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宇多田ヒカルの離婚の報に「光」「Flavor of Life」を聴きながら想う…

2007年03月04日 18時17分03秒 | 芸能ネタ
僕はおそらく、結婚すらしたことがないし、本当の恋などしたことがないから、うまくは言えないが、そんな僕でも、あの2人は、本当に素晴らしい時間を過ごしてきたことだろうことがわかる。
それは、聴く側からの単なる勘繰りもあるが、その作品を聴けば伝わってくるものがあるからだ。
また、発表のタイミングもうまいとも思った。


結婚が明らかになる直前に、僕は、「光」という曲に大きな関心を示した。
それは、僕が元カメラマンとして、歌詞の中に、写真を制作する過程が描かれていることもあったからだろう。
しかし、それよりも歌詞やPVを観るたびに、「結婚が近い」と予感させる雰囲気が伝わってきていたからだった。
そして、しばらくしてから本当に「結婚」ということになった。
さらに、しばらくして僕にも彼女ができた。バカな僕はなぜか、この曲を自分たちに重ね合わそうとしていた。

その彼女とは、実質1年も続かなかったが、この曲はその後も僕にとって特別な意味を持ち続けた。それは、あの2人が、僕にとって一種の憧れとなっていたからだったかもしれない。そのことにようやく気付いている自分がここにいる。

だから、今回の報はショックだった。残念だった。
それに、今までの2人の作品に「ケチ」が付くんじゃないか?と思ったりもした。
僕は、未だ聴いていなかった「Flavor of Life」を早く聴きたいと思い、とりあえず、帰ってからすぐ、iTunes Storeからダウンロードし聴く。



しょっぱなから、迂闊にも目頭が熱くなった。こんなにも情感がこもっているとは思わず、この曲もストレートに伝わってくるものがあった。
最近の楽曲と比べても、明らかに違う雰囲気。ジャケットの写真からも何か寂しげな、疲れた雰囲気を感じる。これも聴く側の勝手な勘繰り。
何度も聴いているうち、「ケチ」は付かないなぁ、と思った。それは、2人は後悔していないことも伝わってきたから。

今後、この2人にいろいろなゴシップは出るかもしれない。中には、自分のことを「売り物」にする批判も出るだろう。
しかし、そういうことはとっくに乗り越え、音楽として高い完成度にさせているところに、宇多田ヒカルの魅力がある。商業主義的な部分と純粋な音楽性の絶妙なバランス。実体験を題材にするところに強い表現性が生まれるのも当然なことだと思う。
僕は悪いとは思わない。
例えば、写真というものが、これだけ一般人に浸透し、やる人の人口が増えたのは、デジタル化の波の前にあったアラーキーの「私写真」の一般的な認知が影響にあると思う。
もちろん、その際、↓このような論争もあったが。
ちなみに、この「センチメンタルな旅・冬の旅」は、アラーキーのサイン入りで持っていたりする。

 曲名リスト1. Flavor Of Life2. Flavor Of Life -Ballad Version-3. Flavor Of Life (Original Karaoke)4. Flavor Of Life -Ballad Version- (Original Karaoke)5. Flavor Of Life -Antidote Mix- (CD Only Bonus Track)

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