聖書には利口な女性はダビデ王から親切な言葉を掛けられた後に、「どうか王に一言申し上げさせてください」と言うと、ダビデ王はその女性に「話しなさい」と、言ったことが記されていました。ダビデ王は気持ちの優しい王であり、かつ利口な女性も王に近づき、自分の気持ちをしっかり伝えていますので、「心の賢く、勇気のある」女性だったことが分かります。引き続気、利口な女性がダビデ王に伝えた言葉が次のように記されています。神の
「(利口な)女性は言った。「王はどうして神(エホバ)の民にとって損失となることをしておられるのですか。王がおっしゃったことからすると、追放した子を連れ戻さない王には罪があるのではありませんか。私たちは皆、必ず(老化し)死にます。地面に注ぎ出され、取り戻すことのできない水のようです。しかし、神(エホバ)は命を取り去ったりはしません。神は、(罪を犯した)誰かを追放されたとしても、ご自分のもとからは追放されるべきではない理由を考慮されます。私がこうしたことを王にお話しに参りましたのは、人々が怖くなったからです。私は考えました。「王に話そう。王はきっと私の願いを聞いて行動してくださる。王は聞いて、私を救ってくださるに違いない。神(エホバ)に頂いた土地から私とたった1人の息子を消し去ろうとする人の手から、救ってくださる」。そしてこう願いました。「王が私を安心させることを言ってくださいますように」。王は、真の神(エホバ)の天使のように、良いことと悪いことを見分けるからです。エホバ神が王(ダビデ)と共にいてくださいますように。」」(サムエル第二14:13~17)。
上の聖句に記されている通り、利口な女性はダビデ王に「王はどうして神(エホバ)の民にとって損失となることをしておられるのですが」と、普通なら王に向かって言いにくい言葉を率直に伝えています。そして、利口な女性は確信を込めて、自分の願いをダビデ王の心が動くように伝えています。さらに、ダビデ王を天使のようであることや、神エホバはダビデ王と共にいてくださるように、と述べてダビデ王の保護と祝福も願い求めています。私たちもこの利口な女性の請願の言葉に見習いたいものです。
さて、ダビデ王は利口な女性に何と言うでしょうか。次回に引き続きお伝え致します。
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午後の庭 黄色き蝶の 飛び去りし 今日の一句
家の前の畑に舞い降りた黄紋蝶
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