遠賀神社(おがじんじゃ)。
場所:山形県鶴岡市遠賀原字高間々8。「斎小学校」前から北西に向かい、国道112号線との交差点を過ぎて、約400m。駐車場なし。
当神社の創建時期は不明。現在の祭神は倉稲魂命。出羽国式内社「遠賀神社」には3つの論社が存在し、前項の鶴岡市井岡鎮座の「遠賀神社」が最有力と思われるが、「式内社調査報告」(皇學館大学出版部)では、どの神社にも特に肩入れすることなく、当神社を含め並列的に取り扱っている。この3社は近いところにあり、由緒ある式内社ということで、耕地開拓などによって各地に勧請されたのだと思う。今となっては、いずれが本家かわからなくなっているのだろう。当神社が式内社「遠賀神社」論社である根拠としては、鎮座地が旧・斎村(いつきむら)の「遠賀原」という地名であること等だろう。ただ、こうした地名が古代から存在したか、ということを確認する必要がある。
なお、当神社には、日本で3番目に古い(元禄8年(1695年)銘)という「和算額」が所蔵されており、山形県指定有形文化財となっている。
玄松子さんのHPから(遠賀神社(鶴岡市遠賀原))
写真1:「遠賀神社」正面。社号標は「村社 遠賀神社」
写真2:社殿
写真3:境内社(手前が神明宮、奥が稲荷社と思われる。)
写真4:神社前のバス停「稲荷前」。元は「稲荷神社」?
場所:山形県鶴岡市遠賀原字高間々8。「斎小学校」前から北西に向かい、国道112号線との交差点を過ぎて、約400m。駐車場なし。
当神社の創建時期は不明。現在の祭神は倉稲魂命。出羽国式内社「遠賀神社」には3つの論社が存在し、前項の鶴岡市井岡鎮座の「遠賀神社」が最有力と思われるが、「式内社調査報告」(皇學館大学出版部)では、どの神社にも特に肩入れすることなく、当神社を含め並列的に取り扱っている。この3社は近いところにあり、由緒ある式内社ということで、耕地開拓などによって各地に勧請されたのだと思う。今となっては、いずれが本家かわからなくなっているのだろう。当神社が式内社「遠賀神社」論社である根拠としては、鎮座地が旧・斎村(いつきむら)の「遠賀原」という地名であること等だろう。ただ、こうした地名が古代から存在したか、ということを確認する必要がある。
なお、当神社には、日本で3番目に古い(元禄8年(1695年)銘)という「和算額」が所蔵されており、山形県指定有形文化財となっている。
玄松子さんのHPから(遠賀神社(鶴岡市遠賀原))
写真1:「遠賀神社」正面。社号標は「村社 遠賀神社」
写真2:社殿
写真3:境内社(手前が神明宮、奥が稲荷社と思われる。)
写真4:神社前のバス停「稲荷前」。元は「稲荷神社」?