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シャンテ サラのたわ言・戯れ言・ウンチクつれづれ記

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ベン・ハーの音楽

2012年10月23日 | ドイツ以外の音楽
2006年6月7日投稿分__

ミクロス・ローザ Miklos Lozsa が作曲した映画「ベン・ハー Ben-Hur」音楽は大いに気に入り、サウンド・トラック盤 LP ('59) やローザ自身が指揮したナショナル・フィル盤 LP ('77) も買ったくらいです (「戦車」シーンの音楽は日本の競馬放送のテーマ音楽に流用されましたね)。 後にドルビー・サラウンド化された映画の LD 盤も入手しました。
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マジャール語で発音すると、ロージャ・ミクローシュとなる。 映画音楽の作曲家としてアカデミー作曲賞に17回ノミネートされ、3回受賞している。  1907年ブダペストに生まれ、ライプツィヒ音楽院に学ぶ。 29年に同地で「ヴァイオリン協奏曲 第1番」を作曲。 その後アメリカ合衆国で映画音楽の作曲家として活躍し、「深夜の告白」('44)、「白い恐怖」('45) や「二重生活」('47)、「ベン・ハー」('59) などの映画音楽によって名声を博した (Wikipedia)。
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彼が作曲したクラシック音楽の「ヴァイオリン協奏曲1番」を聞いてみましたが、「ベン・ハー」ほどは印象に残らなかったですね。 映画「失われた週末」では独特な音色を出す楽器テルミンが使われ、幽霊音楽のような雰囲気がよく出ています。
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M-G-M とプロデューサーのサム・ジンバリストは、ローザにこの映画の曲を担当させることにしました。 ローザは初めての贅沢な18カ月間もの作曲期間を得ることができました。 序曲は、重厚な金管ファンファーレからピチカートを打つ弦楽器までを配して輝きに満ち、弦楽器が奏でるユダ・ベン・ハー、メッサラ、そしてローマ人やユダヤ人の置かれた状況を表すテーマが耳を引きます。「クォ・ヴァディス」以来の手法で、ローザ自身が曲全体を細かくデザインし、あとを彼の長年のオーケストレーター、ユージン・ザドールが仕上げました。 サントラ盤の録音はローザ立会いのもと、彼の友人カルロ・サヴィーナ指揮のローマ交響楽団が行いました (「ベン・ハー」の音楽から/ブルース・エダー)。
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... と、この映画音楽のエピソードは話しが尽きません。 ローザはその後も多くの映画音楽を書き、「針の眼 Eye of the Needle」('81) の音楽にもローザ節が出ていたのを覚えています。 95年 亡くなりました。

以上

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