原発問題

原発事故によるさまざまな問題、ニュース

豊橋の保育園でも400人が、1キロ当たり500ベクレル超えるシイタケを食べた

2012-04-12 13:03:29 | 未分類

豊橋の保育園でも400人食べる 基準値超シイタケ

 愛知県岡崎市の幼稚園児ら528人が給食で食べた茨城県出荷の乾燥シイタケから、改定前の暫定基準値(1キログラム当たり500ベクレル)を超える放射性セシウムが検出された問題で、愛知県豊橋市は11日、同じ流通ルートから購入した乾燥シイタケを、市内にある三つの保育園の園児と職員計約400人が食べていたと発表した。

 豊橋市によると、3保育園が計約3・7キロを購入。2~4月に10~15回、給食でうどんの具やまぜご飯として提供された。市は「1人当たりの消費量を計算すると最大5・25ベクレルで、人体への影響はほとんどない」としている。

2012/04/11 20:01   【共同通信】

http://www.47news.jp/CN/201204/CN2012041101001945.html


サンフランシスコ湾岸地区 市販牛乳の放射性セシウム 昨年6月以来の最高値

2012-04-12 13:01:29 | 未分類

〔ENEニュース〕 ★ サンフランシスコ湾岸地区 市販牛乳の放射性セシウム 昨年6月以来の最高値 米連邦環境保護庁基準の倍近く San Francisco Bay Area milk sample has highest amount of Cesium-137 since last June — Almost double EPA’s maximum contaminant level

  → http://enenews.com/april-milk-sample-highest

 Date of 04/09/2012:

Cs-134 @ 0.068 Bq/L
Cs-137 @ 0.141 Bq/L
Total Cs = 0.209 Bq/L or 5.67 pCi/L
 (27.1 picocuries = 1 becquerel)

 EPA基準 The EPA Maximum Contaminant Level for radioactive cesium in milk is 3 picocuries/L:

転載元:http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2012/04/san-francisco-b.html


2011年3月16日 米空軍 内部メール ★ 「ミサワ(三沢)基地で線量上昇」

2012-04-12 13:00:25 | 未分類

〔ENFORMABLE〕 昨年3月16日 米空軍 内部メール ★ 「ミサワ(三沢)基地で線量上昇」 March 16th, 2011 – USAF detects elevated radiation levels from northern tip of Japan to Tokyo

  → http://enformable.com/2012/04/march-16th-2011-usaf-detects-elevated-radiation-levels-from-northern-tip-of-japan-to-tokyo/
 ◇ ソース → http://www.scribd.com/doc/88805284/AF-Radiological-Sampling-Plan-and-Isotropic-Information-FOUO-Pages-From-C142015-02A
 (この3頁に記載あり)

 三沢と横田基地では3・14から1日に3回、線量測定を開始(その後、さらに、16日から、韓国やグアムなど日本国外の基地でも測定を開始)。

 そして、ヨコタとミサワで線量上昇を確認!

 USAF bases at Misawa and Yokota began sampling (3X daily) on Monday, March 14th, 2011

 USAF expanded the locations testing to more AFBs and some ANG installations in Korea(3X), Guam(3X), Alaska,  Washington(IX daily), Oregon (1X), and California (1X) on Wednesday, March 16th, 2011.

 We have seen some elevated readings at Yokota and Misawa.

転載元:http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2012/04/march-16th-2011.html


ロシアが輸入した日本製中古車 死の灰汚染が発覚!ロシア国外へ持ち出すよう命令

2012-04-12 12:59:06 | 未分類

〔ENFORMABLE〕 ★★★ ロシアが輸入した日本製中古車 死の灰汚染が発覚! ウラジオストクの裁判所 日本からの輸入した放射能汚染中古車(ホンダ・フィット)のオーナーにロシア国外へ持ち出すよう命令 Russian court rules against owner and banishes radioactive Honda exported from Japan

 

Radioactivecar

 → http://enformable.com/2012/04/russian-court-rules-against-owner-and-banishes-radioactive-honda-exported-from-japan/ /◎ 事実なら、東電が補償し、引き取るべきではないか!
 ◇ ソース → http://en.rian.ru/russia/20120410/172724013.html

 昨年11月にウラジオ港で陸揚げされた日本からの輸入中古車(ホンダ・フィット)が放射能の許容基準をはるかに上回っていたことが判明。

 地元の検察当局はオーナーに除染と国外への持ち出しを求めたが、従わなかたことから裁判になっていた。

転載元:http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2012/04/russian-court-r.html


チェルノブイリ後の放射能の健康への影響② 「染色体異常や新生児の欠損など」

2012-04-12 12:39:49 | 未分類

チェルノブイリ後の放射能の健康への影響② 「染色体異常や新生児の欠損など」

本日、放射能防御プロジェクトのメンバーが京都市に申し入れにゆきます。もちろん「ガレキ拡散阻止」がテーマです。

p40.  6.甲状腺癌や他の甲状腺疾患
6.1.チェルノブイリ地域
ソビエト連邦保健大臣E. Tschasowは,災害2年後に,チェルノブイリ原子力発電所の事故が地域の住民の健康に影響を与えていないと確信を持って言うことができる

と„Prawda“(ソ連共産党の中央機関)に書いている.
数年,モスクワでは秘密にされていた.1989年3月に初めて, L.A. Ilyin教授らによりチェルノブイリの放射線汚染による健康への影響に関する最初の報告がされた.
ILYIN教授は9地域の39地区で次の30年間に158000人の子供(0-7歳)の内90人の子供が甲状腺癌になるだろうと予測している.
Ilyin教授は放射線に関する国際機関(ICRP、UNSCEAR)の中で今日もロシア代表として表明をしている.
1990年1月、ミュンヘンの放射線生物学研究所の所長Kellererは,赤十字の報告書に甲状腺機能の障害は特に問題だと書いている.
甲状腺検査はより頻繁に実行されなければならなく,又継続した検査で甲状線疾患が発見される.

 
医療専門家の大半は,放射線被爆をした人民は,加えて病気率が増加すると結論している.
 

p39.フィンランドではチェルノブイリ放射性降下物により高い放射線で汚染された地域の住民の中で
1986年の8月から12月までの出産の期間で障害が現われた.
(研究の結果,フィンランドの国民は,高い放射線降下物に被爆していた.)

J. Pohl-Rülingの研究結果でザルツブルク(オーストリア)の人々チェルノブイリの原子炉事故の影響でリンパ球の染色体損傷があることを発表した.
リンパ球の染色体損傷をした人々はチェルノブイリの前のデータと比較して6倍に増加した.
チェルノブイリ原発事故後,スコットランドとスエ-デンはベルリン、ベラルーシのようにダウン症候群(Trisomie21)の急激な増加があった.
チェルノブイリ原発事故後,影響を受けたウクライナ、ベラルーシ,ロシアは、染色体異常の増加を証明できる。

 

p38.他の国.
フィンランド、リトアニア、ポーランドの放射線セシウム137の汚染はキログラム当たり数千ベクレルである.
(5.3)他の国々.
1987年の初めに、チェルノブイリ後,雨の影響を受けたトルコ西部では、新生児の先天性欠損の発生率が高くなったと報告されている.

西部の黒海沿岸 Düzce市では,1986年に無脳の新生児10人が生まれている.
 Düzce市の
民間病院の主任医師 Faruk Tezerの情報では,致命的な奇形,無脳症は3人であった.
別の異常は神経組織欠損が報告されている.


フィンランドでも高い放射線汚染された地域は奇形率の増加(中枢神経系(CNS)障害と手足の奇形)が記録されている.
中枢神経系欠陥の多くのケースが,Odense市,デンマーク、ハンガリー,オーストリアでもあった.
ブルガリアの Pleven地域では,心臓の奇形、中枢神経系、複数の異常があった

クロアチアのZagreb大学病院では,1980年から1993年の間早産や新生児が出生後28日以内に全員死亡していた
ここでは,チェルノブイリ後,中枢神経系異常のな増加率を示した
フィンランドのDrL.Saxénは母親の妊娠の最初の3ヶ月間で早産が大幅に増加していると明らかにしている.
 

p36.Dr.H. Scherbはバイエルン州ではチェルノブイリ事故後,放射線セシウムの土壌汚染によって,奇形が増加したことを発見した.
(1984年-1986年)に比べてチェルノブイリ原発事故後(1987年-1991年)は奇形グループの唇、顎と口蓋など先天性奇形の発生が頻繁に増加した.
Dr.ScherbとDr.Weigeltの奇形データ分析の研究から.(バイエルン州の環境省による要請

バイエルン州はチェルノブイリ後,1986年10月から1991年12月の間に奇形児が1000人から3000人生まれたと推定できる
土壌汚染(1 kBq/m2)で死産のリスクは0.5パーセント-2.0%であると推定できる.
セシウムCs134と137の外部放射線量(1mSv/a)の場合,死産の危険性は1.6%になる.

生殖障害に関しては(比較的高い)率であった.
 
p35.ドイツの場合.
 Hamburgでは,チェルノブイリの年1986年に30年間で2番目に高い,出生時体重が2500グラム未満の早産児
と末育児の増加があった.
ハンブルクの上院の市会議員 Ursula Caberta y Diaz が上院の質議応答で新生児の早産による未熟児の数を発表した.
チェルノブイリの年は出生児の体重低下(未熟児)の子供は67人である.(1985年は60人であった)
東ドイツでは,チェルノブイリの放射線の影響により奇形児が増加した.

東ドイツは、16歳未満の死亡した子供は,すべて解剖される. Jena市では1986から1987までに奇形児の登録は1985年と比較して4倍になった.
東ドイツで登録された奇形児と中枢神経系障害と、口唇口蓋裂は1987年には9.4%増加した.

放射性降下物による影響を受けた3つの北の地域で、1980年と1986年と比較して最も現れた.
西ベルリンでは、1987年のベルリンでの毎年の健康診断報告で奇形児と死産児が倍増したと発表されている.
最も手と足、そして、心臓や尿道の奇形が増加した

南バイエルン州は,高いセシウム放射性降下物の影響により,北バイエルン州に比べて1987年後半には妊娠中の女性の奇形児の率は
ほぼ2倍になった.
1987年の11月と12月の、バイエルンの地域セシウム土壌汚染による奇形児率は非常に重要である.

A. Körblein と H. Küchenhoffは南部と北部のバイエルンで,7ヶ月の間,放射線セシウムの影響を受けた妊産婦の奇形児率を正確に示した.
1987年の11月と12月には最も汚染された南ドイツの24の地域での奇形児率はほぼ3倍であった.(バイエルン州の放射線の低い影響を受けた24の地域と比べて)
最も汚染された10地域は,放射線の低い影響を受けた10地域に比べて,ほぼ8倍の奇形児率である.
子供の死産の増加率は確実である.

チェルノブイリ後の幼児の奇形のデータ
があるのはバイエルン州だけである


 
p.34.ドイツの場合.
精子の破壊は放射線降下物によるといえる.(得に母親の年齢による)
ベルリンでは4月29日から5月8日までの期間に高い放射線被爆した5組の夫婦の,その子供は
母親がわの原因で余分な染色体が5例,その後には6例発見された.
stellten Sperling とMikkelsenの遺伝研究で確認された.
高い放射線と染色体異常の関係は12例の内8例である.
1986年の春の環境中の高放射線量による空気や汚染された食べ物が原因である.
卵巣と甲状線の間の総合関係と卵巣に直接ヨ-ドが集積されることも議論されている.
ドイツ政府の人体遺伝子の研究機関の全国調査で,28737人の出生前の染色体分析の分析
では1986年には
Trisom21(ダウン症候群)が237例あった.高い放射線被爆をした生殖胚が原因だと考えられる.

高い放射線に汚染された南ドイツの地域では,これが頻繁にあった.
ベルリンの教授Sperlingと原子力安全協会 Pierre Verger と放射線防護研究所のRoses Cedex (フランス) の研究で
母親の年齢と出生前の被爆の関係でが放射線により染色体異常(ダウン症候群)が発生することが確認された.
 
 

P33.
5.2.ドイツ連邦共和国
1987年1月、チェルノブイリ9か月後、 München市の (Dr. Klaus Waldenmeyer)の実験室で行われた新生児の遺伝子検査で,新生児の
(ダウン症候群)が2-3倍になった.
 Dr. Waldenmeyerの観測の結果,災害後9ヶ月間で明らかに,新生児の遺伝的変化が増加している.
ミュンヘンでは、 Trisomie 21(ダウン症候群)が6例ある.
K. Sperling はチェルノブイリ9ヶ月後、ベルリンでTrisomie 21(ダウン症候群)が急激に上昇した
1987年1月西ベルリンでは,12人の子供がダウン症候群になった.通常は2-3人がダウン症候群である.
この期間ベルリンでは最も高い放射線量が検出されている.
 K. Sperlingは
ダウン症候群率が1987年に高くなったことを,1994年のイギリスの医学誌に詳細なデータ分析で確認し発表した.

彼の分析は数字上,非常に正確である.
ダウン症候群になる人は1つの染色体(染色体21)が3つの内2つになる.
彼らは合計47の染色体が46になる.母親の受精によって生殖細胞が分裂減少し遺伝子が変化する.
この結果,子供は知能が減少し,典型的に外観が変化する.
又,感染症にかかりやすく,そして,心臓障害などの内部組織の奇形がおこる
=================================================
 
せっかくなので見易くしました。https://sites.google.com/a/kinositakouta.com/tepcofax/
 
 

「関東・南東北の被曝エリア(東京全域を含む大半のエリア)にいる皆さんは、放射性物質の少ないエリア、できれば愛知県から西のエリアに、移住するべきです。妊婦、子供、未成年、妊娠可能な女性は優先して移住すべきです。他の皆さんも極力移住してください。被曝から一年が経過しています。初期被曝は深刻で、慢性被曝の影響がさらに危険です。食物、飲料のみならず、吸気による被曝も軽視できません。回避する方法は限定的です。あなたやあなたの家族の命が何よりも大切です。一刻も早く移住してください。」

「健康被害と思われる事象が顕著にあらわれている方は、僕までメール下さい。事故発生当時の行動記録や数値データなどを細かく教えてください。問い合わせの内容も書いてください。健康被害の状態を皆で共有化し、事態の推移をあきらかにしていく作業が最も必要です。nagaikenji20070927@yahoo.co.jp

 

「これは兵庫県三木市のお母さん達が作成したガレキ広域拡散阻止のチラシですが、出来が良いので、直していろんな自治体対応に使えると思います。  」  

 

「放射能防御プロジェクトのホームページに、島田市のガレキ試験焼却に関しての検証データを載せました。僕宛に、使いたい方は、必ず、名前、所属先、地域、活動団体名などをメール下さい。連携してゆきましょう。このデータはお申し出のあった方にメールしたものと同じです。 

 

http://www.radiationdefense.jp/infomations/%e9%9d%99%e5%b2%a1%e7%9c%8c%e5%b3%b6%e7%94%b0%e5%b8%82%e3%81%a7%e8%a1%8c%e3%82%8f%e3%82%8c%e3%81%9f%e8%a2%ab%e7%81%bd%e5%9c%b0%e7%93%a6%e7%a4%ab%e8%a9%a6%e9%a8%93%e3%81%ae%e7%84%bc%e5%8d%b4%e7%b5%90/

 

 全国の人々が連携して立ち上がるべきと思います。nagaikenji20070927@yahoo.co.jpこれは具体的に活動していて、行政当局などと対応のために必要な方への提供です。一人でなく、複数の方との現実の反対活動をしていることを明記してください。グループ名、団体名、代表者名、連絡先も明記してください。」

  

「講演会やいろんな形でのご依頼、相談は、まず僕にメールを下さい。

4/20(金)夜広島県福山市、4/21(土)夜岐阜県多治見市、4/22(日)午後愛知県一宮市、4/22(日)夜も三重県四日市。詳細日程は下記。 

 5/3(木)北海道厚沢部町周辺で調整。5/4(金) 函館は確定。同日夜、せたな町で調整。5(土)6(日)は、苫小牧や札幌で調整。5/17(木)熊本、5/18(金)長崎、5/19(土)福岡・飯塚、5/20(日)福岡・小倉は確定。この前後で山口・宇部でも調整しています。5/27(日)東京・稲城でほぼ確定。詳細告知がきているものは、下記のとおり。 

これらの日程で、近隣エリアで講演会の開催のご要望のある方は、連絡を下さい。僕は、広島市がすごく気になっています。nagaikenji20070927@yahoo.co.jp

 

転載元:http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927/e/7bb5ba061a6e404c24964f8b975af01b


チェルノブイリ後の放射能の健康への影響① IPPNWドイツ支部での報告より。

2012-04-12 12:36:45 | 未分類

チェルノブイリ後の放射能の健康への影響① IPPNWドイツ支部での報告より。

木下様へ.毎日の木下さんの戦い感謝いたします. 論文78ペ-ジの内32ペ-ジ訳しました.日本で病気の症状が出ていますので,送らせていただきます.

私は専門家ではありませんが,ドイツ人の物理学者のアドバイスを頂き,訳しました.少しでも,日本の人々に役に立てば嬉しく思います.
どうか,お体を大切になさってください. いつも,素晴らしい記事をありがとうございます.
EMI.KIYOMIZU(TWITTER名)

(チエルノブイル後の放射線影響による健康被害-ベラルーシ,ウクライナ,ロシア.欧州内)の4人のドイツ物理学者による論文発表.(核戦争反対国際医師団体ドイツ支部に掲載)ドイツ語
(EMI.KIYOMIZU訳.)
ソ-ス.Gesundheitliche Folgen von Tschernobyl - IPPNW
(2006年4月.ドイツ人,4人の物理学者の論文.)

Dr.Sebastian Pflugbeil.放射線防護協会

Henrik Paulitz.IPPNW核戦争反対国際医師団体ドイツ支部

Dr. Angelika Claußen .IPPNW

 Inge Schmitz-Feuerhake教授.放射線防護協会

 

p44.ミンスクの保健省 Vassili Kazakov から,1992年にはベラルーシの子供たち甲状腺癌は世界の平均に比べて80倍多かったと報告されている.2001年末までにDr,Lengfelderらの報告によるとベラルーシの幼児と青年は、1,000人以上の甲状腺癌があった
2004年にDr.Okeanov論文で,ベラルーシの子供の甲状腺癌は100倍以上増加していると発表されている.
Dr,Okeanovは成人でも、甲状腺癌が急激に上昇していると示している。
チェルノブイリ前は,ベラルーシでは成人の甲状腺癌は,まれな病気であった.
 チェルノブイリの4年後1990年以降には,甲状線癌の疾病率は世界で最高値に達した.
1980年の、甲状線癌の標準の年間発生率30歳以上の成人においては,10万人の住民に対して,1,24%であった.
1990 には 1,96% そして 2000年には  5,67%の甲状線癌率である.
Dr.Lengfelderらは,事故時の1986年から,放射線ヨウ素で被爆した幼児,青少年,成人らの甲状線癌がもっと増加しているのを明らかにしている.

しかし、また、事故の時すでに成人していた人も、癌のリスクが劇的に増加した.
チェルノブイリ後(1986年-1998年)は,チェルノブイリ前(1973年から1985年)に比べて,50才から64才の間の年齢に、癌が5倍に増加した.
 64歳以上の人で、癌は2.6倍に増加した。


 
p43.
ウクライナも、チェルノブイリメルトダウン後,甲状腺癌が増加した
チェルノブイリ後、甲状腺における放射性ヨウ素の含有量の検査を11万人の子供、40,000人の大人にして,癌の登録を設置した.
1993年迄に、この登録は、子供の甲状腺癌が418件あったことを記録している。要素の内訳と地域ごとに明確に示している.
ウクライナのベラルーシとロシアでDr,M.M. Fuzik らが甲状腺疾患の広範な調査をした.

研究は、ベラルーシ、ロシア、ウクライナの癌の登録のデータに基づいている。
このデータは,チェルノブイリ事故で幼児が最高の病気率を示している.

チェルノブイリ(1982年-1986年)の前の年に生まれた子どもに比べて,チェルノブイリ事故の時,生まれた子供は数年生きる年数が少なく,
チェルノブイリ後の年に生まれた子供たちは(1987年-1991年)より甲状腺癌の病気が多い.
高被爆した子供は,特に乳児と幼児が敏感で,放射性ヨウ素の影響の発生が起こることが明かに示されている.
ベラルーシの子供たちの悪性癌は,早期に他の組織に移転する.
1つの甲状腺の腫瘍結節が直径10 mm に成長する.
43%はリンパ線に,3%は他の臓器に転移する.
Dr.Fuzikらの全ての12地域の調査で,得に強く影響したチェルノブイリ3地域、ベラルーシ、ロシア、ウクライナで,
チェルノブイリ事故後,約4〜5年から0才〜14歳の子どもの甲状腺癌が増加した.
これらは、ウクライナの地域の,Vinnitsa, Zhytomir, Cherkassy, Chernigov , Kiev市 と
前ロシアの Gomel 市, Mogilev ,ロシアの Bryansk, Kursk, Orjol ,Tula市であった.
強い影響を受けたGOMEL市で甲状腺癌が増加した.その次は Bryansk村, Orjol, Kiev 市, Kiev村,
Chernigov村, Mogilev und Zhytomirであった.

 
p42.アメリカ合衆国の科学者 F.A. Mettler教授は,チェルノブイリ地域の子供の甲状腺癌の組織サンプルで
チェルノブイリプロジェクトの科学者が、ベラルーシ保健大臣に真実でない報告をしているの知っていた.

汚染の激しい地域GomeLで子どもたちの甲状腺疾患が増加しているのが明らかになった.
だが,この報告は無視された.
1995年11月20-23日まで,世界保健機関(WHO)はチェルノブイリ事故と他の原子力事故による健康影響に関する国際会議を開催した.
会議では,特に原子炉の大惨事後に高度に汚染された地域に住んでいる子供たちの、甲状腺癌の急激な増加の調査結果が提示された
予想以上に,はるかに速く発生率は増加している.
WHOの専門家 Keith Baverstock は,原子炉事故驚くほど短い時間に癌障害の増加があり,さらに,ベラルーシの子供たちは恐ろしいほど成長する腫瘍

と他の組織に広がるのを予想している.
子供の甲状腺癌における最大の増加はGOMELの汚染された地域で発生した。
すべての甲状腺癌の約50%はベラルーシのこの地域GOMELで,子供たちの間で発生している。
 甲状腺癌の場合,この場所では大人も1位で,ゴメル地域では0才から18歳の子供は、1998年には年間数,58倍高くなっている.

甲状腺癌の子どもたちの大半は6歳未満で,半分以上は、4歳未満であった.
ベラルーシの子供たちの甲状腺癌の発生率(0〜14歳)は,1995年にピークに達した.
早い段階で,子供達に,急速に成長する甲状腺癌と他の臓器に転移して急速に発達する癌,得に肺癌が起こった.


p41.東ドイツの原子力安全,放射線医学部門放射線防護局のD. Arndtはチェルノブイリの4年後にS. Pflugbeil氏に,
チェルノブイリ地域の問題は,日状生活の変化による心身(ビタミンの不足/主に家に居るだけ)が原因で,彼らは歩かないで,十分な野菜を食べないのは彼らの責任だと書いている.

専門家のこのような無知は,初期の医療援助を遅くさせた.
ソ連からの最初の甲状腺疾患の詳細な情報は,1990年の秋にBELRINで,Minskの女医 Maria Ankudowitschは,放射線被爆によって、甲状腺癌だけでなく,
多くの甲状腺結節が起こり,様々な形の自己免疫性甲状腺炎甲状腺機能低下症を誘導すると報告している.
放射線被爆した甲状腺を持つ子供のホルモン状態は,小児と青年の発達障害と機能障害のリスクを増大させる。

神経内分泌調節異常によって、下垂体疾患、副腎疾患、膵臓、乳癌および卵巣の癌が増大する可能性がある
ベラルーシの南部地域では, 10 Grayの放射線量の被爆をした子供は5%であり.非避難区域では1Gray被爆した子供は20%である.
ベラルーシの子供たちの間で甲状腺癌は特に増加した.通常、甲状腺癌は高齢者が発生する病気である。
子ども達には,甲状腺癌は極めてまれな病気である。
ベラルーシでは,1986年まで子供の甲状線癌の年間発生率は0人-2人であった
1989年7月から1990年の秋までに子供の甲状線癌は22件あった。
 過去の経験より、思ったよりも速く,この期間に甲状線癌になるのが明らかになった.
この勇敢な医師は,続いて専門的な研究をするのが,公には困難になった.
1991年の春、IAEAは,国際チェルノブイリプロジェクトで "検査で子供達は健康であった,デ-タ-では,事故以来、白血病や甲状腺癌の増加を示さなかった"と発表している.

転載元:http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927/e/83711efebb0dd0d77fb5e5e5ffa7e470

大飯原発、事故時の対策がほとんど改善されていない

2012-04-12 12:27:02 | 未分類

大飯 遅れる防災 OFC改善未定 ヨウ素剤確保も

 政府は原発の再稼働に向け突き進むが、関西電力大飯(おおい)原発(福井県おおい町)をめぐっては、いざ事故が起きたときの対策拠点の見直しや被ばくを防ぐ安定ヨウ素剤を住民にどう配るかなど、肝心の対策がほとんど改善されていないことが本紙の取材で分かった。こんな状況で再稼働させ、事故が起きれば、東京電力福島第一原発事故時と同じような大混乱を招く恐れがある。 

 まず問題なのは、住民の避難など対応策を決めるオフサイトセンター(OFC)をどうするかが決まっていない点だ。

 福島の事故ではOFCが原発から五キロと近すぎ、放射性物質への防護も不十分で使い物にならなかった。大飯原発のOFCは原発から八キロで、敷地の高さは海抜わずか二メートル。仮に原発が津波に耐えても、OFCが水没する可能性が高い。

 ここが使えなかった場合は、関電高浜原発(福井県高浜町)のOFCを使うことになっているが、こちらも海抜四メートルにある。

 福井県の担当者は「両方のOFCがだめになっても、まだ敦賀、美浜両原発の二つのOFCが県内にはある。万一のときはそのどちらかを使うことも考えられる」とする。

 確かにこれら二つは海抜十数メートルにあり、津波には耐えられるかもしれないが、県内四つのOFCとも放射性物質を除去するフィルターはなく、非常用電源も十五時間しか使えない。外部電源が失われれば、ただのコンクリートの箱と化す。

 県の担当者は、国のOFCの見直し方針が定まっていないことを理由にしているが、これらの弱点は福島事故から一年以上過ぎてもまったく改善されていなかった。

 一方、事故の影響は当初の想定より大幅に広かったことを受け、重点的に防災対策を実施する区域が、従来の八~十キロ圏から三十キロ圏にまで拡大されることが固まっている。

 しかし、内部被ばくを防ぐ安定ヨウ素剤の備蓄や配布計画の作成は進んでいない。

 福井県は原発がある市町以外にもヨウ素剤を確保することを決めたものの、肝心の追加分のヨウ素剤は確保されていない。二万二千人分は確保されているが、区域拡大に伴って対象人数も膨れあがるため、二十二万八千人分が不足している。

 大飯原発の三十キロ圏には滋賀県や京都府が新たに入るが、ヨウ素剤はまだ確保されていない。

(東京新聞 2012年4月12日)

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2012041202000131.html


大飯原発再稼働条件

2012-04-12 12:24:17 | 未分類

民主PT同調 藤村氏は「口撃」一転 大阪府市の「8条件」

関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の再稼働の阻止に向け、大阪府市統合本部が打ち出した再稼働八条件に、政府が頭を抱えている。当初は、橋下徹大阪市長=写真(上)=の単独プレーと冷ややかに見る向きもあったが、民主党の原発事故収束対策プロジェクトチーム(原発PT)もこれに同調するような提言をまとめたことで、政府も無視できなくなってきた。(関口克己)

 大阪府市統合本部の八条件は、大飯原発を念頭に原発から百キロ圏内の地方自治体と安全協定を結ぶよう求めるなど、事故が起きた際の周辺住民の安全確保に力点を置いた内容だ。

 一方、民主党の原発PTが十日にまとめた再稼働に関する五条件は、関電が大飯原発では二〇一五年に先送りした原子炉の格納容器の圧力を抜くベント(排気)時に放射性物質を除去するフィルターの設置を求めるなど、原子炉の安全確保をより重視している。

 再稼働の条件を示した二つの提言が期せずして一致した項目が原子力規制庁の設置だ。政府は環境省の外局として今月一日に発足させようと法案を提出したが、いまだに審議すら始まらず、発足のめどはたっていない。政府は発足を待たずに、大飯原発の再稼働を見切り発車させようとしているが、これにそろって待ったをかけた。

 政府は当初、大阪の八条件と原発PTの提言の影響力をそごうと躍起だった。藤村修官房長官=同(下)=は十日の記者会見で、大阪の八条件に関する橋下氏の発言について「支離滅裂なところもある」と批判した。

 すると、橋下氏はツイッターで「むしろ国の方針が錯綜(さくそう)している」と反論。十一日には、大飯原発再稼働に関する野田佳彦首相と関係三閣僚の協議について「安全性を何となく認めたような雰囲気だ。太平洋戦争に突入していった流れに似ている」と政府への批判を強めた。

 政府とすれば、関電の筆頭株主である大阪市との対立を深めれば大飯再稼働の障害になりかねず、民主党の原発PTからの反発が強まることも懸念。藤村氏は十一日の会見では、大阪の八条件について「正式な提言があれば拝見し、貴重な提言と受け止めたい」と、前日とは別人のような口ぶりで述べた。

(東京新聞 2012年4月12日)

http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2012041202000127.html