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シャンテ サラのたわ言・戯れ言・ウンチクつれづれ記

"独断と偏見" で世相・経済からコミックまで 読んで楽しい 面白い内容を目指します。 

今どきの女子中は …

2010年03月13日 | 世相あれやこれや
写真右は、「バンクーバー五輪でのコンドーム配布数は過去最高か」(CNN 記事より)
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もう何十年も前に中学生だった私は、こういう記事には、「隔世の感がある」としか思えません。 自分自身の中学生時代はどうだったか? などを思い起こしながら、読みました。
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「イマドキ女子中学生の "性事情"」(3月12日 小宮山明希/週刊朝日) _ ※追加1へ
「東大男子の『恋愛偏差値』」(3月12日 澤田晃宏/AERA) _ ※追加2へ
「バンクーバー五輪でコンドーム 10万個 配布、過去最高?」(3月6日 CNN)

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今どきの中高校生 大学生の環境ですが、何十年前とは決定的に異なるものがあります。 それはインターネットや携帯電話などによる情報が回り中に溢れていることです。「学校で性行為まで教わらなくても」、ネットは何でも教えてくれます。

昔は 自分と外部の世界を繋ぐものはというと、電話とラジオ テレビ、雑誌・専門誌、友人だけでした。 彼女の自宅に電話してデートの約束を取付けるにも、親が電話口に出ると 多少ドキドキしたものです。

今は、相手が携帯電話を持っていますから、そういった気兼ねなしに直接 彼女に電話ができます。 逆に親としては、電話に出た相手の話し振りから、"まともな男かどうかある程度判断できた" のが、今ではさっぱりと分からず、不安でもあるでしょう __ 娘に "変な虫" がついてないかと。
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中学生にもなると、女子生徒の胸が膨らみ出して、誰それはブラを付けているいないといった、タワイもないことや、近くの○●中学校では、妊娠した女子生徒がいたなんて話しも出たりして異性に興味を持ち始める年頃です。

「アイツ エロ本を家から学校に持ってきた」などの悪ガキどもの話しがあっというまにクラスに広まるし、女子生徒の会話でも、「彼女と彼氏とはA B Cのどの段階?」などと噂しあっていました (それぞれ キス ペッティング セックスを指す昔の隠語)。

一頃「恋愛の三角関係のもつれ」という言葉も流行りました。 先生も面白がって、「そいじゃ四角、五角関係もあるんだな?」などといっていたものです。

修学旅行前、女子生徒だけ集めて車座の中心で女性教師がモソモソと小声で話しているのを、男子生徒が遠巻きに見ていたこともあります。 オクテの生徒が「何をやってんのかな?」なんて私に聞いてきましたが …

高校生の時などは、担任教師が新婚旅行で休んだりしていると、喋りたがり屋の男子生徒が、「今頃ドッキングかな~? うっへっへ」なんて冷やかすと、近くの女子生徒は「イヤ~ね」といっていたことも。

「もうノリは出るか~?」など、変にさぐりを入れてくる高校クラブ先輩もあり、トボケていると、「あっ まだなのかー」と話しを変えていましたっけ。

大学時代のある夕方 同じ学科の同級生のアパート部屋で「スゲー気持ちいいゾ〜」なんて悪友が自分のモテ振りを自慢していたところ、女子学生が訪ねてきたことがあります __ 風呂帰りだったらしく、タオルが見える洗面器を抱えていました。 悪友は、「あー こちらは教育学部の高橋さん (仮名)」と紹介して、少し照れていました。 私は内心、「ははぁ これが “スゲー気持ちいい” 彼女か」なんて邪推したものです。
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米国ではエイズ予防のため、高校でコンドームを配っているところもあるそうですから、将来 日本の中高校で配ることもあり得ますね。 それだけ、日本の生徒の心の発育は別として、体の発育も早くなってきているわけです。

まだ人生を見通す経験のない生徒や学生に、いいたいことは1つだけ、「自分自身を大事に」に尽きます。 いっときの欲望や快楽に溺れて、病気になったり、取り返しのつかないことになっては、もう人生のやり直しができません。

特に、十代から二十代前半という最も吸収力の強い時期に、学業を放ったらかして恋愛やセックスにノメリ込んでしまうと、後で勉強して取り返すなど まず出来ません __ 自分自身を大事に。

以上


※追加1_ 教師と女子高生が恋に落ちるドラマ「高校教師」は今や昔。 最近では中学生も先生と "禁断の恋" を楽しんでいるという。 そればかりか、彼氏と校内でセックスする子もいれば、パンツを売ってお金を稼ぐお嬢様系中学生までいる。 彼女たちが「親には絶対いえない」と口をそろえる「日常」をご紹介しよう。
 
● 神奈川県の市立中学に通うA美さん (14) は、あっけらかんと話してくれた。
「先生を好きになって何が悪いの? 今、私、自分の学校の先生と付き合ってますよ」
 
知り合いを何人かたどって会うことができたA美さんは、中学2年にしては大人びた印象を受ける。 でも、髪は染めず、制服のスカート丈も膝より少し上程度でふつうだ。 いわゆる「遊んでそう」という派手さはない。
 
教師と教え子の交際は許されない。 先月5日にも、横浜の市立中学に勤務していた20代の男性教師が教え子との交際を理由に懲戒免職処分となった。 女子生徒とメールのやり取りをして、校内でキスをしたり体を触ったりしていたという。

でも、A美さんには悪びれた様子はない。 もっと進んだ経験談をうれしそうに語ってくれる。「この前、ついに先生とやっちゃったんです。 バレンタインの日、夜中に呼び出して、『チョコの代わりに私で』って擦り寄ったら、そのまま車の中でセックスされたんだ。 実は2人目だったけど、初めてのフリしちゃったあ~」

● 中学生を恋愛対象にする教師はおかしい、という声もあるはずだ。 でも、今の “現場” は、それが危うい状況になっているのだという。 関西にいる20代男性の中学校教師がこう話す。

「今の女子中学生はすごく大人びている。 個人差はもちろんあるけど、僕が中学生のときなんか、色気のある女子なんて学年に1人か2人やった。 でも今は1クラスに10人は『女』を感じさせる生徒がいるんです。 それでいて無邪気に『先生いつエッチしたん?』とか『初めてのチュウはいつ?』とか聞いてくる。 正直、理性を保つのが難しい」

教師と生徒の壁を薄くしているツールの一つは「メール」だ。 A美さんが言うには、教師と生徒がメールをすることは珍しいことではなく、他の生徒も連絡や相談のため教師とメールアドレスを交換することが多いという。 A美さんと先生の交際のきっかけも「メール」だった。
 
A美さんの "彼" は、30代だけどそうは見えず、女子生徒から「かっこいい」と評判なんだそうだ。 今年になって、A美さんは半ばダメ元で教師にラブレターならぬ "ラブメール" を送った。

「その日の夜に返信が来て、『誰にもいえない仲になるけどそれでいいのか』って。 もちろん即OKしました。 ほかにも何人かった子がいるけど、全部断ったみたい。 私のことが『最初から好きだった』っていってた。 前は同級生と付き合ってたけど、先生のほうが大人だし、『好き』とか『かわいい』っていっぱいいってくれるからうれしい。 何より二人だけの秘密っていうのがドキドキして楽しいの」

放課後に校内でキスをしたり、隙を見て授業中に手を触れ合ったりするのが、「胸がキュ~ッとして息ができなくなるくらい素敵な瞬間」だという。

● 中学生同士の "情事" にも「メール」が必要不可欠だ。 岐阜県の公立中学に通うB子さん (15) はこう話す。

「彼氏がお願いするから、1日1回は学校でエッチしてます。 基本は朝。 前夜に『明日の朝どうする?』とメールで聞いて、『やる』と返ってきたら、早朝に学校に行って、教室のベランダでエッチするんです。 授業中にメールが来て『今日の放課後やろやー』と誘われることもあります」

そしてB子さんはいう。「エッチは好き度の証し。 彼も私が好きだから、何度もエッチしたいんやろね」

● 同じく、「ラブラブだから」という理由で、毎日デリヘル嬢並みの "仕事" をこなしているのは、都内の私立中学校に通うC子さん (14)。

「同じ学校に彼氏がいるんだけど?、授業終了のチャイムで勃起しちゃうらしくって、どうしても我慢できないときは授業の間の休憩時間にトイレでぬいてあげるんですよぉ?」
 
C子さんはパンツが見えそう、というより見えるほどスカート丈が短い。 茶髪にギャルメークがいかにもイマドキの中学生という感じだ。 そんなC子さんがいうには、彼への "奉仕" についてイヤだと思ったことはなく、むしろ進んで自分からトイレに誘うそうだ。

「最初は私から授業中に、『トイレでしてあげるよ?』ってメールしたんです。 好きだから役に立ちたいし、浮気防止のためにやってます」
 
中学生がこんなことするなんて世も末だ、とお嘆きになる読者もいるだろう。 特別な子たちの話だと思うかもしれない。
 
● 確かに、中学生の性交経験者数は長らく変化していないという調査結果はある。 1974年から全国の中学生、高校生、大学生らを対象に性に関するアンケートを行っている財団法人・日本性教育協会の金子成男事務局次長はこう話す。

「これまでの調査を比較してみると、女子の経験者率は高校生では上昇傾向にある一方で、中学生に変化は見られません」

ほぼ6年に1度の調査だが、前々回 (99年)、前回 (05年) と、「女子中学生の経験者率は 3~4% を維持しています。 一般的に、小中学校では妊娠の仕組みは教えますが、性行為までは教えません」(金子事務局次長)
 
けれど、B子さんは、「同級生の4分の1ぐらいはセックスしてると思う」という。 調査の05年と今では違う状況にあるのかもしれない。
 
携帯電話は中学生に急速に普及し、今や中学生の2人に1人は持っているといわれている。 これまで登場した女子中学生たちは皆、携帯で彼氏とメールを重ねていくうちに、内容が過激になっていったと話した。

● 携帯電話といえば、C子さんと同じクラスのD恵さんはこう呆れていた。
「今クラスで、携帯のメール着信音をモスキート音にするのが流行ってて、みんな彼氏とずっとメールしてるから授業中もそこらじゅうでキーキー鳴ってて、マジ授業に集中できない」
 
モスキート音とは、蚊が飛んでいるような不快な高音で、「若者にしか聞こえない」といわれる高周波の音だ。 たいていの先生には聞こえないため、その音を携帯にダウンロードし、授業中に堂々と鳴らす遊びが流行っているのだという。
 
前出の金子事務局次長はこう分析する。「アンケート調査によると、中学生では特に女子のほうが携帯電話の所有率が高い傾向にあります。 携帯電話で問題視されている出会い系や、彼氏や好きな人と誰にも邪魔されずにコミュニケーションが取れる状況があり、親密度はすぐに高まっていく。 携帯電話が女性の性行動を活発化させている一つの要因だと説く学者もいます」

● 携帯を使ったこんな "裏ビジネス" もある。 都内でも校則が厳しいことで知られる超名門女子中学校のE里さん (13) は信じられない告白をしてくれた。

「私、自分のパンツを売ってお金を稼いでます。 相場は1日ばきは5千円で、2日だと7千円。 1週間はいたのは1万円で売れます。 基本的に手渡し。 郵送だと値段が落ち、生脱ぎとかおさわりなどのオプションを付けると値段が上がります。

男の子でも、なぜかギャル男だと同じ値段で売れるそうですよ。 でも女の子は、ギャル系はあまりウケがよくない。 私みたいな見た目が普通の子がいいんです」
 
セックスした経験はまだない、というE里さんは、よくいえば純潔そうな、悪く言えば地味な印象を与える女の子だ。 そんな見た目とは裏腹にビジネスの方法を淡々と話すE里さん。 「携帯でネットの掲示板に『若い子のパンツ売ります』とか『JC (女子中学生) です。 パンツあります』と書き込むと、買いたい人からメールが来るんです。 後は場所と日を決めて、直接会って渡します。

場所はアキバの商業ビルの階段とか屋上が多い。 そこで同じようにパンツを売ってる友達に会うときも多々あります。 体も汚さないし処女でやってる人は多い。 でも中には、『ばらされたくなかったらやらせろ』って後から脅迫されて、警察に相談に行った子もいました」
 
試しにインターネットで「若い パンツ」「JC パンツ」などと入れて検索すると、
〈今日の明るいうちに秋葉原でパンツ売ります。JCふたりです。 一枚 1600円 です〉
〈関東圏でパンツを買ってくれる人探してます。 JCです。 お金に困ってるので早めに連絡下さい〉
 
出るわ出るわ。 取引場所も北海道から九州まで、全国各地の女子中学生が "出店" しているようだ。 ある日、E里さんが「売りに行く」というので、同行させてもらった。 場所は横浜市内のショッピング街。 日曜日だというのに、友人と制服を着て現れたE里さん。 理由を聞くと、
「このほうがウケがいいから」という。

母親には「友達と塾の見学に行く」といって出てきたらしい。 今日の "商品" はパンツ4枚。 近所のスーパーで通常3枚千円が4枚千円のセール品だったという。
「売る用のパンツは自分で買い、はいてはためておくんです。 実は3枚は1日ばきだけど、 1枚は朝慌てて5分はいただけ (笑い)。 これは相手に内緒ですよ」
 
買値は1枚5千円の計2万円。 そのお金は今日中に流行のバッグに変える予定だという。 ところが、待てど暮らせど相手が来ない。 結局、30分ほど待ったところで、「今日は来ない」と諦めた。「3回に1回の割合でこんなときがあるんです。 冷やかしか当日になって怖じ気づいたんだと思います。 あ~あ、使えね~!」

E里さんの悪態を初めて聞いて驚いた。 それほど普段は丁寧に話す上品なお嬢さんという印象が強いのだ。 取材をして気づいたのは、皆、とてもあけすけに性を語るが、自分を「普通」だと思っていることだ。 その理由を前出のC子さんに問うと、こう話した。

「ブログやプロフにはもっとすごいこと書いてる人がいっぱいいる。 だから私は普通なの」
 家庭にインターネットが普及し始めたころから、彼女たちの「同級生」は学校だけではなく全世界に広がった。 そこには、自分の性を赤裸々に公開するブロガーや自称「小学生」の性交経験者までいる。
 
学校で性行為まで教わらなくても、インターネットは何でも教えてくれる。 そんな世界に生きる彼女たちが、セックスを「普通」に経験するのは、無理もないことかもしれない。
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※追加2_「東大生と合コンしたい!」 婚活ブームの影響もあってか、よその女子大生から東大女子にそんな依頼が舞い込むという。 だが、当の東大男子の「恋愛偏差値」はというと──。 女性にいわれたい言葉は、「東大生っぽくないね」
 
文系学部3年のリョウさん (21) は昨秋、就活セミナー会場で今の彼女と知り合った。 休憩時間、1人で携帯をいじっている彼女に声をかけた。 ナンパの経験はないが、就活の話題を振ればいい──自然な演出が頭に浮かび、背中を押した。
 
就活情報を交換しながら、お互いに簡単な自己紹介をした。「初めて東大の人と会った」 そういわれ、ドキリとした。 答えようによっては、変なイメージで見られる …。 まじめな法学部生のイメージで、眼鏡の縁を人さし指で上げるしぐさをして見せた。「東大なんて気持ち悪いやつばかりだよ。 民法100条について議論しよう … だなんて」
 
話がはずみ、帰りに食事に行った。 ケータイを突き合わせ、赤外線通信で連絡先を交換した。 後日、二人で会った。待ち合わせ場所は地下鉄「東大前」駅。「実際に、見に来ない?」

彼女に電話をした際、法学部生の話をすると、またウケた。 そうして二人で会う約束にこぎつけていた。 正門から入り、法学部のラウンジへ。 ちょうど、リョウさんがまねして見せたような法学部生が判例の議論をしていた。

「本当にいるんだぁ」 彼女は笑っていた。 地下鉄に乗り、池袋の居酒屋へ。 下心はあった。 お酒を勧めた。 自分から質問を投げかけ、相手の言葉を待った。 聞き上手はモテる──。「彼女 口説き方」

ネットの検索窓に入れた結果、導き出した答えだった。 居酒屋からカラオケボックスへ。 個室に入ると、彼女が体を密着させる。 イケる──唇をつけた。 舌が入ってきた。「俺たち、つき合わない?」 すると彼女は、「もう、キスしたじゃない」

リョウさんはいう。「東大生というだけで、ガリ勉でまじめで遊びを知らないといったマイナスイメージが強い。 半面、少し機転を利かせば数倍のイメージアップになる」

■「意外と普通ね」と彼女
法学部3年のトモヒロさん (21) は昨夏、議員インターンシップに参加した。 ある日、議員夫婦の食事会に誘われた。「恋人がいないんですよ」

そんな話をすると夫人は、「うちの娘を紹介するわ」 後日、娘さんと会った。食事をしながら、何げない会話をした。 彼女がポツリといった。「意外と普通だね」 後日、マイミクした彼女の日記を覗いてみた。 会う直前の日記にこう書かれていた。「お母さん、マジで高学歴の人とばかりお見合いさせるのは、やめてほしい」

■「性体験がない」は45%
よくも悪くも色眼鏡で見られがちな東大男子。 本誌調査では女性とつき合った経験がない男子が 28%、性体験のない男子が 45% いた。 決して、女性経験は豊かではない。「いざという前日、夜じゅうコンドームの自販機を探し回ったが、なかった。 困って翌日相談すると、コンビニに売っていると教えられた」(文系学部2年)
 
取材の中で、そんなエピソードも聞いた。 その大きな要因は、男子校出身者の多さだろう。 昨春の入試で東大に合格者を出した上位10校のうち、中高一貫の男子校が8校を占め、その8校の合格者数が全体の2割を占める (浪人生を含む)。 東大生の男女比率は、学部全体でも男子が約 81% を占め、進学後も男子校に似た空気が流れる。

■ 遊んでそうな子が怖い
そんななか、異性との出会いのキッカケで最も多いのが、複数の大学の学生が集まる「インカレサークル」。 インカレのテニスサークルに所属する工学部2年のケンさん (20) は入会前、周囲からこんな話を聞いた。

「テニサーは、飲みサーで、ヤリサーだよ。 一番数が多くて、本気でスポーツをやるようなところばかりじゃない」

中高一貫の男子校から東大へ。 女性とつき合った経験もなく、異性の友人すらいない。 初めてのサークルの飲み会では、バラ色の大学生活を予感した。 集まったのは、東大1年生の男子約20人に対し、他大学の1年生の女子約40人。

しかし、いざサークル活動が始まると、彼女たちの様子がおかしい。 特にテニスをやるわけでもなく、飲み会だけに参加する子もいれば、早々に姿を消す子もいる。 1年後には10人程度しか残っていなかった。「サークル内に彼氏ができた途端、来なくなる子もいた。 テニスとは表向きで、出会いを目的に来ている人が多かった」

東大のインカレには特徴がある。 文系学部2年のレイジさん(21)は、「東大生限定」の言葉に魅力を感じ、インカレのテニスサークルに入った。「僕だけではないと思いますが、女性経験では他大学の男子に引け目を感じる人が多い。 インカレも、男性側は東大だけというサークルが大半です」
 
調査では恋人にしたい、結婚したい有名人の名前も聞いた。 1位はいずれも女優の堀北真希。 以下、「清純」イメージの強い女性の名前が並ぶ。 理系学部4年のセイジさん (23) はいう。

「化粧の濃い子や、髪を明るく染めてる子は、サークルでも敬遠される。 恋愛経験が少ないぶん、そうした遊んでそうな女の子は怖い。 だから、インカレといっても、お嬢様系の決まった女子大の学生が多い」
 
とはいえ、やはり女性経験の乏しさが壁になる。 先のケンさんは1年もたたずにサークルをやめた。 最後まで飲み会の雰囲気になじめなかったからだ。 誰かに酒を飲ませて酔わせ、バカ騒ぎする──そんなお決まりの流れに嫌気がさした。

「女性との会話が下手なぶん、それぐらいしか盛り上げる方法がないのかもしれません」

それでも、サークルで生まれて初めて彼女ができた。 初デートは、友人も交えたグループデート。 彼女と話をしたいが、ついつい男の友人とばかり話してしまう。 帰宅後、メールの返信にも時間がかかった。 焦れば焦るほど長文のメールになる。 次第に彼女の態度も冷たくなり、自然消滅した。

■ 疑似恋愛ゲームに没頭
文系学部3年のシンゴさん (21) は、女性とつき合った経験がない。 もちろん、性体験もなし。 開成中高から東大へ。 サークルには属していない。
 
ただ、彼女は欲しい。 一度、同じクラスの女の子を好きになった。 相談する友人もおらず、悩んでいるうちに、その子に彼氏がいることを知った。
 
高校時代から、恋愛シミュレーションゲームにハマっている。 結婚したい相手として、そのゲームに登場するキャラクターの名前を挙げた。 魅力を問うと、
「お姉さんの結婚式にたくさんの人を集めようと、木彫りのヒトデを作って渡す。 そんな優しさに惹かれました」
 
東大に入り、最初は女性と話すだけでも緊張したが、次第に慣れてきた。 恋愛の話も聞く。 相変わらず恋愛シミュレーションゲームは続けているが、男性が転げ、不意に女性の胸に触るシーンなどがあると、「あるわけないじゃん」
 
今では、そう突っ込む自分がいる。 女性経験がないことに対する焦りもない。「東大だし、それなりのところに就職できるだろうし、結婚できない不安はないですね」

以上

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