シャンテ サラのたわ言・戯れ言・ウンチクつれづれ記

"独断と偏見" で世相・経済からコミックまで 読んで楽しい 面白い内容を目指します。 

世界に認められる日本食の数々だが

2023年02月24日 | アート/書籍/食事
カレーライス (※1から) と豚骨ラーメン (ネットから拝借)
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世界の伝統料理ベスト100の中に 日本料理が12品入ったという記事がありました。 そんなにも多くの日本料理が選ばれたのかと、よくよく読むと __ カレーとカレーライス、豚骨ラーメン、醤油ラーメン、味噌ラーメン、塩ラーメン などがあり、要するにカレーが2つ、ラーメンが4つも入っています。 また意外な事に、“天ぷら“ が入っていません。
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『世界で一番人気の伝統料理は “日本のカレー“ 』(2月6日 HUFFPOST ※1) __ 最も多くの料理がランクインした国はイタリアで15品、アジア圏で日本の次に多くランクインした国は中国 …
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12品中 伝統的な日本料理といえるのは、カツ丼・サーモン握り寿司・焼きうどん・牛丼で、他は元はインド料理のカレー、元は中国料理のラーメンです。

日本にインドのカレーが入ってきたのは英国経由で、伝えたのは日本海軍というのは以前から知っていました。 日本で発達する過程で “小麦粉“ が加えられて、液体に近いインド・カレーがドロっとした日本式カレーに変わったのです。

ラーメンは詳しく知りませんが、中国でも日本式ラーメンが大人気だという記事をよく読みますから、本場のラーメンはそれほどの人気ではないのでしょう。 加えると、伝統料理ベスト100の中に “日本の餃子“ も入っています。

これも、中国料理の餃子がいつの間にか日本料理として認識されている事を意味します。 それだけ 世界のグルメたちは、日本料理の一環として餃子のうまさを知ったのであって、中国料理の餃子を認知したのではないともいえますね。

日本人は他国の料理をアレンジして、もっとうまいものへと変えていく能力があるともいえます。
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ここまで書いて思い出したのが __ カラヤン夫妻が日本で食べたフランス料理についての話しです。 「レコード芸術」誌を読んだ私の記憶を再構成すると __

カラヤンとベルリン・フィルの絶頂時期 数年おきの公演に来日すると、カラヤンがソニーの盛田社長・会長邸を訪問するのが習慣となっていました。 ある年は カラヤンは夫妻で盛田邸を訪問しました (70~80年代のことと想像します)。

盛田夫妻は、その日のため わざわざ 大阪の有名フランス料理店から日本人シェフを呼んで、フランス料理を都内の盛田邸で作らせたのです。 最初 フランス料理と聞いて、カラヤン夫妻は 実はあまり期待しなかったといいます。「パリへ行けば 何時でも美味しいフランス料理が食べられるのに、何も日本で食べなくても …」などとカラヤン夫妻 (オーストリア人とフランス人) は話していたそうです。

ところが、出てきたフランス料理を食べて、その美味しさにびっくりしたのです。 結局 夫妻は、日本人は取り入れたオリジナルものを、更にいいものへとする能力に長けているんだろうと結論づけて話していたそうです。
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そう 日本では世界中の料理が食べられ、しかも本場よりも美味しい料理になっているかも知れません。

私の経験では 英国系の国 (米国と NZ) は期待できません。 ハワイのラーメンなどは高いだけで、うまいとはいえないです (早くいうと “ナンチャってラーメン“?)。 日本のインスタント・ラーメンを自宅で作って食べた方がずっとうまいです。 ハワイの中国料理も わざわざ行って食べるほどの味ではなかったです (“アメリカ化“ した中国料理?)。

ラテン系の国 (イタリア・フランス) は美味しいです。 香港で食べた潮州料理・四川料理も美味しかったですね。

今日はここまでです。

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