聖書にはヨアブが利口な女性に指示した通りの内容を、その女性がダビデ王に伝えたことが記されていました。引き続き、聖書には利口な女性の伝えた内容に応じたダビデ王の言葉と利口な女性の伝えた言葉が次のように記されています。
「(ダビデ)王は(利口な)女性に言った。「家に帰りなさい。あなたのことで命令を出しましょう」。テコアの(利口な)女性は王に言った。「王よ、罪の責任は私と父の家の者にあります。王とその王座は潔白です」。王は言った。「あなたに何かを言ってくる人がいれば、その人を私の所に連れてきなさい。その人があなたを悩ますことは二度となくなります」。女性は言った。「どうか王がエホバ神を覚えてくださり、復讐者が息子を殺すことがありませんように」。王は言った。「生きている神エホバに懸けて言います。あなたの息子の髪の毛1本でさえ、地面に落ちることはありません」。女性は、「どうか王に一言申し上げさせてください」と言った。王は、「話しなさい」と言った。」(サムエル第二14:8~12)。
上の聖句にありますように利口な女性は今度は自らの考えをダビデ王に述べ、「罪の責任は私と父の家の者にあります」と、正直、かつ謙遜に伝えています。加えてエホバ神がダビデ王を覚えてくださり、復讐者が息子を殺すことがありませんように、と、自分の気になっている事柄を伝えています。ダビデ王も「生きている神エホバに懸けて言います」と、自分の決意を述べ、ダビデ王も利口な女性も神エホバのご意思に堅く立っていることが分かります。
引き続き利口な女性はダビデ王に何を告げたかが記されていますので、次回にお伝え致します。
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