつ食卓や燭台の配置も明確に指示されました(出エジプト記26:31~37)。次に神エホバは、聖なる幕屋の至聖所の前に置く祭壇をアカシアの木で造るように命じられました。次のように記されています。
「また、あなたはアカシアの木で祭壇を造らねばならない。その長さは五キュビト、幅は五キュビトである。その祭壇は真四角にすべきであり、高さは3キュビトである。また、角を四隅の上に造るように。その角がそれ(祭壇)から出る。それに銅をかぶせるように。また、その脂灰を除き去るための缶、およびそのシャベル、鉢、肉刺し、火取り皿を造るように。そのすべての器具を銅で造る。また、その(祭壇)ために格子、すなわち銅の網細工を造るように。その網に、すなわちその四つの突端に銅の輪四つを造るように。そして、それを祭壇のへりより下、内側の下方に掛けるように。その網は祭壇の中央のほうに来なければならない。また、祭壇のためにさおを造るように。そのさおはアカシアの木でつくられる。それに銅をかぶせるように。そして、そのさおを輪に差し込み、その祭壇を運ぶさいにさおがその二つの側に来るようにしなければならない。あなたはそれを厚板で空洞の大箱の形に造る。山であなたに示されたとおりに、彼らはこれを造る(出エジプト記27:1~8)。
神エホバは至聖所の前に置く祭壇をアカシアの木で真四角に造るように指示されました。大きさも約2.25m角の大きな祭壇です。祭壇の四隅には角を造り、その角には銅をかぶせるように命じられました。祭壇に用いる器具も銅で造るように指示されました。また、この祭壇は聖なる幕屋を移動するときに、移動可能な構造に造るようにも指示されています。この祭壇の後ろ側の至聖所に契約の証の箱が置かれていました。
余談ですが、日本の各地で見かける神社仏閣の祭壇は、神エホバが神聖な幕屋の至聖所の前に置くように命じて造らせた祭壇に由来しています。日本人が独自に考えたものではなく、神エホバがイスラエルの民に命じた内容が、伝わっているものです。また仏教の葬儀の時に、香を立てる祭壇やその後ろに置く、亡くなられた方の棺を置く方式も、神エホバが聖なる幕屋の契約の箱の位置と祭壇の位置関係を定めた内容を、誤用したものです。命の源の神エホバへの清い崇拝の方式を偶像崇拝の儀式に置き換えています。み言葉・聖書を調べると、神エホバの喜ばれることを行っているのか、それとも伝統的に神エホバが忌み嫌われる事柄を行っているのかどうかを正しく識別することができます。
生垣の ピンクの椿 足止める 今日の一句
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