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修整、修正、加工、改ざん。

2024年10月05日 23時51分15秒 | 政治
毎日新聞が首相官邸のホームページに掲載された内閣の集合写真について、加工されたものが掲載されたのではないか、という記事を出しています。

リンク上から、記事(gooニュース)、毎日新聞の写真比較、当該の写真が掲載されている首相官邸ホームページの「総理の一日」の「石破内閣の発足」のページ。(当該写真は10枚目)

まず、いろいろな考え方があると思います。
しかしながら、ほかにマスコミのカメラマンがたくさんいて一緒に撮影している中で、そこから出てくる写真のひとつがこのように明らかにわかる加工すれば、いずれバレることは想像できなかったのでしょうか。

もちろん、官邸側にもいろいろな狙い、目論見、理由があると思います。
おそらく官邸のほうでも今後「残す」写真になるので、見た目をちゃんとしておくのは、わからないことはことはありません。
この場合、営業写真的な考え方でそのようにする、ということになろうかと思われます。
昔からある結婚式や七五三、お宮参り、成人式などを撮影する営業写真館の「営業写真」のことです。

営業写真館では昔から「修整」ということは行われていますが、特にお客様からのご要望がなくても、顔色を整える、しわを消す、メガネの反射を消す、儀礼的に入っていなかった胸ポケットのハンカチーフを描く、などは普通にされることだろうと思います。
ただ、その営業写真館の地域、業者などによって、どこまでやるか、どのようにやるか、その判断基準は違うと思います。
どちらにしても、基本的には違和感をなくすためになされるのだろうと思います。
「修正」ではなく、「修整」
あくまでも、「整える」ということです。(ねづっちさんが出てきそうですが)

僕自身も昔、営業写真館で働いていた時期がありますので、その当時のことは覚えていますが、当時と大きく違うのは、当時は写真がアナログで、今はデジタルになっているということでしょう。そういう意味では、今は「レタッチ」と言っていると思います。
顔色を整える、細かいシワを消すぐらいであれば、ワンクリックでできてしまうのでしょう。もちろんその際に逆に不自然になる時は、さらに作業はされると思います。

さて、今回の場合、石破首相と中谷防衛相の腹部で白いシャツが上着から見えていて、それをズボンのベルトの位置を上に上げる加工をすることによって、白いシャツの部分をなくした、ということですが、まず政治家ということは抜きにして、営業写真的に考えるのであれば、率直に言って「微妙」だなと思っています。
僕の個人的な感覚からすると、これは「修整」としてはやらないと思います。せいぜい目立たないように影になっている風にするかもしれませんが、基本的には何もしないでしょう。お客様から指示があれば「修正」としてやるとは思いますが。
またもちろん地域や業者によっては普通にお客様から何も指示がなくても「修整」としてやるところもあるでしょう。

今回の写真が、どのような撮影者に撮影され、官邸からどのような指示があったのかわかりませんが、もしそのような営業写真の業者が撮影していて、業者の判断でされたのかもしれませんし、官邸から指示があり業者が加工されたのかもしれません。

いずれにしても、毎日新聞の記事によると官邸が取材に回答がないので、どのような経緯で写真が加工され、ホームページへの掲載に至ったのか、さっぱりわかりません。
別のニュースでは「身だしなみ修正」を認めているようで、これまでにもやっていたことも認めたらしいですが、今回の腹部の件はやり過ぎだったのかもしれず、その点については、ひょっとすると官邸内でのちょっとした手違いだったのかもしれません。

しかし、いずれにしても、一国の政府の公人が公職に就く記念写真でこのような明確な加工をするのは良くないでしょう。
冒頭で触れたように、マスコミの写真と比べれば、すぐにわかりますし、実際にバレてしまったわけです。過去の歴史でもあるように、後にあまりおよろしくない結果があったりします。

そして最終的に違和感を感じた写真となり、それは「修整」ではなく「修正」で、官邸自らも「身だしなみ修正」と認めてしまっています。
やるなら、そのような違和感がない、バレない写真にしなければならなかったと思います。

そのような意味で、内閣発足のっけから、このような「修正」疑われ、それを認めてしまっては、小さいことかもしれませんが、今後いろいろな場面で「修正」を疑われてしまい、国民から信頼を失ってしまうかもしれません。
そのように考えるならば、今回の写真は深刻な意味では「改ざん」なのかもしれません。

また、そのあたりに関して触れると、石破氏自身が自民党総裁選の期間中に述べていた政策や考えなどの「変節」に、すでに多くの指摘がありますが、このあたりのことも、今回の写真の「身だしなみ修正」の判断の部分に影響を及ぼしたのかもしれず、それはすでに表出しているのかもしれません。


あと、この写真に関して出回っている情報について補足しておくと、
●まず、マスコミの写真を使用して、官邸HPの写真と「修整前と修正後」とするのは、厳密に言うと明らかな間違いです。
官邸HPの写真の修正前の写真は出回っているはずがなく、またマスコミの写真は同じように撮影されていても、撮影者の位置も微妙に違うはずですし、シャッターを切っているタイミングも違うはずで、同時に撮影していても違う写真として見るのが正しいです。
●マスコミと官邸の撮影者が一緒に撮影している場と想像しますが、一般論として、おそらく官邸の撮影者はどこかのタイミングで閣僚全員に声を掛け、全閣僚の視線がもらえるようにタイミングを合わせ撮影する時間を設けるはずですが、今回それをしたのかどうかわかりません。
官邸HPの写真でもカメラに視線を向けていない方が多いように感じるからです。それをしたかどうかで、写真の締まりは違ってきます。それだけで「だらし内閣」というのは、拙速だと思います。
●ただ、服装で「だらし内閣」と言うのは仕方ないかな?と思います。そこは服装の、特に礼服の専門家の判断でしょう。
●サスペンダーをすれば良かった、との指摘もあるようです。しかし、おそらくたまにしか着ない礼服(モーニング)にサスペンダーをすることに気づくのはごくわずかだと思います。それこそ専門家じゃないと。サスペンダー(つりバン)が流行ったのも、もう30年以上前ではないでしょうか?
とりあえず、今後内閣改造があるのか?わかりませんが、次の機会に、としかもう言えないことですね。

追記。(24.10.7.)========
●今回の官邸が言うところの「身だしなみ修正」を、僕が「修整」としてやらず、ご要望がない限りやらない理由、そしてこの「身だしなみ修正」がやり過ぎだと思う理由を言うとすると、それは撮影者として撮影されたお客様に対し失礼だからです。具体的に言えば、腹部が出てズボンが下がっている状態をあえてご本人に何も言わずに「身だしなみ修正」したとすれば、暗にご本人に「お腹出てます」と言っているようなものだからです。
●また写真を見て、白いシャツの部分が見えていることに違和感を持ってしまうのは、(撮影した)写真として見ているからです。
リアルでそれを見ているときは何も違和感を持たないものですが、撮影された写真で見ると細部の細かいところまで目がいってしまい、無意識に人間の目はそれを見つけてしまう、見てしまう、見えてしまうことがあるためです。

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自民党総裁選と立憲民主党代表選が終わって。

2024年09月28日 23時11分11秒 | 政治


自民党総裁選が昨日終わりました。
石破氏が決選投票で逆転し総裁に選出されました。
この結果を見て、まず思ったのは「自民党も幾ばくかの変わる気があるのだろう」ということですが、実際はこの後、党内人事、新政権が発足し組閣の顔ぶれを完全に見るまではわかりません。
まずは、そこまで見てそれ以降が見えてくるのでしょう。

先日もこちらで書いていましたが、今回の自民党総裁選では誰がなっても最悪。そこに希望は見出せないと書いていました。
先般の改正政治資金規正法に賛成しておきながら、総裁選になって企業・団体献金の禁止、パーティーの禁止、政策活動費の廃止などとヌケヌケと発言される候補者が多い中で、石破氏も違った視点からでしたが、政治資金の透明性の必要を主張していました。その点でどのような施策をされるのか?政治資金規正法を再改正するのか?そして、裏金議員を次の総選挙で公認するのか?
またXには決選投票で最終的には「派閥の論理」が働くのではないかとポストしていました。
これは、最終的にまだ解散に至っていない麻生派が何らかの影響で議員票を動かし決選投票の結果に反映されるのでは?と思っていました。なので、決選投票で高市氏が残った時に高市氏で決まるのではないか?とほぼ完全に思っており落胆していました。
しかし、結果はそうなりませんでした。
石破氏を支援した岩屋氏が総裁選後「派閥の論理」は働かなかった旨を発言されていました。確かにある意味そうなのかもしれません。
ただ、冒頭にリンクした日経新聞の記事にもありますように、一回目の投票で75票あった小泉進次郎氏への国会議員票をはじめ、他の立候補者の国会議員票が決選投票で自身の国会議員票より多く上積みされ石破氏に流れました。「派閥の論理」とは言わなくとも、それに近い首相・元首相の働きかけ、あるいは菅元首相を中心とした無派閥という「派閥の論理」はあったのかもしれません。また前回の総裁選での「小石河連合」の「小」の票が決選投票で、まだつながりを見せたということも言えるでしょう。

とりあえず、高市氏が総裁にならなくてホッとしています。
しかし次はわかりません。自民党であれば今後高市氏はありえます。これまでの発言、行動、疑惑を考えると注視しなければなりません。
それと、加藤さん、かわいそうですね。一種のハラスメントとも言えます。
どうでも良いことなのかもしれませんが、カツカレーを食い逃げしたのが誰なのか知りたいです。だって、推薦人なっておいて加藤さんに入れなかったということは政治家としてブレてるということでしょう。またハラスメントをする人間にまともな人間はいません。


一方、立憲民主党代表選は23日に野田氏が選出されました。
こちらもこちらで十分に残念感満載でした。
とにかく野田氏の決選投票前の演説が残念感満載でした。
いちばん気になったのは、「弱い人を助けるのは終わり、弱い人を作らない。みんながこの国に生まれて良かったと思える。国ガチャにあたったと言われる国を作ろうではありませんか。」
強烈な違和感。
まず、「弱い人を助けるのは終わり、弱い人を作らない。」ですが、弱い人は必ず生まれます。
昔から社会は弱い人を作ろうとして作っているのではなく、必ず出てくるのです。弱い人が生まれないということは強い人も生まれないということです。日本が資本主義である以上、相対的に常にそれはありえるわけで、弱い人が生まれるのは必然であり宿命です。なので、弱い人を助けるのは終えてはいけません。そしてそれが、そもそもの政治の役割です。さらに言えば、額面そのままで受け取ると、そもそも人間が生まれる時、いきなり大人で生まれてきません。
また、弱い人を底上げし全体を押し上げていく、という意味であれば、そのように言えば良いのであって、あまりにも言葉の選び方が不穏当です。
「国ガチャ」という言葉もこれを選ぶこと自体にちゃんとした国際感覚をお持ちなのか?と疑問に思ってしまいます。
政権交代を狙っている野党の代表として外交がちゃんとできるのか?これも疑問に思ってしまいます。

その後の党人事についても、ノーサイドと自身で言いながらも論功行賞的な人事だと言わざるを得ません。
この人事を見ながら、2002年9月の当時の民主党代表選後の人事を思い出してしまいました。
代表選直前、立候補の意向を示していた中野寛成氏がそれを取り下げ、鳩山由紀夫氏支援を表明します。
代表選後の党人事で代表に選出された鳩山氏は幹事長に中野氏を指名しました。
当時もこの人事が論功行賞と言われ批判されましたが、その後、鳩山氏は同年12月代表を辞任。
統一補欠選挙での惨敗と当時の自由党との統一会派騒動をめぐる党内混乱の責任を取る形の最後でした。

同じようなことが今回も起こるとは思っていませんが、近く行われると言われているのは衆議院総選挙です。
このような始まり方で立憲民主党は選挙に勝てるのか?政権交代できるのか?疑念・懸念が生まれます。最悪の場合、現有議席を下回るのではないか?とも思っており、僕は到底政権交代などできるわけがないと思っています。


この2つの党の選挙を拝見し、今思うのは、まずこの間にロシアが礼文島上空を領空侵犯し、中国がICBMの発射訓練をしており、近隣国の揺さぶりを受けてしまっていることに不穏な空気を感じざるを得ません。残念ながら舐められているのだろうと思います。
また、同じくこの間に能登の豪雨が起きてしまっていることも微妙なタイミングではあります。

それと、野党寄りの自民党、与党寄りの立憲民主党が生まれた感じもします。
石破氏と野田氏の党首討論は観てみたいです。
議論がかみ合いそうで実際どうなるのか?与野党の緊張感はどのようなものに変わるのか?
おそらく石破氏は今後多少のブレを見せ、野田氏は強行的な部分が出てきそうな気がします。

いずれにしても、与野党それぞれとその関係、まだ台風シーズンである(今現在も日本の南海上には台風が2つあります)国内の状況と近隣国の動静にはしばらく特に注視する必要があると思います。

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パワハラをする人間は、自身の能力の低さを認識できない。

2024年09月27日 17時00分00秒 | 政治
この件に関しては、いろいろと書きたいことが山ほどあり、ブログの文章にまとめるにもまとめようのないくらいです。
昨日、自身への不信任決議に対する進退を決められたとのことで、いったん簡単ではありますが少し触れておきたいと思います。

まず失職と聞いて、失笑でした。(真面目に書いてます)
鼻で笑ってしまいハナが少し出ました。(汚くて失礼しました。でも事実です)

自身のエゴと背景にいろいろなことがあったことが感じられます。
高校生の手紙が云々…とありますが、あまり関係ないと思います。関係していたらもっとバカです。でもそうかもしれません。
そもそも高校生の手紙はちゃんと受け止め、肝心な部下からの告発・公益通報はそう捉えず、あべこべです。

このところ、在阪のテレビ局を中心にインタビューに答える形でテレビ画面に出ていました。
その際にやたらと自身のこれまで実績を強調する場面が多々見受けられ見苦しかったです。出直し知事選に向けての事前活動の一環だったのではないか?との話もありますが、そうなのでしょう。彼の腹はすでに不信任決議が出るまでに(あるいはもっと以前に)決まっていたのかもしれません。
しかし、自身が強調するその実績は、これまでに自身がやってきたことによって、自身ですべて打ち消しているのです。そのことすら自身で認識できていないのです。
また冒頭の記事にも書かれていますが、「一からの出直しになる。やるしかないという思いだ」との発言も自身の置かれている状況が正しく認識できていないようです。「一から…」ではなく、「マイナスから」です。
このようにいつまでも自身のエゴ、「自身は非がない」とする態度を続ける限り、被害者にとってはパワハラ行為は継続しています。斎藤氏はもちろんそれは誰もが認識しないといけません。

また、X(旧Twitter)などを見ていると斎藤氏を擁護する発言がまかり通っていますが、そのどれもが人間として、有権者としての認識の低い内容の発言ばかりで唖然とします。非常に忌まわしい光景です。その行為自体が斎藤氏が続けてきたパワハラ行為の2次被害、3次被害に加担していることを認識しなければなりません。

また斎藤氏やこれら擁護をしようとする者たちの悪意を許すわけにはいきません。


そして、出直し知事選ですが、冒頭の記事で自民党が対抗馬の擁立にすでに動いていること。また別の報道では維新も独自の候補者の擁立に動いていることが報じられています。
この2つの政党が前回の知事選挙で斎藤氏を推した責任を次の知事選でどのように説明責任を果たすのかも注目しないといけませんが、何よりも斎藤氏が「どの面下げて」県民の前に出てくるか、これまでの経緯を実績だけでなくどのように説明するのか、注目しなければなりません。なぜなら、場合によっては選挙活動という体裁でのパワハラ行為のさらなる継続・助長になりかねないからです。

また、県知事選ですので、あくまでも有権者は県民ですが、地方自治の現場で、それも知事レベルで、このようなパワハラや公益通報制度の違反の疑い、また他にも某イベントに伴うお金のキックバックの疑いなど、様々な疑いがある事案が起こったことでの全国の自治体へ与えた影響は大きく、だからこそ全国版のニュースになり、全国に報じられているのですから、出直し知事選への県民の判断は全国が注目しています。
もし斎藤氏がパワハラ行為のさらなる継続・助長になりかねないような選挙活動をして、県民がそれを許すような結果になるのであれば、それほど恐ろしいことはありません。完全に日本の社会は歪むでしょう。

そのように歪んだ社会にならないよう、有権者として、大人の人間としてやるべきことはおのずとわかると思います。

追記。========
思わず書くのを忘れていましたが、百条委員会はまだ終わっていません。よって結論は出ていませんが、僕は強く斎藤氏にパワハラはあったと判断しています。それは、何よりも彼が百条委員会で発言した言い訳の内容そのものがパワハラをした人間がよく発言する内容と一致しているからです。
そして何よりも人が死んでいます。

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自民党総裁選、立憲民主党代表選、これこそショータイム!

2024年09月14日 23時38分38秒 | 政治
先週の立憲民主党代表選に続いて、今週、自民党総裁選が始まりました。
先週の記事にも書きました通り、両党ともに僕は党員でも何でもないのでまったく興味はなかったのですが、吉田はるみさんの立候補だけはちょっと希望を感じましたので記事をあげたまでです。

逆に言えば、それだけでそれ以上に興味はないわけです。

今日、大阪・梅田ヨドバシカメラ前で立憲民主党代表選の立会演説会があったそうです。
僕は予定がありましたので聞きに行けませんでしたが、テレビで短く取り上げられていたのを見ると、4人とも自民党総裁選であげられている政策の批判だったそうです。

「はて?(虎に翼・寅子風)」

それは、普段からやってもらったらよいことで、今はこれからの立憲民主党をどうしていくのか?の議論を戦わせなければならないのでは?
それをどうしていくのか?そしてどのように政権交代していくのか?を議論しなければならないのでは?

また自民党も候補者9人それぞれの政策が、実際に総裁になった時、そして総理大臣になった時に本当に実現できるのか?実は僕はその信憑性を感じていません。だって、今までもそうだったでしょう?
それと自民党総裁選に関しては、決選投票になった時に裏で「派閥の論理」が結局働きそうな気がしていて、そして掲げていた政策も結局完全には果たされない、もしくは断念する、というようなことでこの総裁選で期待していたほどの結果が伴わないのではないか?と思っています。

立憲民主党についても結局次期総選挙で政権交代するかわからないのですから、両党ともに候補者が掲げる政策はうすらぼんやりでそんなに真剣に聞いていません。

両党ともトップが決まってからどうなさるか?です。
なので、それまで行われるすべてのことは党員でも何でもない人間にとってはSHOW(ショー)です。見せ物なのです。「SHOW TIME」です。

ある意味で広大に拡大解釈すると、両党ともに各党組織全体を挙げての合法的な「事前選挙活動」の一環と言えるかもしれません。

国民民主党のどなたかが埋没気味になっているので、すねてたようなニュース記事も拝見しました。
でも、社民党さんはそんなこと気にせず、普段からやられている街頭活動をコツコツやられているようです。

それと、あと感じられるのは、うまく書けないのですが、両党とも総裁選・代表選で背景に共通した力のような「何か」を感じます。
その「何か」をつかさどっている具体的な固有名詞は頭の中にいくつか出ているのですが、今ここで書くのは、その「何か」がわからない以上、誤解も生じる可能性があるので書かないこととします。

どちらにしても冒頭でリンクしたニュース記事でもそうですが、そこに有権者は不在で、もう同じショータイムを観るなら、メジャーリーグの大谷翔平選手の活躍を観ているほうが健全だと思います。

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吉田はるみさんが唯一の希望か。立憲民主党代表選2024。

2024年09月07日 23時55分00秒 | 政治
東京8区選出、東京8区のはるみさん、と聞いて、例の立憲民主党と山本さんとの騒動話も思い出すのですが、それよりも、都はるみさん、エド・はるみさんのお二方を連想してしまう僕をお許しください。

そんなバカな話はさておき、立憲民主党の代表選が本日告示されました。
僕は党員でもないし、現状支持者でもないので、どうでもいい、というか自民党総裁選と合わせて(もちろん自民党の党員でもない)、だいたひかる(古っ)風に「ど~でもい~ですよ~」と思っていたのですが、候補者締め切り直前になって、吉田さんが名乗りをあげる至った結果を見て、「立憲民主党には、まだわずかばかりだか希望はあるのか」と思いいたりました。

自民党総裁選はもう誰がなっても「最悪」感。そこにもう希望なんかないわけです。
今、自民党は裏金問題を直視しなければならないのに、少なくとも現状で総裁選立候補者とそれに名前が挙がっている人に真正面から何とかしようとしていた人がいない。挙句、今になって企業・団体献金の禁止、パーティーの禁止、政策活動費の廃止などとヌケヌケと発言される。先般の改正政治資金規正法に賛成しておきながら。そんな政治家に軸があるとは思いません。
まぁ、有権者としてじっくりと見ておけば良いです。本番の衆議院議員選挙で思いを果たしましょう!

そして、立憲民主党代表選のほうも似たような印象をもっていたんです。
極個人的で勝手な印象を書くと、
野田佳彦さん「再び民主党?昔話?」
枝野幸男さん「立憲民主党でも輪番制?」
泉健太さん「もうええやろ」
と、ここまで思っていて、今日、吉田はるみさんの立候補表明。
隣には江田憲司さんがおられ、立候補を断念し吉田さん支援にまわり、推薦人で協力をしたそうです。
これも極個人的には「江田憲司さんって、立憲民主党にいたの」と立候補に取りざたされ始めたぐらいに思ったほど忘れていて(すいません)、それはやはり「みんなの党」の頃の印象があって、あまりおよろしくないものでしたし、江田さんが立候補するのはちょっと生理的に忌避感があったのです。
しかし、今回政策はまともなことを言っていたし、そこを吉田さんが引き継がれるのであれば、良いところだけ取って江田さんは立候補しないわけですから、極個人的に「良いとこ」だけ取りとなるので、「まだ希望はあるな」と思ったわけです。
それと、ちょっと江田さん、株あげましたね、ちょっとだけですけど。

吉田さんを少し調べたところ、あの騒動の後、結局、自民党の石原伸晃さん、維新の笠谷圭司さんを比例復活当選させないぐらいに打ちのめし初当選。
民主党政権時、小川敏夫さんが法務大臣を務めたおられた時に大臣秘書官を務めておられました。

追記。(2024.9.8.)========
X(旧Twitter)で言っている方もいらっしゃいますが、報道でも「野党連携」にどうしても話題はいきつつも、大切なのはその「野党連携」でもって、何をするのか?何を目的とするのか?どのような政治をするのか?ですから。

※今日は兵庫県知事のパワハラに関する記事を投稿するつもりでしたが、予定を変更しました。

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悪夢は、むしろこれからかもしれません。その2。

2024年07月13日 18時07分17秒 | 政治
このニュース記事の内容にたくさん書きたいことがあるのですが。
順番にいきますと。

まず、
「街頭演説を200回超やったが、特徴的なのは、細かい政策を全く言わないことだった。自己紹介を言い続けた。『小さな問題はどうでもいいんだ』といって『政治を正すんだ』という話をずっとやり続けた。それでも来る人の8、9割は『すごい』と言って帰っていく。たいして演説はうまくないし、政治の現場を知る人たちからは『中身がない』と批判ばっかりだった。だが、彼はそれを含めてわかってやっている。」

「中身がない」でしょう。政治の現場を知らなくてもそう思います。その演説に「8、9割は『すごい』と言って帰っていく」のは、有権者の劣化を感じます。
「続きはウェブで」みたいなことも言っていたようですが、先日X(旧Twitter)でも書きましたが、それが本来のあるべき演説ではないことを感じなければなりませんし、街頭演説は企業のやる広告やCMの類ではありません。
そして、それを含めて政治家(候補者)としてやっていたのであれば、限りなく詐欺に近いと思います。

「長い時間演説し、政策を主張したって、今までの政治家は政策や公約を守ったことあるのか」

有権者だって、バカではないのだから政治家の政策や公約がそのまま実現するとは思っていないし、思っていたらバカだし、じゃぁ、議会は何なのか???政治とは何なのか???という話になると思うのですが。
どのような政策や公約をその政治家が持っているか?を知ることによって、どのような考え方の政治家なのかを知ることができ、またそのまま政策や公約を実現できなかったとしても、それに近いものが実現できるんじゃないか?と思って投票していると思いますけどね。
多くのいろいろな政策や公約を持った議員が選挙で当選し集まって議会で話し合いいろいろなことを決めるのが政治ですから、ある政治家の政策や公約だけをそのまま実現していたら、それ自体、独裁でしょう。

「しかし、民主党はマニフェストを実行せずに終わってしまった。さらに「できなくてすみません」という姿勢も取らなかった。これが今の政治不信の大きな原因だ。」

民主党政権が「悪夢だった」とか、未だに思っている人は、蓮舫さんの「2位じゃだめなんですか?」と同じでマスコミ報道の刷り込み(印象操作)であることを自覚してほしいです。
民主党政権があのような終わり方をしたのは、マスコミの意図的な報道の仕方によって有権者の支持離れが加速しただけであり、そのことを理解していなかったと思われる当時の総理大臣である野田佳彦が党首討論で誰が見ても選挙で勝てるわけもない状況なのに衆議院の解散をぶっ放し、そのまま約束されたはずの定数是正もしばらく放置されたままで、政権だけを明け渡すようなことになってしまっただけと思っていて、あのまま民主党政権が続いていれば実現していたマニュフェストもあっただろうに、たまたま安倍晋三にはラッキーな展開で民主党政権が突然終了してしまったわけですから、マニュフェスト実行の現場の皆様も驚きだったでしょう。
これと同時に良し悪しは別にして日本の「二大政党制」へ道はいったんストップしてしまうわけです。
つまり、今の政治不信はマスコミによってきっかけが作られ、それから促されていると言っても良いのかもしれません。

「その結果、自民党にも立憲民主党も投票したくないという層が確実に存在するようになった。」

有権者は政治をあきらめてはいけないと思っています。
有権者は(既存)政党や政治家を育てないといけないと思っています。
同時に有権者としても育っていくという意識も必要でしょう。
それをやらないで新しくできる政治勢力ばかりを支持したところで、また最初から?またまた最初から?の堂々巡りで何かが実現すると思いますか?結局は裏切られている。維新で懲りてほしいし、有権者としても劣化する。そうは思いませんか?

「本来なら政策で勝負するけれど、政策で勝負しても全然意味がない。今までの有識者、政界の人たち、マスコミも含めてそういう政治のムードを作ってきてしまった。そこを直感的に理解した石丸氏だからこそ、ユーチューバーとして無党派層にアプローチするという本領を発揮できた選挙だった。」

先日のこちらの記事で書いた「選挙の神様」が、まさしくこのニュース記事でインタビューに答えている藤川晋之助氏ですが、この方もわかっているわけです。
いかにマスコミが世論に影響を与え、いかに有権者が劣化しているかを。

まずは今からでも勉強をしなければいけません。
年齢関係なく勉強をするべきでしょう。
それがむしろこれからの「悪夢」を避けるための唯一の方法かもしれません。

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東京都知事選挙(2024)の結果に思うこと。

2024年07月07日 23時50分00秒 | 政治
非常に残念な結果でした。
しかし、何ら絶望する必要はなく、あきらめる必要もありません。
今後も生活は続きます。その中で政治というものがどのように作用しどのような影響を及ぼし、及ぼされるか。それを日常生活から見極める段階に戻るだけです。冷静になりましょう。

何でしたら、暑いのもありますし冷製パスタ食べてもいいかもしれません。

冗談はさておき、今のところのざっくりとした個人的な選挙の感想を書いておこうと思います。今のところなので、今後得た情報によって全く違う感想になるかもしれませんが、とりあえず今のところの感想です。

結果から考えることがあるとすれば、それは石丸伸二氏が2位であることでしょう。
石丸氏がこれだけの票を取ったということは冷静に分析が必要だと思います。真面目に専門家の意見を待ちたいです。

個人的に今思いつくのは、まず教育の問題。次に報道の問題です。
教育の問題はキーワードとしてリテラシーと歴史認識に分けられるのかもしれません。
世代別投票行動では、30代以下で石丸氏に入れた人がいちばん多かったようです。
社会に出てからのリテラシーやネット上のリテラシーと合わせて、その類の教育をどの程度受けてきておられるのか単純に疑問に感じました。
あまりにもネット上の情報を鵜呑みにしてしまった人が多かったのではないでしょうか。もしくは何を参考に候補者を選ぶか?その情報入手手段、判別方法など、自分自身での基準ができていない。あるいは知らない。

歴史認識も学校で学んだことをちゃんと理解しているのか?ネット上で氾濫するデマ情報も含めて、ちゃんと正しい情報を識別できているのか?
また選挙でどのような人が当選すれば、世の中がどうなるのか?これまでの歴史認識をちゃんと学んでいるのかどうか?

石丸氏の掲げる政策・公約はどれも抽象的なものばかりで、これまでの都政を勉強してきているのか?これまでの安芸高田市での実績もよくわからない。
これまで彼のYouTubeは何度か見ていますが、だからどうなのか?単なるキャンセル・カルチャーではないのか?市長としてやるべきは議会で居眠りをする議員に注意することだけでなくメインは市政であり、政治家としての政治の実績や方針などが見えてきません。

見ていると、いかにも維新的であり、新自由主義的考え方のもと、今回の選挙で周りについている人々も経済人中心で裏金問題での企業・団体献金で懸念されるものと同じ懸念があるわけで、もし当選した後も政治の中立性を保持できるのかわかりませんでした。

また情報によれば、そのYouTube上でも結構な問題発言もしているようで、それこそ政治家の資質を問うものもあったようです。

次に報道の問題ですが、ここまで書いた石丸氏に関することも含め、報道機関が報道機関たるべく有権者に正しい認識や情報を正しく伝えていたか?です。
選挙の時にいつも思うことは、誰かに口止めされていたかのように投票箱が閉じてから答え合わせのようにこのあたりの認識や情報を伝えはじめることです。
投票日前でも後でも正しい認識や情報は正しく伝えるのは問題ないはずです。
そうして有権者に正しい判断材料を与えるのは本来の報道機関の役割であるはずです。なぜ、それをしないのでしょうか?

ひとつ僕が振り返るのは、1993年にあった衆議院選挙で「55年体制」が崩壊し政権交代があった際にテレビ朝日が偏向報道をしたとされる、いわゆる「椿事件(Wikipedia)」と言われる出来事です。この出来事があってから報道機関は選挙前になると誰かに口止めされているように選挙の詳細な報道をしなくなり、政治(家)に対して今で言うところの「忖度」が始まったのではないかと思います。
選挙結果に影響しないように、報道機関がむしろだんまりを決め込むような姿勢になり、有権者にとっては何か根拠のはっきりしないモヤモヤした情報ばかりの中から判断材料を選ばなければならない状態がこの30年ほど続いていると言えるのでしょう。

そういった状況をうまく利用したのが石丸氏だったのかもしれません。
そもそも、石丸氏が今回この選挙に立候補したのは、反小池票を割るための役割であったとも言え、こちらでも書きましたが、小池候補に利するための動きをするために必死だったと言えます。小池氏は公務もありますから、自由に動けない。そこを反小池票を割るためにモヤモヤの中公約はハッキリしていないのにハッキリとしたキャッチフレーズを使って自由に動き回った。そういう役割だったのではないか?それも選挙戦を見ていく中で透けて見えてきたように思います。そしてその役割は見事にうまくいったわけです。ある意味、出来過ぎだったでしょう。

このあたりは彼の今回の選挙参謀が自民党に非常に近い、それも選挙の神様と呼ばれる人が就いたことがあると言われています。
このことから彼は「政治屋」を批判していましたが、「選挙屋」は批判しないのだろうと思います。
現に次の政治活動として次期衆議院選挙で岸田首相の地元広島1区で立候補する可能性に触れています。
また共同記者会見で国政を持ち込まれることに不快感を発言しつつも、選挙期間中は日本を変えていく旨の発言を繰り返してたようです。そして、最後に国政に出る選択肢を早速あげてしまう。

調子にのってその通りにできるのか?させてもらえるのか?その時も今回の参謀に同じように戦ってもらえるのか?わかりませんが、そうなればもちろん彼自身も「選挙屋」でしょう。


以上のことをさらに冷静に分析する上でも、今回の選挙の各世代の投票率を知りたいですね。全体の投票率も結果的には少し低いことには変わりはないので、そういった中でさらに石丸氏が2位になった原因は知っておいたほうが良いでしょう。
そのようなデータってないのでしょうか???


あと、立憲民主党の動きがどうなるか?
秋に自民党とほぼ同時期に代表選挙がありますがその争点として、この結果を承けて共産党との共闘をどうするのか?
党内で冷静な分析をされるでしょうが、実際どうなるか?どう判断するのか?次期衆議院選挙に向けての戦略として真剣に考えないといけなくなってくるでしょう。

実際に現実的状況的には今の世の中の流れを観ながら考えると、共産党よりは維新と組んだほうが政権を取るという意味では近道と言っても良いでしょう。
しかしそれは、毒まんじゅうを食べるようなことであり、維新に魂を売るような行為です。
で、実際にこれまでにも組んだことはあるわけです。その結果もどうであったか?それを思えば、もうその時点で愛想つかしますし、その影響をうけて野党の離合集散がまた起こるのであれば、それはそれで僕自身がもう日本の政治自体に愛想をつかしそうです。政治的無関心になりそうです。なりませんケド!
ただ、やっぱり以前に書いた記事のように、2020年9月の合流はやらなかったほうが良いんじゃないの?とはなりますが。(なるだけ。思うだけですが。)

まぁ、今回の選挙結果の分析は慎重にやってほしいですね。
僕も共産党には「どうか?」と思うところはありますが、それでもこれまでにどれだけ共産党が歩み寄っているのか?も含めて考えてほしい。
だからこそ今回の選挙の分析は冷静に真剣にやってほしいのです。

最後にもう一度書いておきますが、ここに書いたのはあくまでも個人的感想にすぎず、もっと確かなことを書かれる方もいらっしゃるでしょう。
今後の詳細な分析やいろいろな情報を得ることによって、ここに書いた感想などが変わる可能性があることを断っておきます。

(※注:7月7日の初出時、内容の一部である「報道の問題」についての言及についての記述を失念しておりましたので、一旦当ページを非公開にし大幅に加筆修正後、再公開いたしました。2024.7.8.)

関連リンク。========
追加リンク。(2024.7.9.)========
都知事選前、石丸氏が維新に支援を要請していたという報道が出ています。
維新的、新自由主義的な石丸氏が当選していたら東京は大阪のようになっていくかもしれませんでした。
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東京都知事選挙も人間として恥ずかしくない選択を!そのために蓮舫さんに投票を!!

2024年07月06日 14時07分00秒 | 政治
制作:ndeco |||さん@OsuMashi_Maru

いよいよ明日、7月7日は東京都知事選挙の投票日です。
明日でこの選挙戦17日間の結果が出ます。
泣いても笑っても、私たちはその結果を受け入れなければいけません。

人間は左と右だけではないんです。
十人十色、百人百色、万人万色、それ以上。
多種多様な人間がいて良いのです。いなければならないんです。いるべきなのです。
そして、その多種多様な人間がそれぞれに幸せになって良いのです。幸せにならなければならないんです。幸せになるべきなんです。

特にその中で幸せになりにくい、難しい困難を抱えた弱者の人を救い上げ、自立できるようにするシステムが政治です。それが政治のあるべき姿です。
利権を活用して自分に都合の良い人々だけを潤させるのは政治ではありません。私物化されたそれは、やがて独裁となり、大多数の人が不幸になります。そのことはこれまでの歴史が証明しています。

前記事にもした藤原新也さんの文章にもあるように、今、小池さんの都政の私物化は目に余ります。それだけではない。都議会での野党への質問に都知事としてまともに答えようとない態度に代表されるように、自分に都合の悪い人、物、事などを徹底的に排除する横暴は人間として目の当てられない状況であり、異常です。まさに人間として許せないです。

この状況をそのままにしておくのはこれも人間として恥ずかしいことです。
とすれば、今回の都知事選挙では都知事は代わってもらうしかない。小池さんに都知事はもうやらせない選択しかありません。

東京都の有権者の皆様には、
人間として、小池さんを再選させてはならないのです。

そのためには、小池さん以外の候補者の中でいちばん有力な蓮舫さんに票を集中させるしかありません。蓮舫さんが嫌いでも小池さんを人間として許せないのであれば、そうするしかありません。
石丸さんも実質小池さん再選に利する候補者であり、背後に自民党・萩生田氏の系譜の人物が見え隠れしており、選挙戦を支援していたりしています。
またその奥に見え隠れしているものがあるのかもしれません。

これからの東京をさらに悪くしないという考え方でも蓮舫さんに投票するしかないのです。
蓮舫さんの掲げる公約の先に見える希望。
それは人間が人間として人間らしく生きるための大切な希望です。
それを実現させなければいけません。


↑クリックして拡大↑

何をどう考えても、都知事選での投票は、蓮舫さん一択です。
都民の有権者の皆様、ぜひ良識を持った賢明なご判断をよろしくお願い申し上げます。

関連リンク。========

コメント (3)
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東京都知事選挙は、蓮舫(れんほう)さん、一択!

2024年07月04日 00時23分45秒 | 政治
プロデュース:谷中・ひるねこBOOKSさん
イラスト:小泉さよさん

先日もこちらで書きましたが、僕は人間が人間らしくいることをスルー(無視)せず大切にする、蓮舫(れんほう)さんを大阪から応援しています。

東京が大阪のようにならないように。
東京から変わる、日本が変わる。

関連リンク。========

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東京都知事選挙も、問われているのは有権者のほうかもしれません。

2024年06月22日 23時03分39秒 | 政治
東京も大阪も昨日やっと梅雨入りしました。
そして一昨日、東京都知事選挙が告示されました。
前日までの報道でも言われていたように過去最多の56人の立候補者、それと掲示板のポスターの件で選挙戦初日から大きな話題・騒ぎになっています。

ネット上のニュース記事もその話題ばかりで上のニュース記事を探し出すのに非常に時間がかかりました。
gooニュースで候補者それぞれを取材し公約・政策などを聞きに回っている記事をアップしているのは僕が見た限りですが毎日新聞さんだけで、ほかのメディアはこの選挙戦をおもしろおかしく取り上げたいだけなのか?というツッコミを入れたくなる様相でした。
そもそも今回の選挙のようなモラル崩壊な状況に作り上げたのはメディアのほうではないのか?とも思います。

ポスターに関して、このようなことができてしまう背景には、まず今の日本社会のいろいろなモラルが崩壊している中で選挙というものも例外ではなく、もともとモラルによって守られていたルールが崩壊によってなくなり、法律の穴をすり抜けてできてしまうということでしょう。
モラルが崩壊している今、そのモラルによって守られていたルールはわざわざ法律によって規定されなければならない状況に追い込まれているということでしょう。おそらくこの選挙が終われば、法律が変えるための動きに入るでしょう。

それと、この件に関して都の選管には選挙2日目の21日の段階で、すでに1000件以上の苦情が入っているとのこと。
この動き自体は当然ですね。
この動きは選挙が終わる7月7日まで、どんどんやれば良いと思います。選管の皆様には大変ですが…。
モラル崩壊なことをやる人間はまだ一部であることを強調し崩壊したモラルを取り戻す動きでもあると思います。
まだまだ東京はそういう意味でも希望があります。

また候補者乱立に関しては、4月の東京15区での補欠選挙の時の記事にも似たことを書きましたが、いったい都知事を選ぶ選挙なのか?つまらない意地の張り合いなのか?単なる見せ物なのか?とまた思ってしまします。

とかく東京での注目を集める選挙では毎回このように「選挙」というものの本質から外れるような、売名行為や人気取り合戦のようなことになることがあります。
各候補者が掲げる公約・政策などがどのようなものなのか?選挙期間中に有権者に知ってもらうのが本来の選挙期間中の選挙活動のはずです。
その本質をどれだけの有権者が認識し冷静な選択を行うのかどうか?

具体的に名前は出しませんが、多数を占めているとんでもない候補者が当選するようなことがあれば、都知事を選ぶ選挙でありながら、本質的にそれが行われず単なる人気投票になってしまったことになります。
それが民主主義である日本で最低限避けなければならない事態です。
すなわちこの場合問われるのは有権者の政治や選挙に対する認識です。

どうか、東京都の有権者の皆様にはくれぐれも賢明で冷静なご選択をしていただきたいと思います。


今回の都知事選には56人の立候補者がいますが、事実上、現職の小池百合子氏と前参議院議員の蓮舫氏の一騎打ちの情勢です。冒頭のニュース記事のタイトルにもありますように、小池都政の継続か転換か?が主題でしょう。
パッと見、小池都政の継続でも良いような印象を受けます。しかし、それはこの8年間の小池都政の中で行われてきた「印象操作」の賜物だという風に思います。
維新が跋扈する大阪でも在阪のメディアは常に維新のことは悪く伝えません。東京でも在京メディアは都民ファーストや小池氏のことをこれまで悪く伝えてこなかったのかもしれません。しかしネット上を検索すれば多くの問題が出てきます。
また昨年から問題となっている神宮外苑の再開発の問題やそれを19日に行われた共同記者会見の場で「立ち止まる」と争点に挙げた蓮舫氏に対して、強引にすでに立ち止まっているとして「争点になりません」と強弁・言い切ろうとする小池氏の残念な人間性。
この問題は昨年からあらゆる角度で大きく取り上げられ、今回の選挙でも争点になることは自明であり、それを争点から「排除」するのはいかにも小池氏らしく、彼女がこれまでも、そしてこれからも自分に都合の悪い争点、質問、意見、ルール、人物などを「排除」していくという残念な人間性は変わらないことを露呈しています。
また同じ共同記者会見では行革で生まれた予算が本当に行革によって生まれた予算なのか?根拠がブラックボックスになっており明らかでないという蓮舫氏の指摘に対して、小池氏は会見の最後になって、データはすべて公開されておりオープン、共産党もそれを使って分析している旨の発言を記者陣に聞こえるように言い放ち、いかにも間違ったことはしていない「印象操作」を最後に記憶として人々に残そうとする浅ましさ。

つまり彼女自身がモラルが崩壊している政治家であり、ポピュリストであり、かつては都議会の自民党の長老を伏魔殿と批判した彼女が今の伏魔殿であり、さすがに自民党の推薦は断ったらしいですが、支援は受けるのでしょう。
これまでの公約の達成度については実はごまかしが入っていることや今回の公約発表をオンラインで行い、先ほども書きましたように自分に都合の悪い記者や質問を根こそぎ「排除」しようとする姿勢や選挙なのに「AIゆりこ」というAIにしゃべらせ、自分の口でモノを言わない姿勢は人間として如何かと言わざるを得ません。有権者も良い気はしないはずです。
そのような小池氏にこのまま都知事をやらせることは、あらゆる都民の生活を脅かす可能性が高く、彼女のごまかしがいつまでも通用するとは思えないのです。

個人的には、蓮舫氏が掲げる公約・政策に大きな希望を感じます。
徹底した現役世代への支援。これで高齢者も子供も安心できる生活になることは非常に筋道が通っています。さすが蓮舫氏です。都民、国民の生活の現状をわかっていらっしゃる。これがまさしくまっとうな政治家の言うことです。まっとうな彼女が当選すればまっとうな有権者のまっとうに冷静な選択が行われたと言え、まっとうなモラルが取り戻されることとなり、そこからまっとうな東京都、まっとうな日本に変わっていくことになるのでしょう。

大阪府民からも、もう一度お願いします。
どうか、東京都の有権者の皆様には必ず投票をしていただき、くれぐれも賢明で冷静なご選択をしていただけますよう心からお願い申し上げます。
そのご選択がやがて日本全体に波及していくことになるでしょう。

関連リンク。========




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