放射能ゾンデ観測の結果についてガンマ線のグラフが重要
SNAに問い合わせたところ、熊本-東京の巡航高度は、34,000ft(11,500m 約10km)
以上が予備知識
さて、出発前(機内) 0.12μSv/hr
シートベルトが消えてから(離陸後 20分か) 0.34マイクロシーベルト/時
それからさらに10分後 2.03~2.54マイクロシーベルト/時
この間、ずっと雲の上。場所的には離陸後30分程度ですから、四国~関西でしょうか?
線量があまりにも高いのですが、こんなものかと思ってました。高度が下がり始めてからは、動画で記録
<script type="text/javascript"></script>
<script type="text/javascript" src="http://blog.sakura.ne.jp/contents/js/external_video.js"></script>
高度が下がると目に見えて線量が低下してきます。福島のグラフとぴったり符合しそうです。
東京モノレール内 0.14マイクロシーベルト/時
大気が薄くなるから、このようなものと思っていたのですが・・・その日の帰りの便(最終便)
1.13-1.28マイクロシーベルト/時(離陸後30分)
熊本上空(高度下げる前) 0.13マイクロシーベルト/時
以上考えますと、日本全国の雲には放射能の塵が含まれており、それは巡航高度ではガスマスクが必要な程度となる。(1.3μSv/h > で 東電D区域 全面マスクが必要-根拠は、下記の関連ブログ「セシウム牛は全面マスク域で飼育中だった・・」をご覧ください。今なら,題名は「福島で飼育中の牛には、全面マスク配布を」に変更しますですね・・)
航空機に乗る際には、注意が必要ですし、雨にはできるだけ当たらないよう各自用心する必要があるでしょう。(筆者注:飛行機は換気のために外気を取り込んでいます。飛行機室内にも放射性物質が取り込まれる可能性があります。放射能除去フィルタなど使用しているのでしょうか?このあたりは、専門外ですので、よく知りません)
航空機をよくお使いで、ガイガーカウンターをお持ちの方、是非調べてみてください。新聞記者のかたなど、いかがでしょう?
参考(
地球の大気)から
成層圏まで、放射性物質が拡散している模様。ジェット気流は、こんなイメージか?
追記(2011.7.25)コメントで指摘いただきました。
航路による被曝量は、
こちらで計算できるようです。
ほぼ、近似の値と思われる成田~ソウル を計算しますと、
となりました。この値は、今回の値とそれほど差はなく、宇宙線のみの値なのかもしれません。
また、
航空機搭乗者の被ばく線量 (09-01-05-11) 日本の平野部で1日あたりに受ける平均的な宇宙線の線量は0.001mSv(1μSv)であるが、国内線の旅客機に乗ると1時間足らずの飛行で同程度の被ばくを受ける。ですから、だいたい1マイクロシーベルト/時 くらいが標準的な被曝量だとも考えられます。
書く前に参考にした記事
5 航空機乗務員の被曝線量はどのくらいになるの? 羽田~沖縄間で 0.95マイクロシーベルトですから、やはりこの測定値は高すぎませんか?
航空会社で測定しているはずですが。。。今回の測定値であれば、2マイクロシーベルト以上となります。