左写真はパリのロダン美術館にある “考える人”。 右は記事2添付の写真 (記事本人ではない?)。
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7月に “ピロリ菌” を殺す薬を1週間だけのみ、ほぼ退治したらしい。 ところが、です。 服用する前の処方する医師の話しでは、「この薬を飲むと 半分くらいの人が、軟便か下痢になることがあります」ということでした。
私は軟便・下痢にもならず、むしろ服用最後の日は便が硬くなっていました __ 要するに便秘っぽかったのです。 その後 同じ薬は服用していません。
そして8月に入って ここ2週間くらい、どうも慢性的な便秘体質になってしまったらしい。 以前は私は便秘体質ではありませんでした。 むしろ下痢気味のことが多かったのです。
先日3度 トイレに行っても硬すぎるのか 排便できません。 アブラアセを流しながら、手を握りしめ りきんで排便しようとしても出ません。 4度目の “考える人” でやっと排便できました。 排便できないというのは大変つらい。 便秘の人の “お悩み” がやっと分かりました。 貯め込み過ぎて、死んじゃう人もいるんですからね (記事2参照)。
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ウィキペディアから __ 便秘 (べんぴ constipation) とは、ヒト (または他の動物) において便の排泄が困難になっている消化器の状態のことである (追加1へ)。
「16歳少女、8週間トイレに行かず死亡!! 」(7月10日 トカナ 追加2へ)
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近所のドラッグストアに出かけて便秘薬を選んで購入してきました。 そこの20歳くらいの (アルバイト?の) お兄さんに、「第2類、第3類というのはどう違うの?」と訊くと、「第2類が副作用が強く、第3類は弱いです」「色々な種類のがあるけど それぞれどう違うのかね?」と訊くと、「うちではこれを推薦しています」というだけで、その推薦理由がよく分かりません。
で、ちょっと詳しい20代後半か30前後のお姉さんに交代してもらって訊いてみました。「7月に “ピロリ菌” を殺す薬を飲んだあと、今迄 便秘体質でなかったのが、便秘体質になってしまったようなんですよ」「そのお薬で 悪玉菌と一緒に善玉菌も殺しちゃったんじゃないですか?」「んー そうかも知れない」
「さっきのお兄さんはこれを推薦していたけど、これは何なの?」「これは他では売っていない当店オリジナルの便秘薬です」「ははぁ …」「あと 便秘薬ではありませんが、整腸薬というのもあります」「うん … でもこんなに100錠以上もいらないよね。 これが自分に合うかどうかも分からないから __ 大正製薬の “コーラック” が一番有名だなぁ …」とかいいながら、40錠入りのエスエス製薬の “スルーラック” を試しに購入しました。
当日 就寝前に1錠飲んだが翌朝通じがなく、朝食後2錠飲んだら、午後普通に通じがありました。 ホッとしましたねぇ。 もっとも 追加2錠が効き過ぎたのか、夕方まで3度も もよおして排便しちゃいましたけど。 追加は1錠で十分だったかも?
今日はここまでです。
※追加1_ 一般に、
○ 一般に排便の無い期間の長さ(排便が3日以上無い、週に3回以下しかないなど)
○ 排便の困難さ
○ 残便感
○ 口腔からの便臭
などで認識・診断される。「毎日便が出なければならない」と考える者も存在するが、各個体の排便間隔は体質、環境などによりまちまちで、一意に決めることはできない。
日本内科学会の定義では「3日以上排便がない状態、または毎日排便があっても残便感がある状態」 となっている。
便秘には、問題のある便秘と問題のない便秘があり、問題のあるものは大腸で便の通りが悪くなる、大腸ガン、腫瘍、直腸ガン、腸の癒着、痔、甲状腺機能低下症などがあり、ガンや腫瘍などの場合は血便がある場合が多く、痔の場合は便通時に痛みを感じる場合がある。
これまで述べたものは原因のはっきりした便秘で、それに合った治療を受けられるが、原因のはっきりしないものは「常習性便秘」と呼ばれる。
常習性便秘は2つあり、1つ目は「弛緩性便秘」で、これは便をためておく癖がある人に良くみられるが、自覚症状はそれほどない。 もう1つは「痙攣性便秘」で、多くは頭痛や吐き気、めまいやのぼせ、さらに不眠などを伴う。
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※追加2_ 女性に多い悩みの代表格、「便秘」。 肌荒れやニキビ、シミ、吹き出物など肌トラブルの原因との指摘もある。 しかし その程度で済めばまだ “御の字” なのかもしれない。 イギリスには、便秘が悪化した末に命を落としてしまった少女がいるというのだ。 以前トカナでは、「1週間ウンチをしないとどうなる?」と題し、便秘がさまざまな病気を引き起こす危険性について指摘したが、まさか死に至るケースまであるとは ……。 早速詳細についてお伝えしよう。
先月30日付の英紙「Cornish Guardian」によると、便秘の悪化により帰らぬ人となってしまった少女とは、コーンウォール州トゥルーロ出身のエミリー・ティッタリントンさん。 彼女がこの世を去ったのは2013年2月のことだが、今年になって死因審問 (死因が不自然な場合に行われる審問手続き) が開かれ、エミリーさんの直接の死因とされる心臓麻痺が、実は便秘に起因するものであることが確認されたのだ。
エミリーさんは、幼少期より慢性的な便秘症に悩まされてきた。 一口に慢性的といっても、彼女の場合は数週間に1度しか便通がないという極めて深刻なもので、死亡時は実に8週間も排便していない状態だったという。 結果、大腸をはじめとする臓器がことごとく膨張し、胸部を圧迫したことにより心臓麻痺が引き起こされたというわけだ。
では 彼女を死に至らしめた便秘の原因は何だったのか? 死因審問に出席した病理医は、エミリーさんが恒常的に「便意の我慢 (stool withholding)」に及んでいたことを指摘、その背景には自閉症の影響から「トイレに行くのが怖い」という思いがあったのではないかと証言している。 また エミリーさんが検査を拒否するため、かかりつけの医師は便秘薬を処方するしかなかったこと、さらに家族もホメオパシー療法や霊気療法などに頼ろうとしていたことが判明している。
エミリーさんが亡くなった2013年2月8日 救急隊は彼女の自宅に2度駆けつけている。 1度目、エミリーさんは顔色が悪いながらも意識があり、病院に行くことを拒否。 そして2度目に救急隊員が到着した時 (早朝4時ごろ)、すでに彼女はトイレで倒れたまま動かなくなっており、ロイヤル・コーンウォール病院に搬送されたものの死亡が確認された (享年16)。 救急隊員リー・テイラー氏は、「この時はじめてエミリーさんの腹部がひどく膨らんでいることに気づき、とてもショックを受けました」と証言している。
どうやらエミリーさんの悲劇的な結末は、適切なタイミングで適切な治療が施されなかったことも一因といえそうだ。 ちなみに、「キング・オブ・ロックンロール」ことエルヴィス・プレスリーの死因も、エミリーさん同様、便秘に起因する心臓麻痺だった可能性が指摘されているらしい。 便秘を放置することのリスクは、あまりにも大きい。 辛い時には、すぐに医師の診察を仰いだほうが賢明だろう。
以上