備前の古社を訪ねる(備前国内神名帳の研究)

備前の由緒ある神社を巡礼する

22.神神社(岡山市東区瀬戸町肩脊)

2008-05-31 11:57:17 | Weblog
神神社(みわじんじゃ)。
場所:岡山市東区瀬戸町肩脊2082。県道221号線(一日市瀬戸線)沿い、「ユノス瀬戸工場」の向かい側(北)辺り。駐車場はなく、鳥居の前の石灯籠あたりに駐車。なお、この県道を東に向かうと瀬戸内市長船に出る。長船の手前に石津神社がある。
鳥居の扁額は「御崎宮」。祭神は大物主神ではなく、(同神だが)大己貴命となっている。もとは、もっと素朴な、あるいは民間信仰的な神社であったのかもしれない。
一方、「改修赤磐郡誌」(昭和15年12月)は次のように示唆する。即ち、岡山市四御神にある式内社「大神神社四座」は別名「土師宮」といわれ、瀬戸内市長船町東須恵にある式内社「美和神社」は須恵器の産地にある。瀬戸町肩脊も土器の散布地が多いことが知られている。こうしたことから、この「神神社」も窯業の神ではなかったか、と。


岡山県神社庁のHP:http://www.okayama-jinjacho.or.jp/cgi-bin/jsearch.cgi?mode=detail&jcode=10097
Web魁さんのHP:http://websakigake.sakura.ne.jp/07-015.html

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