神エホバは聖なる幕屋の祭壇に置く石の書き板の証しをいれるアカシアの木で箱を造るように指示されました。つまり契約の箱の製作の指示ですが、その箱は内も外側も純金で覆うように命じられました(出エジプト記25:10~15)。さらに神エホバは契約の箱に金の打ち物細工のケルブ(神エホバの特別の任務を持つ高位のみ使い)二つを造り取り付けるように次のように命じられました。
「また、あなたは純金の覆いを造らねばならない。その長さは二キュビト半、その幅は一キュビト半。また金のケルブ二つを造るように。打ち物細工でそれを(契約の箱の)覆いの両端に造る。そして、一つのケルブを一方の端、一つのケルブを他方の端に造りなさい。あなた方はそのケルブを、(純金の)覆いの上、その二つの端に造る。そして、ケルブはその二つの翼を上方に広げ、(契約の箱の)覆いの上方を翼で仕切り、その顔は互いのほうに向かっているように。ケルブの顔は(純金の)覆いのほうに向いているべきである。そして、その(純金の)覆いを、箱の上方、その上に置くように。その箱の中には、わたし(エホバ)が与える証しを入れる。そして、わたしはそこであなたに臨み、(契約の箱の)覆いの上方から、証しの箱の上にある二つのケルブの間からあなたに話す。すなわち、イスラエルの子らのためにわたしがあなたに命じるすべての事柄を話す」(出エジプト記25:17~22)。
純金の覆いの契約の箱の上部の両端に、それぞれ金の打ち物細工のケルブ(神エホバの特別の任務を持つ高位のみ使い)を造るように命じられました。その配置をどのようにすべきかを細かく上の聖句のように指示されました。その契約の箱の中には、神エホバが与える証しを入れることを重ねて指示されました。神エホバはモーセを通し、イスラエルの民に与える「すべての事柄を証しの箱の上にある二つのケルブの間から話す」ことを明らかにされました。聖なる幕屋の祭壇の奥に置かれる金の打ち物細工のケルブの飾りのついた契約の箱は、神エホバがイスラエルの民を導く言葉を告げる重要な役割を果たすようになることを明らかにされたのです。
初冬にも 清かなりけり 庭のバラ 今日の一句
寒波到来の庭に咲いている「バラ」
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