イエス・キリストの教えられた有名な山上の垂訓は、聖書全体の教えが凝縮されている感じが致します。その有名な山上の垂訓の中で、イエスは有名な「黄金律」を語り、教えられました。次のように記されています。
「それゆえ、自分にして欲しいと思うことはみな、同じように人にもしなければなりません。・・・」(マタイ7:12)。
上記の言葉が「黄金律」として、世界中の人々に知られていることばです。皆様方もこの「黄金律」をご存知であり、日々の生活に適用されていらっしゃる方々は、物事が順調に進み幸いです。イエスが語られた上記の黄金律は、とても積極的な思考パターンで善を行うよう、私たちを励ます言葉となっています。
著名な成功者たちは、イエスの「黄金律」をあらゆる場面で適用し生活をしたと語っておられます。私たちは、多くの方々が仕事を通して社会に貢献されていることを知っています。しかし、その仕事を遂行するに当たって、職場での人間関係によって、働く喜びを喪失してしまう人もいらっしゃるようです。ご承知の通り、仕事は多くの場合組織的に行われるため、職場では上司がいますし、多くの同僚がいます。喜びをもって仕事を遂行する上で、良い人間関係は不可欠です。先輩や同僚の方や部下に仕事の話をする場合に、「自分ならこの場面でどのような言葉で話をされたら喜びとなり、力になるだろうか」と、「黄金律」を適用し、自問なさることをお勧め致します。「黄金律」の適用は人間関係を良くし、物事が順調に進むでしょう。仲間を信頼し、権限を委譲してください。愛は築き上げる言葉を語りますので、「自分の言葉は、他の人を築き上げる言葉だろうか」と吟味してくだされば幸いです(コリント第一8:1)。
黄金律を適用する上で、神エホバから出る教え・霊の実の愛、喜び、平和、辛抱強さ、親切、善良、信仰(信仰とは明白な証拠に基づき、私たちが抱く期待・希望が保証されていること)、温和、自制の特質を蓄えることです(ガラテア5:22,23)。愛があれば共に喜び合い、平和を作り出します。愛があれば辛抱強く接し、親切にし、善良に振る舞います。愛があれば真の信仰に立ち、他の人を築き上げます。愛があれば温和に話し、自制心を働かします。霊の実を発揮し、人間関係を築き上げる上で、「黄金律」を適用できるでしょう。霊の実を蓄えると思考力が積極的なパターンに変化し、新しい人格を築き上げます(エフェソス4:20~24)。イエスの教えられた「黄金律」を何度もお読みくださり、その教えを黙想し、この対処しにくい危機の時代に生きる生活の中で適用し、日々が平安と義に満たされる人たちは幸いです(テモテ第二3:1~5.イザヤ48:17,18)。
ウグイスの 声快き 奉仕かな 今日の一句
ご近所の鉢植えの「クレマチス」
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