備前の古社を訪ねる(備前国内神名帳の研究)

備前の由緒ある神社を巡礼する

80.福岡神社

2008-06-14 20:57:56 | Weblog
福岡神社(ふくおかじんじゃ)。
場所:岡山市東区西祖218・浅川519。国道250号線(旧2号線)と国道2号線(岡山バイパス)が合流する辺りの北側にある。岡山市街地方面から行くと、国道の合流の手前にあるコンビニ「サークルK岡山楢原店」の裏(北側)の道路を進むと御休小学校があり、その西側のやや狭い道路に左折(北へ)。当社は正面、「三笠山」の上に鎮座しているが、鳥居は小学校の横にあり、鳥居と参道階段の間にはやや距離がある。参道階段横に1~2台の駐車スペースがある。
当社の西、徒歩約600mのところに備前最古の前方後円墳「浦間茶臼山古墳」がある。本来、長船・福岡は山陽道と吉井川が交差するところで、交通の要衝であった。中古は備前国守護職の所在地であり、山陽道随一の商都であった。「福岡千軒」の賑わいと称されたが、その後、吉井川の氾濫により町並みの大部分が川底に沈んだ、といわれている。吉井川左岸(東岸)河川敷にある長船カントリークラブのゴルフコース上にある小山が福岡城の址とされている。なお、九州の「福岡」の地名は、この備前福岡に由来している。
当社については、「吉備温故」の浅川村の項には「春日大明神」と記されており、明治43年に矢井八幡宮を合祀して、福岡神社に改称したという。

岡山県神社庁のHP:http://www.okayama-jinjacho.or.jp/cgi-bin/jsearch.cgi?mode=detail&jcode=13011
Web魁さんのHP:http://websakigake.sakura.ne.jp/07-017.html

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