原発問題

原発事故によるさまざまな問題、ニュース

「燃やすな、危険」日本の木々に残留する多量のセシウム:筑波大学研究チームが科学誌に発表/フィガロ紙

2014-01-21 22:37:09 | 放射能汚染

「燃やすな、危険」日本の木々に残留する多量のセシウム:筑波大学研究チームが科学誌に発表/フィガロ紙

「燃やすな、危険」日本の木々に残留する多量のセシウム:筑波大学研究チームが科学誌に発表/フィガロ紙(11月14日)
http://franceneko.cocolog-nifty.com/blog/2012/11/1114-fa7d.html より全転載
2012年11月24日

筑波大学の加藤弘亮(かとう ひろあき)研究員(生命環境科学)らの研究チームは11月10日、福島原発事故から6ヶ月後の時点で、空気中に放出されたセシウム137の60%が針葉樹林を中心とする森林に残留していたとする研究結果を科学誌『地球物理学研究』(Geophysical Research Letters)に発表した。国土全体の70%を森林が占める日本において極めて深刻な発見といえる。

原子力災害による環境への被害に関する調査は、これまで人口が密集する都市圏や農業用地を中心に実施されてきており、森林地帯に関する調査結果が発表されるのは稀なケースだ。

「森林地帯はこれまで原子力災害の被害調査から取り残されてきました。これは間違ったやり方です。」

環境汚染分野の専門家である仏フランシュコンテ大学のピエールマリー・バド教授は指摘する。実際には森林には葉や針状葉があるために地表や丘よりも空気との接合面が大きく、結果として多量の放射性物質を取り込む可能性がある。葉に蓄積したセシウムは数年間の間地表に落ちずに留まり、遅れて爆発する「爆弾」となりうるのだ。

加藤研究員らは福島原発から150キロの距離にある栃木県で調査を実施した。この地域の森林は直接放射性降下物にさらされた汚染が最もひどい地域の森林に比較すると比較的放射線量が低かったが、針葉樹林の樹冠における放射線量についてはチェルノブイリ原発事故当時のフランス・メルカントゥール地方およびヴォージュ地方で記録された汚染レベルに近い高レベルを記録した。セシウム137の半減期は30年である。日本の針葉樹林を構成するヒマラヤ杉と糸杉にはほぼ同じレベルのセシウムが蓄積されていた。バド教授によると、針葉樹の葉の形状(細かさ)によって放射性物質とともに葉に付着するホコリの量が決まると言う。

森林に付着した放射性物質は、時間と共に地表を汚染すると見られている。加藤研究員らの研究チームは、汚染された森林で伐採された木材の使用を監視し、暖房用に木材を焼却する事を禁止すべきであると提言している。汚染された木材を焼却すれば、放射性物質が凝縮した灰が発生するからだ。森林内の散歩やキノコ類・液果類(みかん、トマト、ぶどう等)の摂取、野生動物の摂取が健康に及ぼす被害についても検証が必要だ。バド教授によれば、数年後、地表から25〜30センチの深さまでしみ込んだ放射性物質は、再び樹木に取り込まれる。それが正に、チェルノブイリ原発事故でまき散らされた放射性降下物によって現在ヨーロッパで起きていることなのである。

(抜粋、一部編集)

●元の記事:「福島:汚染された日本の樹冠」/フィガロ紙(11月14日)
(Yves Miserey, « Fukushima : contamination de la cime des forêts japonaises », Le Figaro. 2012.11.14)
http://www.lefigaro.fr/environnement/2012/11/14/01029-20121114ARTFIG00566-fukushima-contamination-de-la-cime-des-forets-japonaises.php

(転載おわり)

 


果樹農家悲鳴 残り半分の桃の木の表面から、キロ当たり4万ベクレルを検出「もう無理だ」

40,000 Bq/Kg from the surface of fruit tree

http://blog.goo.ne.jp/jpnx05/e/c4a78a5e551c49a0795eec33e169c151

 

 

福島県内の森林の落ち葉、1キログラム当たり440万ベクレル

福島 落ち葉に高濃度放射性セシウム 2012年3月4日 4時45分
http://blog.goo.ne.jp/jpnx05/e/693b019cfe52c4041bff64f6a70fecad
有害な廃棄物と同じ処分法が求められる
1キログラム当たり10万ベクレルを超える放射性セシウムを含む落ち葉は、
原発から離れたところでは、80キロ圏の森林にまで及んでいました。

 

 

福島 小倉寺稲荷山の側溝、6月に93万1000Bq/m2⇒9月には479万4000Bq/m2に上昇 (2011年)
http://blog.goo.ne.jp/jpnx05/e/c101c941d93e32bc0abcf979047ee1a8
明らかになる除染の限界 森林の放射性物質が再飛散!?

(日経エコロジー2012年1月号より)

落葉や降雨に伴い、森林近くの放射線量が増加する場合がある。

「近くの森林で葉が落ちる時期は地上1mの空間線量が上がる。マスクを着用したほうがいい」――

「渡利地区には周辺の山から水が流れて来る。一般的には降雨によって線量が低下すると思われているが、こうした地域では逆に雨の度に放射性物質の濃度が上がることが分かってきた」と山内教授は言う。

 


・標高4百メートル以上の山のふもとで

 放射性物質による汚染が悪化する傾向がある

・表面の樹皮にとどまらず、樹木の内部にまで放射性セシウムが浸透http://blog.goo.ne.jp/jpnx05/e/73ef53530d3f958299a77e2c1af44ad2
講師に招かれた東京農業大学の林隆久教授は相馬市や南相馬市などの山林を調査した結果、標高4百メートル以上の山のふもとで放射性物質による汚染が悪化する傾向があると報告しました。

そして、採取したスギやヒノキなどを詳しく調べたところ、表面の樹皮にとどまらず、樹木の内部にまで放射性セシウムが浸透し、濃度は数百から数千ベクレルに達したことなどを説明していました。

 

 

南相馬市のヒノキ 1キロ当たり9万5000ベクレル
森林の木、内部に放射性物質=福島・南相馬で高濃度-東京農大
http://blog.goo.ne.jp/jpnx05/e/e0b061037b07a908041330860f474d44
年輪ごとに削り、セシウム濃度を計測したところ、最高で2300ベクレルを検出した。一方、表面の樹皮で最も高かったのは南相馬市のヒノキで、同9万5000ベクレルだった。

 

 

 

上杉隆氏 「除染は無理。水で洗い流しても放射能は移動するだけだ」

http://blog.goo.ne.jp/jpnx05/e/5918eff4a176e88628020ab09f137daf

果たして、国や県は本気で福島県内の広大な山林や田畑を除染しようとしているのだろうか。
「ウクライナやベラルーシの一部では除染をあきらめている。そもそも、完全な除染は無理であることが分かった。
水で洗い流しても放射能は移動するだけで分解されるわけではないのだ」

先月、欧州で開かれたオーフス会議に招待されたベラルーシの科学者は、日本で始まっている除染について忠告し、こう続けた。
「私たちがチェルノブイリ事故で得た結論は、除染よりも避難することの方が合理的ということだ」

昨年来、テレビ・新聞では「除染が成功した」というニュースを盛んに流している。
だが、その汚染水はどこに行くのか。根元に落ち、土に浸み、場合によっては川に流れ、 海に到達する。そして分解されないセシウムなどの各種は環境で循環を始める。
日本、特に福島では、そうした当然の自然の摂理が伝えられていないのである。

 

 

 

汚染がれき 燃やすと、細かく体に取り込まれやすくなり、

原子炉爆発時の粉塵より危険な状態で拡散されます

http://blog.goo.ne.jp/jpnx05/e/e4911e14c506a48c98b3d9083c170861

細かくなるからもっと 危険 (農民)

2012-11-21 09:29:55

原子炉爆発時
核生成物は埃とか 何かに付着して
仙台近くまで高濃度で地表に落ちた

瓦礫に付着 または 結合して存在

これを遠方に運んで 1000度以上で
燃やすと ほぼ原子の状態か 
煙に付着して拡散 

細かい分 体に取り込まれやすくなり
原子炉爆発時の粉塵より危険な
状態で拡散されます。

ゆえに 再拡散専用原子炉を日本中に
民間、公営で増設したのと同じ。

 


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