シャンテ サラのたわ言・戯れ言・ウンチクつれづれ記

"独断と偏見" で世相・経済からコミックまで 読んで楽しい 面白い内容を目指します。 

「アレですよ あれ」 … 「はぁ?』

2022年12月03日 | 分からな~い人生
悲惨なほどイタズラをやりあげたラブラドール。 隅っこにちんまりと座り、お耳が行方不明に … 反省は伝わった。
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それまでスラスラとしゃべっていた人が、急にこの言葉になる __「あれだよね」「あれですよ」__ 聞く方にとっては、当然 何のことか解らない。 けれど おっつけ「コレコレですよ」と言葉が出てくる。

これは、話者が脳内の記憶細胞から順繰りに記憶情報を引き出して 記憶1、次に記憶2、記憶3と繋ぎながら話しているのだが、何かの拍子に記憶2が出てこずに 先に記憶3が出てくると、記憶2の代わりに「あれだよね」と繋ぐのです。

その頃になると (一瞬遅れで) やっと記憶2が出てくるので、「コレコレは …」と話しが繋がります。

こういう話し方は中年以降の人に多い傾向があります。 もっとも マレに30代でも、そういう話しをする人もいます。 たまになら 誰でもよくありますから、気になりませんが 度々あると気になりますよね。
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想像するに 脳内の記憶細胞を司る „海馬体“ が衰えて、うまく記憶情報を引き出せなくなっている証拠と思われます。

人間 誰しも 体のあらゆる器官が歳と共に衰えるのは避け難く、「あれだよね」も „老化現象の1つ“ でしょう。 聞き手にとって困るのは、話者が今さっき話した事を忘れて すぐに繰り返し話しをする事です (エンドレステープが脳内で回っているのです)。
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また「ホラ あの人、何ていったっけ …」と会話が立ち往生したら、「Aさんですね」と助け舟をだすと、「そうそう Aさん!」と本人も思い出すのです。

オッサンやオバサンから「ホラ アレ …」が出たら、「はぁ?」といわずに「ナンでしたっけ?」と繋ぐと、大概の人は一瞬遅れで思い出すことが多いので、「そうですね」と相槌を打ってあげましょう。



ウィキペディアから __ 左は大脳の一部を切り取って内部の海馬 (水色で表示) を露出させた図。 図の左側が前頭葉、右側が後頭葉。 側頭葉の大部分を切りとって、内部の海馬を表示している。 右写真は脳の海馬 (左) とタツノオトシゴ、別名 海馬 (右)。
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海馬 (かいば hippocampus) は、大脳辺縁系の一部である、海馬体の一部。 特徴的な層構造を持ち、脳の記憶や空間学習能力に関わる脳の器官。

1950年代に てんかん手術のために海馬体を切り取った、H. M. というイニシャルを持つ患者が、その後 新たに記憶を獲得する能力をなくしてしまった (前向性健忘) というエピソードは大変有名である。 このエピソードにより、海馬が脳の記憶形成に重大に関わる分野として、研究が盛んになっていった。
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今日はここまでです

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