2007・横浜→東京行。その２。

こちらの記事のつづき。

それにしても、今日のコンサートでやる曲目に関しては気になる。

「君に胸キュン」を聴きながら、「これをやったら、笑っちゃうな。」とか思いながら、ひとり笑みを浮かべる、僕。（キショ。）

同時に、車内販売の綺麗なお姉さんに、「胸キュン」しながら、ふと、車窓に目をやると、雄大な富士山が僕の下種な感情をあざけ笑うかのように、視界に飛び込んでくる。

僕は、その富士山を見ながら、しばらく、固まってしまった。

普段、テレビや写真などで見る富士山よりも、実際に見た富士山は、僕の視界に立ちはだかってくるように高かった。

「こんなに、高かったのか。」と思った。

そして、この富士をこの高さで普段から見ている麓に住む人たちは、無意識に自然に対する畏敬の念を抱くのではないか、とも思った。

しばらく、そのまま固まっていたが、せっかくなので写真を撮る。

新横浜の駅に着いてから、僕は、iPodでYMOを聴いたままだった。

とりあえず、横浜駅に行く予定だったので、在来線のホームで電車を待っていたが、そのiPodを聴いていることに非常に違和感を感じていた。

なぜかは、わからない。ただ、次の駅が「菊名」だったので、聴くのをやめた。

そうすると、すぐに電車が来た。

よく見ると、やたらドアがある。優柔不断の僕は、一瞬、どのドアから乗ろうか迷うぐらいだ。

空いているドアから車内に入ると中は、中間テストの時期なのだろうか、ほとんど高校生だらけで混んでいる。

ミテクレは、どこの土地の高校生も同じだが、大阪の高校生に比べ余計な騒々しさを感じない。

横浜駅に着いた僕は、一路、横浜ベイクォーターへ。

ここで、僕は誰にも言っていなかった、ささやかな企みの準備をする。

その企みとは、今回のコンサート会場で限定のＴシャツが販売される予定なのだが、それに先立って、横浜ベイクォーターで行われている同じ主旨のイベントで、同じＴシャツが販売されている情報をつかんでいたので、事前にそのＴシャツを購入し、コンサート会場に着ていってやろう、という魂胆だった。

横浜ベイクォーターを見つけるなり、そのイベント会場がわかったので、一目散に向かう。イベント会場について、Ｔシャツの売っているところを探すが、あっさり、見つかって、「Ｔシャツは、ここで？」と一応、確認すると、「そうです！」と若い人たちの元気のいい声。「じゃぁ！これ下さい。」とＨＡＳのＴシャツ指差す。

「今日は、大阪から来ましてねぇ～。」などと、観光地に来た大阪のオバちゃんチックなこと言いながら、「今日は、（パシフィコ横浜のほうを指差しながら）コンサートあるじゃないですかぁ。行くんですよ。」とか言っていると、「コンサート、楽しんできてくださいねっ！」と若い女の子。いやぁ、気分のいいこと言ってくれるじゃない！さすが、横浜はかわいい女の子が多いね、などと思っていると、不意に照れてしまって「ありがとう。」としか言えなかった。

再び、横浜駅に戻り、桜木町駅で降り、予約していたホテルへ。

部屋に入って、ブログの更新などをした後、先ほど、横浜ベイクォーターで購入しておいたＴシャツに着替える。

ケータイには、長らく連絡を取っていなかったＴさんからのメールがあり、今回、仕事の時間を縫って横浜に来られているようだ。

ほか、いつものお仲間から「会場前で待ってます。」旨のメールも入り、17時前、ホテルを出て、いざ、パシフィコ横浜へ。

馬車道駅から地下鉄みなとみらい線で１駅。みなとみらい駅で降りる（あぁ、ややこしいw）。

駅から会場へ向かうと、「ＨＡＳのチケット、譲ってください。」と書いた紙を持った人を何人か見かける。

そう、今回のチケットの取得には、かなり厳しいものがあったのだ。某オークションでは、今回の１階席のチケット、3150円が、17万円の高値で競り落とされていた。変な話だ。

かく言う僕も自力では取れなかったクチで、ある方の良心的な御厚意によって今回こうやって会場に入れることになっている。（この場をかりて、あらためて感謝m(_ _)m）

いつものお仲間と合流し会場に入ると、やたらとテレビカメラが目に付く。取材しに着ているテレビ局が数社入っているようだ。

ここで、先に会場入りしていたＴさんとも合流。久かたぶりに会って話に花が咲く。気がつけば、さすがに、いつものお仲間がほぼフルキャストな状態だった。

しばらく話した後、それぞれの席へ。思えば先ほどから、会場にいる人の雰囲気が、普段のコンサートで見る人の雰囲気とちょっと違う。いつものお仲間もみんな、「今日は壊れる。」とか言っているし、もちろん、僕もだ。

そして…、その「壊れる」時は、やってきたのだった!!!

（ここで、続く…。にしておく。）

TB。--------

「junzirog：2007・横浜→東京行。その１。」

「junzirog：とりあえず、横浜に着きました！」