シャンテ サラのたわ言・戯れ言・ウンチクつれづれ記

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ドミンゴよ お前もか?

2019年08月17日 | 音楽界よもやま話
右写真は「ドミンゴは1962年に ソプラノ歌手のマルタ・オルネラス氏と結婚した」
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米ロサンゼルス歌劇場の監督も務める世界的なオペラ歌手のプラシド・ドミンゴが、セクハラ疑惑で9人から告発されました。 オペラ歌手として、過去最強・超有名テノール歌手ですから、椅子からすっ転びそうになりましたね。

彼ほど オペラにおけるヒーロー向きの歌手はなく、どんな主人公でも引き受けたら 崩れることなど考えられず、ソプラノ歌手の誰もが共演したがる、理想のテノールだと思っていたのですが …
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「ドミンゴ氏、セクハラか 大物オペラ歌手に9人告発」(8月13日 ロサンゼルス共同) __ ※追加1へ
「世界的オペラ歌手のドミンゴ氏、セクハラ疑惑で9人が告発」(8月13日 BBC News Japan)
「オペラ歌手のドミンゴ氏、9人がセクハラ告発 AP 報道」(8月13日 日本経済新聞)
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記事を読むと 長年 監督を務めるロサンゼルス歌劇場での出来事のようです。 スター歌手で歌劇場監督となれば、そこにおける存在感・発言力は絶大でしょう。 そんな大スターの前では 例えば 売り出したばかりのヒヨっ子の名も無いソプラノ歌手がどんな立場か、簡単に想像できます。

その実力者の立場を悪用してのセクハラだとしたら、いくら大実力者だとしても許されるものではありません。

これまで築き上げてきた オペラ全曲盤やリサイタルの CD の価値が崩れた思いがします。 汚れたヒーローが歌っているオペラ全曲での歌唱が、何か嘘くさいものに感じられると想像してしまうのは私だけではないでしょう。
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有名クラシック関係者のスキャンダル事件の報道は、ロシアの指揮者・ピアニストのプレトニョフ、米指揮者のレヴァインに次いで3人目です。

他にも それほど有名でない人のスキャンダルも幾つかの報道記事があります。 早くいうと クラシック関係者も人の子。 クラシック音楽を生業 (なりわい) としているだけで、他の要素は一般人と全く同じです。

ですから犯罪発生率は同じはずです。 だからといって 許されるものでもないですが。 これで 今後『ドミンゴ CD 大全集』発売は、ほぼ 無くなったと予想できますね。
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「ブルータス、お前もか」(ラテン語: Et tu, Brute? 英語: Even you, Brutus?) は、西洋では "Et tu, Brute?" は親しい者からの裏切りを意図する格言として定着した (ウィキペディア)。

今日はここまでです。


※追加1_ AP 通信は13日、スペイン出身の世界的オペラ歌手プラシド・ドミンゴ氏 (78) に、長年セクハラや不適切な行為を受けていたと告発する女性歌手ら9人の証言を報じた。 オペラ界で「公然の秘密」だったとして、スタッフら三十数人の目撃証言なども伝えた。

ドミンゴ氏は、AP に対する声明で「誰かを苦しめたと聞くのはつらい」としながら、「一緒に仕事をしたことがある人は、私が意図的に危害を加える人物ではないと知っている」と反論。 今と昔では「ルールや基準が異なることも理解している」と強調した。

ドミンゴ氏は「世界三大テノール」として有名。

以上

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