イサクは高齢になり目が見えなくなっており、ヤコブを長男のエサウと思い込み祝福の祈りをエホバ神に捧げました。その直後に長男のエサウは狩りに出ていた山から帰って来ました。さて、どのように進展するでしょうか。聖書には次のように記されています。
「イサクがヤコブへの祝福を願い終え、ヤコブがイサクの所から立ち去ったちょうどその時、兄エサウが狩りから帰って来た。エサウも美味しい料理を作って父(イサク)の所に持って行き、こう言った。「お父さん、体を起こして、私が持ってきた物をどうぞ食べてください。そして私(エサウ)のために(エホバ神に)祝福を願い求めてください」。そこで父イサクは言った。「あなたは誰なんだ」。エサウは言った。「あなたの息子、長男のエサウです」。イサクはひどく身を震わせてこう言った。「では、さっきの獲物を捕って持って来たのは誰だったのだろう。あなたが来る前に私はすでにそれを食べて、その人への祝福を(エホバ神に)願った。もうその人が祝福を受けることになっているのだ」。
その言葉を聞いて、エサウは悲痛な声で大きく叫び、父(イサク)に言った。「私のため、この私のためにも(エホバ神に)祝福を願い求めてください。お父さん!」イサクは言った。「やって来たのはあなたの弟(ヤコブ)だ。あなたのための祝福を自分のものにしょうともくろんだのだ」。エサウが言った。「さすがヤコブと呼ばれるだけのことはあります。私から2度も奪い取るとは。私の長男の権利を奪い、今度は私のための祝福を奪ったのです」。さらに言った。「私のためには、祝福を願い求めて下さらないのですか」。イサクは答えた。「私はすでに、彼をあなたの主人とし、彼の兄弟全てを彼の召し使いとし、穀物と新しいぶどう酒を彼(ヤコブ)に与えた。そうした今、何かあなたにしてあげることがあるだろうか」。
エサウは父に言った。「お父さん、あなたが願い求める祝福はもうほかにないのですか。私(エサウ)のため、この私のためにも(エホバ神に)祝福を願い求めてください。お父さん!」。エサウは声を上げて泣き出した。父イサクはエサウに答えた。
「あなたは、肥沃な土地から離れた所、天からの露がない所に住む。あなたは剣を振るって生き、兄弟に仕える事になる。しかし、やがて不満を募らせ、束縛を振りほどく」」(創世27:30~40)。
上の聖句に記されている通り、イサクはヤコブを長男エサウと間違い、神エホバに植福を願い求めた後にエサウは狩りから帰りました。イサクは自分もヤコブを長男のエサウと間違ったことに気付きます。
エサウは父親イサクに祝福を何度も願い求め、声を上げて泣き懇願しています。しかし、イサクは神エホバに祝福を願い求めたことを翻すわけにはいきませんでした。イサクは神エホバに対して二心があってはならないことを理解していたのです。
さて、この話はどのように展開していくでしょうか。神エホバはヤコブをどのように祝福するのでしょうか。引き続き次回にお伝え致します。
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