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シャンテ サラのたわ言・戯れ言・ウンチクつれづれ記

"独断と偏見" で世相・経済からコミックまで 読んで楽しい 面白い内容を目指します。 

T4が受けなかったのは …

2018年03月31日 | シネマ何だかんだ
左写真は『ターミネーター4』(Terminator Salvation)。 右は Terminator Genisys。
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YouTube に投稿されている『ターミネーター4』(2009) を細切れで繋いで鑑賞しましたが、ハッキリいって あまりターミネーター・シリーズらしくない作品だと感じました。

理由は幾つか上げられますが、最大の理由は “シュワルツェネッガーが出演していない” ことでしょう。 ターミネーター=シュワの認識・感覚が世界的に固定しており、観客はそれ (シュワ演じるターミネーター) を楽しもうと映画館にやってくるのですから、彼がいないターミネーター映画には拍子抜けでしょう。

次回作『ターミネーター: 新起動/ジェニシス』(T5 2015) にシュワが復帰出演したら、T5興行収入が増えてT2並になっていますから、歴然です (私は未視聴です)。 (68歳の) 老けたシュワでも、やっぱり観客は期待しているのです。

そして 私が感じたのは、全編通して戦闘場面の連続で、色調も同じような くすんだ茶色ばかりですから、飽き易いのです。 この点 T1、T2のキャメロン監督は、色調に薄い青色を使って効果を上げていましたね。

ああいうのは抱えているスタッフが、どういう色調にするのが得意なのかに依るんじゃないでしょうか。 T4監督のマックGが抱えるスタッフは、観客受けする色調を出せなかった?

そして 戦闘場面の連続というのも、一本調子で 飽きがきて疲れやすいものです。 どこかで クスッと笑える場面とか、ギャグっぽい場面があると 緊張が途切れて面白いのですが、このT4にはそれが不足しています。

更にいうと 出演俳優の個性が薄くて、この俳優のここが存在感がある、ということが思い当たりません。 薄い個性の俳優ばかりで、くすんだ茶色だけの映像で 最初から最後まで戦闘場面の映画ときたら、あまり印象も残りませんよね。

肝心のストーリーそのものはよく出来たものだったと思いますが、総合的には 有名シリーズものではあったが、多くの点で魅力的ではない作品だった、ということになりますね。
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ウィキペディアから __ 本作の制作費はシリーズ最高の製作費約 2億ドル (280億円) と推定されており、これは前作『ターミネーター3』の製作費とほぼ同等である。 しかし、全米では『ナイト ミュージアム2』に1位を奪われ、初登場2位に留まった。 北米での興行収入はおよそ 1億2500万ドル で、国内で製作費を回収することができず、前作『T3』の 1億5000万ドル を下回る結果となってしまった。

一方 日本では興行チェーンが前3作の東宝洋画系から丸の内ピカデリーを筆頭とした松竹・東急系へと変更され、2009年6月5日から3日間先行上映を行った後、6月13日から公開が始まり、オープニング5日間で興行収入 10億2000万円 を稼ぎ、初登場1位を飾った。 しかし日本での総興行成績は 33.1億円 に留まり、これは『T3』の 82億円 の半分にも及ばず、大幅に下回る結果となっている。

全世界興行成績はおよそ 3億7000万ドル で、前作の 4億3300万ドル を下回る不本意な成績で大赤字になった。 後に制作会社は破産した。

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さて T5は未視聴ですが、どうもT1・T2の焼き直しらしく 積極的に観たいという意欲がなかなか湧いてきません。

生身のシュワルツェネッガーが緊急開胸手術をしたなんて記事を読むと、彼も不死身で頑健そうだと思っていたのですが、もう70歳になっているんですね。
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「シュワルツェネッガー氏が心臓手術 経過順調 “アイム・バック”」(3月31日 産経新聞)
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以上

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