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チェルノブイリ後の放射能の健康への影響② 「染色体異常や新生児の欠損など」

2012-04-11 02:14:17 | 福島第一原発と放射能

本日、放射能防御プロジェクトのメンバーが京都市に申し入れにゆきます。もちろん「ガレキ拡散阻止」がテーマです。

p40.  6.甲状腺癌や他の甲状腺疾患
6.1.チェルノブイリ地域
ソビエト連邦保健大臣E. Tschasowは,災害2年後に,チェルノブイリ原子力発電所の事故が地域の住民の健康に影響を与えていないと確信を持って言うことができる

と„Prawda“(ソ連共産党の中央機関)に書いている.
数年,モスクワでは秘密にされていた.1989年3月に初めて, L.A. Ilyin教授らによりチェルノブイリの放射線汚染による健康への影響に関する最初の報告がされた.
ILYIN教授は9地域の39地区で次の30年間に158000人の子供(0-7歳)の内90人の子供が甲状腺癌になるだろうと予測している.
Ilyin教授は放射線に関する国際機関(ICRP、UNSCEAR)の中で今日もロシア代表として表明をしている.
1990年1月、ミュンヘンの放射線生物学研究所の所長Kellererは,赤十字の報告書に甲状腺機能の障害は特に問題だと書いている.
甲状腺検査はより頻繁に実行されなければならなく,又継続した検査で甲状線疾患が発見される.

 
医療専門家の大半は,放射線被爆をした人民は,加えて病気率が増加すると結論している.
 

p39.フィンランドではチェルノブイリ放射性降下物により高い放射線で汚染された地域の住民の中で
1986年の8月から12月までの出産の期間で障害が現われた.
(研究の結果,フィンランドの国民は,高い放射線降下物に被爆していた.)

J. Pohl-Rülingの研究結果でザルツブルク(オーストリア)の人々チェルノブイリの原子炉事故の影響でリンパ球の染色体損傷があることを発表した.
リンパ球の染色体損傷をした人々はチェルノブイリの前のデータと比較して6倍に増加した.
チェルノブイリ原発事故後,スコットランドとスエ-デンはベルリン、ベラルーシのようにダウン症候群(Trisomie21)の急激な増加があった.
チェルノブイリ原発事故後,影響を受けたウクライナ、ベラルーシ,ロシアは、染色体異常の増加を証明できる。



 

p38.他の国.
フィンランド、リトアニア、ポーランドの放射線セシウム137の汚染はキログラム当たり数千ベクレルである.
(5.3)他の国々.
1987年の初めに、チェルノブイリ後,雨の影響を受けたトルコ西部では、新生児の先天性欠損の発生率が高くなったと報告されている.

西部の黒海沿岸 Düzce市では,1986年に無脳の新生児10人が生まれている.
 Düzce市の
民間病院の主任医師 Faruk Tezerの情報では,致命的な奇形,無脳症は3人であった.
別の異常は神経組織欠損が報告されている.


フィンランドでも高い放射線汚染された地域は奇形率の増加(中枢神経系(CNS)障害と手足の奇形)が記録されている.
中枢神経系欠陥の多くのケースが,Odense市,デンマーク、ハンガリー,オーストリアでもあった.
ブルガリアの Pleven地域では,心臓の奇形、中枢神経系、複数の異常があった

クロアチアのZagreb大学病院では,1980年から1993年の間早産や新生児が出生後28日以内に全員死亡していた
ここでは,チェルノブイリ後,中枢神経系異常のな増加率を示した
フィンランドのDrL.Saxénは母親の妊娠の最初の3ヶ月間で早産が大幅に増加していると明らかにしている.

 

p36.Dr.H. Scherbはバイエルン州ではチェルノブイリ事故後,放射線セシウムの土壌汚染によって,奇形が増加したことを発見した.
(1984年-1986年)に比べてチェルノブイリ原発事故後(1987年-1991年)は奇形グループの唇、顎と口蓋など先天性奇形の発生が頻繁に増加した.
Dr.ScherbとDr.Weigeltの奇形データ分析の研究から.(バイエルン州の環境省による要請

バイエルン州はチェルノブイリ後,1986年10月から1991年12月の間に奇形児が1000人から3000人生まれたと推定できる
土壌汚染(1 kBq/m2)で死産のリスクは0.5パーセント-2.0%であると推定できる.
セシウムCs134と137の外部放射線量(1mSv/a)の場合,死産の危険性は1.6%になる.

生殖障害に関しては(比較的高い)率であった.
 
p35.ドイツの場合.
 Hamburgでは,チェルノブイリの年1986年に30年間で2番目に高い,出生時体重が2500グラム未満の早産児
と末育児の増加があった.
ハンブルクの上院の市会議員 Ursula Caberta y Diaz が上院の質議応答で新生児の早産による未熟児の数を発表した.
チェルノブイリの年は出生児の体重低下(未熟児)の子供は67人である.(1985年は60人であった)
東ドイツでは,チェルノブイリの放射線の影響により奇形児が増加した.

東ドイツは、16歳未満の死亡した子供は,すべて解剖される. Jena市では1986から1987までに奇形児の登録は1985年と比較して4倍になった.
東ドイツで登録された奇形児と中枢神経系障害と、口唇口蓋裂は1987年には9.4%増加した.

放射性降下物による影響を受けた3つの北の地域で、1980年と1986年と比較して最も現れた.
西ベルリンでは、1987年のベルリンでの毎年の健康診断報告で奇形児と死産児が倍増したと発表されている.
最も手と足、そして、心臓や尿道の奇形が増加した

南バイエルン州は,高いセシウム放射性降下物の影響により,北バイエルン州に比べて1987年後半には妊娠中の女性の奇形児の率は
ほぼ2倍になった.
1987年の11月と12月の、バイエルンの地域セシウム土壌汚染による奇形児率は非常に重要である.

A. Körblein と H. Küchenhoffは南部と北部のバイエルンで,7ヶ月の間,放射線セシウムの影響を受けた妊産婦の奇形児率を正確に示した.
1987年の11月と12月には最も汚染された南ドイツの24の地域での奇形児率はほぼ3倍であった.(バイエルン州の放射線の低い影響を受けた24の地域と比べて)
最も汚染された10地域は,放射線の低い影響を受けた10地域に比べて,ほぼ8倍の奇形児率である.
子供の死産の増加率は確実である.

チェルノブイリ後の幼児の奇形のデータ
があるのはバイエルン州だけである






 
p.34.ドイツの場合.
精子の破壊は放射線降下物によるといえる.(得に母親の年齢による)
ベルリンでは4月29日から5月8日までの期間に高い放射線被爆した5組の夫婦の,その子供は
母親がわの原因で余分な染色体が5例,その後には6例発見された.
stellten Sperling とMikkelsenの遺伝研究で確認された.
高い放射線と染色体異常の関係は12例の内8例である.
1986年の春の環境中の高放射線量による空気や汚染された食べ物が原因である.
卵巣と甲状線の間の総合関係と卵巣に直接ヨ-ドが集積されることも議論されている.
ドイツ政府の人体遺伝子の研究機関の全国調査で,28737人の出生前の染色体分析の分析
では1986年には
Trisom21(ダウン症候群)が237例あった.高い放射線被爆をした生殖胚が原因だと考えられる.

高い放射線に汚染された南ドイツの地域では,これが頻繁にあった.
ベルリンの教授Sperlingと原子力安全協会 Pierre Verger と放射線防護研究所のRoses Cedex (フランス) の研究で
母親の年齢と出生前の被爆の関係でが放射線により染色体異常(ダウン症候群)が発生することが確認された.

 



 

P33.
5.2.ドイツ連邦共和国
1987年1月、チェルノブイリ9か月後、 München市の (Dr. Klaus Waldenmeyer)の実験室で行われた新生児の遺伝子検査で,新生児の
(ダウン症候群)が2-3倍になった.
 Dr. Waldenmeyerの観測の結果,災害後9ヶ月間で明らかに,新生児の遺伝的変化が増加している.
ミュンヘンでは、 Trisomie 21(ダウン症候群)が6例ある.
K. Sperling はチェルノブイリ9ヶ月後、ベルリンでTrisomie 21(ダウン症候群)が急激に上昇した
1987年1月西ベルリンでは,12人の子供がダウン症候群になった.通常は2-3人がダウン症候群である.
この期間ベルリンでは最も高い放射線量が検出されている.
 K. Sperlingは
ダウン症候群率が1987年に高くなったことを,1994年のイギリスの医学誌に詳細なデータ分析で確認し発表した.

彼の分析は数字上,非常に正確である.
ダウン症候群になる人は1つの染色体(染色体21)が3つの内2つになる.
彼らは合計47の染色体が46になる.母親の受精によって生殖細胞が分裂減少し遺伝子が変化する.
この結果,子供は知能が減少し,典型的に外観が変化する.
又,感染症にかかりやすく,そして,心臓障害などの内部組織の奇形がおこる
=================================================
 
せっかくなので見易くしました。https://sites.google.com/a/kinositakouta.com/tepcofax/
 
 

「関東・南東北の被曝エリア(東京全域を含む大半のエリア)にいる皆さんは、放射性物質の少ないエリア、できれば愛知県から西のエリアに、移住するべきです。妊婦、子供、未成年、妊娠可能な女性は優先して移住すべきです。他の皆さんも極力移住してください。被曝から一年が経過しています。初期被曝は深刻で、慢性被曝の影響がさらに危険です。食物、飲料のみならず、吸気による被曝も軽視できません。回避する方法は限定的です。あなたやあなたの家族の命が何よりも大切です。一刻も早く移住してください。」

「健康被害と思われる事象が顕著にあらわれている方は、僕までメール下さい。事故発生当時の行動記録や数値データなどを細かく教えてください。問い合わせの内容も書いてください。健康被害の状態を皆で共有化し、事態の推移をあきらかにしていく作業が最も必要です。nagaikenji20070927@yahoo.co.jp

 

「これは兵庫県三木市のお母さん達が作成したガレキ広域拡散阻止のチラシですが、出来が良いので、直していろんな自治体対応に使えると思います。  」  

 

「放射能防御プロジェクトのホームページに、島田市のガレキ試験焼却に関しての検証データを載せました。僕宛に、使いたい方は、必ず、名前、所属先、地域、活動団体名などをメール下さい。連携してゆきましょう。このデータはお申し出のあった方にメールしたものと同じです。 

 

http://www.radiationdefense.jp/infomations/%e9%9d%99%e5%b2%a1%e7%9c%8c%e5%b3%b6%e7%94%b0%e5%b8%82%e3%81%a7%e8%a1%8c%e3%82%8f%e3%82%8c%e3%81%9f%e8%a2%ab%e7%81%bd%e5%9c%b0%e7%93%a6%e7%a4%ab%e8%a9%a6%e9%a8%93%e3%81%ae%e7%84%bc%e5%8d%b4%e7%b5%90/

 

 全国の人々が連携して立ち上がるべきと思います。nagaikenji20070927@yahoo.co.jpこれは具体的に活動していて、行政当局などと対応のために必要な方への提供です。一人でなく、複数の方との現実の反対活動をしていることを明記してください。グループ名、団体名、代表者名、連絡先も明記してください。」

 

 

 

「講演会やいろんな形でのご依頼、相談は、まず僕にメールを下さい。

4/20(金)夜広島県福山市、4/21(土)夜岐阜県多治見市、4/22(日)午後愛知県一宮市、4/22(日)夜も三重県四日市。詳細日程は下記。 

 5/3(木)北海道厚沢部町周辺で調整。5/4(金) 函館は確定。同日夜、せたな町で調整。5(土)6(日)は、苫小牧や札幌で調整。5/17(木)熊本、5/18(金)長崎、5/19(土)福岡・飯塚、5/20(日)福岡・小倉は確定。この前後で山口・宇部でも調整しています。5/27(日)東京・稲城でほぼ確定。詳細告知がきているものは、下記のとおり。 

これらの日程で、近隣エリアで講演会の開催のご要望のある方は、連絡を下さい。僕は、広島市がすごく気になっています。nagaikenji20070927@yahoo.co.jp

 

=======================================

 【4/20(金)木下黄太講演会IN福 山】 

 緊急!木下黄太講演会 

 「絆に隠されたガレキ受け入れのトリック!」 

 4月20日(金)開場 PM 6:30  開演 PM 7:00~9:00 

 会場 学びの館ローズコム(大会議室) 

  福山市霞町1丁目10-1(084)932-7265

  会費 1000円

 

 定員 200名(要予約) 

  申し込み・お問い合わせ:peace-bird.0517.com@ezweb.ne.jp 

                 080-5609-1651(にった)

                 080-5618-8895(はやし)    

 

             (託児)お子さんお1人500円

 

 主催 とーらす( 前「一歩の会 in 福山」)  繋がろう広島

 

 

 

 

 

【4/21(土)木下黄太講演会 IN岐阜・多治見】  

 


日 時:4月21日(土) 18:00~20:00(開場 17:30)
場 所:多治見市文化会館 2F大会議室 http://www.tajimi-bunka.or.jp/bunka/access.html
定 員:150名
参加費:800円 中学生以下無料
託児:満1歳以上 1,000円/人(予約先着10名まで) 託児申込締切4月13日    
予約・問合せ:rdpc_kouen421@yahoo.co.jp 又は 090-6149-0852(田口)
 ※①代表者名 ②連絡先 ③参加人数 
   ④託児ご利用の有無と人数(氏名・年齢)を添えてお申し込みください。
 

 

主催:木下黄太氏多治見講演実行委員会  

 

 

 

【4/22(日)午後 木下黄太講演会 IN愛知・一宮】  

 日時  422日(日)  140016301330開場) 

 場所  一宮市若竹3-1-12「アイプラザ一宮」 講堂  

  前売り800円  当日1000円     主催  SAVE CHILD 一宮

 

      申し込み http://blog.goo.ne.jp/save-child-ichinomiya

 

      問い合わせ save-child-ichinomiya@mail.goo.ne.jp

 

【4/22(日)夜 木下黄太講演会 IN三重・四日市】

日 時:4月22日(日) 19:00~21:30(開場 18:30)
場 所:四日市市文化会館 第三ホール 
http://yokkaichi-shinko.com/yonbun/ 
定 員:300名
参加費:1000円
託児:ありません    
予約・問合せ:doubledot00@gmail.com 
 ※①代表者名 ②連絡先電話番号 ③参加人数 ④お住まいの市町村

  をメールに記載してお申し込みください。

  席が埋まり次第、受付を終了いたします。
 

主催:安心して暮らしたい三重 (http://ansinmie.seesaa.net)

 

 

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48 コメント

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AKB板野さんの症状 (品川 花子)
2012-04-11 04:59:52
これ↓、典型的な低線量被曝の症状だと思う・・・。
気がついて欲しい!!!
******************************************
AKB板野、ファンに握手会を欠席を謝罪

体調不良のため、
東京ビッグサイトで行われた
握手会を欠席したAKB48の板野友美が
ブログで
「迷惑をかけてしまってごめんなさい」
などとファンに謝罪した。

板野は
「6日から熱がでて
病院で点滴をして薬をもらったんだけど、
扁桃腺が腫れちゃってあまり効かず
高熱つづきで、
3日間お休みをいただきました」
と病状を説明。

「握手会に来てくれた皆さん、
本当にごめんなさい。
やっと熱が下がりました。
でも口内炎?みたいなものが
喉にも口にもできて、
今は食事をとるのも飲み物飲むのも痛くて、
自分と闘ってます」
などと記した。

(2012年4月11日)

返信する
Unknown (Unknown)
2012-04-11 06:53:38
今日の神戸新聞。
東日本大震災で発生したがれきの受け入れについて、西宮市の河野昌弘市長は10日、定例記者会見で「最終処分は大阪湾広域臨海環境整備センターで行うしかない。海面埋め立ての安全評価が示されるのを待ち、市民に理解を求めた上で、一日も早く受け入れられるようにしたい」と述べた。
 同市は阪神・淡路大震災の際、市内で発生したがれきの約17%にあたる約5万トンをほかの自治体で焼却してもらった経緯があり、河野市長はこれまでも前向きな姿勢を示していた。
 また、隣接する芦屋、尼崎両市と協調する方針だが、河野市長は、9日に尼崎市が独自の安全基準を示したことについて「選択肢を狭めることになるため、独自に制限を設ける段階ではない」とした。その上で「陸路や海路などがれきを運ぶルート検証、測定方法の課題など、基準が示される前にできることはやっていきたい」と話した。(金山成美)

みなさん、お電話おねがいします
返信する
青年会議所が・・・・。 (HZ)
2012-04-11 07:33:14
どうも、全国の青年会議所は
汚染がれきを受け入れたいようなのですよ!!!
青年会議所の圧力でがれき受け入れを押しているのでしょうか???
先日も群馬県桐生のJC青年会議所でアンケートをやり
桐生でガレキ受け入れが決まったばかりなのです!

今度は前橋です!
なぜ、JCなのか・・・・・。
青年会議所と言えばお金持ちばかりの集まりですし・・・・。

これもたぶん電力会社のやらせのように賛成票がはいるのですよ・・・・・。
本当に困っています・・・・。

これを見てください

http://www.maebashi-jc.com/gareki_enq2.pdf

http://www.maebashi-jc.com/


JC、青年会議所は地元に有力企業の御曹司の集まりです。
これに後押しされたら・・・・・・・!!!!!!!

先日京都でも青年会議所のメンバーのヤラセがありましたよね・・・。


怖い??ことに
これ、このアンケート誰もほとんど知らないんですよね・・・・。

JCの数々のメンバーがプログやツイッターやっているのですが
まったくまったく触れません、

ひそかにやっているんです・・・・。
国と同じやりかたです、

またこのアンケートを見てもわかるように巧妙にガレキ反対をできない答えになっています!

桐生でも誰も知らないままJCにアンケートをだされ、
受け入れ賛成票多数!!ということでがれき受け入れが決まったようです。
締め切った後で細野大臣のコメントとともに上毛新聞に出ていました。

JCは先日少子冊を出したのですが
町の一般市民の声というのに出ていたメンバーは
ほとんど、JCのメンバー関係ばかり…でした。
原発を持ってきた中曽根元首相の地元ですからね・・・・。
その息子、JOCの東海村の事件のとき、担当していたのですよね。
怖いです・…群馬・・・・。ガレキ,原発マネー大好き青年会議所・・・・・・。
返信する
瓦礫広域処理反対ちらし (怒髪)
2012-04-11 11:02:15
木下さん、皆さん、様々な情報と活動に感謝しております。大手マスコミは、国民の目を原発事故の問題から、海外の脅威に向けさせようとしているように感じます。国内問題を追求されないようにする常套手段です。

大手マスコミがこの有様では、ネットを使わない多くの市民に、瓦礫広域拡散の危険性を伝えるしかないと思います。他にも多々あると思いますが、一部を掲載させていただきます。

瓦礫広域処理反対ちらし

http://saiyan318.seesaa.net/?1334048744
九州・沖縄の自治体連絡先あり(裏面)

http://blog-imgs-26.fc2.com/g/e/o/george743/20120320151747235.jpg

http://goo.gl/8irU7
http://goo.gl/5qlyq
http://goo.gl/CjfTv
こちらのブログでご紹介頂いた、兵庫県三木市の方々が作成してくださったチラシです。再掲させていただきます。

警戒区域の見直しに伴う、事業者への廃棄物丸投げと受け取れるパブコメの内容に、唖然としました。しかもわずか一週間程度のパブコメ。このままではバンダジェフスキー博士の言葉通り、日本という国が消滅してしまいかねません。国民全体が当事者であると自覚するのが、健康被害が出てからでは遅すぎます。ともかく声をあげていきます。
返信する
今日の新潟日報朝刊社会面より (新潟県民)
2012-04-11 13:18:33
●震災がれき 三条市が住民説明会
 受け入れ表明5市で初 不安の声相次ぐ

 東日本大震災で発生したがれきの受け入れを表明している三条市は10日、ごみ処理施設周辺の住民を対象にした説明会を開催した。同市は7月以降の試験焼却実施を念頭に受け入れへの本格準備を進めており、ごみ処理施設と最終処分場周辺の自治会で順次、説明会を開き、住民理解を深めていく考え。しかし、同日の説明会では参加住民から放射性物質に対する懸念の声が相次いだ。
 三条市は新潟、長岡、柏崎、新発田の4市とともに震災がれき受け入れの意向を表明しており、説明会は5市の中で三条市が初めて。
 10日の説明会は、試験焼却を予定しているごみ処理施設がある福島新田甲自治会(同市栄地区)の約200世帯を対象に実施。宗村里士市民部長ら市職員が集会所に出向き、非公開で行った。
 参加者などによると、住民約35人が出席。市側が「放射性セシウム濃度1キログラム当たり100ベクレル以下」とする受け入れ規準について、一般ごみと同様に健康への影響が無視できるレベルと説明。試験焼却で安全性を確認した段階で本格的に受け入れる考えを示し、焼却灰も同100ベクレル以下に抑える方針を伝えた。
 質疑では住民から「運搬や焼却で放射性物質は外に漏れないか心配」といった意見や、風評被害を懸念する声が相次いだほか、「県が慎重姿勢を示す中、なぜ先頭に立って進めるのか」「地元同意がない限り受け入れるべきではない」との厳しい意見もあったという。
 宗村市民部長は説明会後、「誤解もあるようだが、理解と協力を得るために十分な説明を続けたい」と強調した。同自治会の山岸康男会長(65)は「受け入れは時期尚早との意見が多かった。賛否も含め自治会としての対応を決めたい」と話した。

●来月から市民学習会

 三条市の国定勇人市長は10日、放射性物質について基礎知識を共有するための「市民学習会」を5月4日から市内計8ヵ所で開催すると発表した。国定市長は同日開いた会見で「受け入れに際し、市民の不安を払拭する努力が必要」と述べた。
 学習会は「放射能と私たちのくらし」がテーマ。同市が受け入れ基準とする「放射性セシウム濃度1キログラム当たり100ベクレル以下」の値を踏まえ、放射性物質の種類や単位、日常生活での放射線被ばく量など基本的な知識を知ってもらうのが目的。
 専門家を講師に招き、6月までの期間中、計8回開く。5月4、5の両日は、独協医科大学の木村真三準教授が講師を務める。その後の日程や講師は不明。
 対象は市内在住者。問い合わせは市中央公民館、(以下略)。

●柏崎市も説明会 試験焼却の前

 震災がれきの受け入れを表明している柏崎市の会田洋市長は10日、夏ごろの実施を目指す試験焼却について「事前に焼却場や処分場周辺の住民に説明しなくてはならない。結果も報告する。本格実施前には全市民向けの説明会も開く」と表明した。
 住民への説明時期は未定。市長はがれきを搬出する被災地や運搬方法、放射能測定などを詰めた上で行うとした。
返信する
富士宮市役所 (Unknown)
2012-04-11 13:51:13
富士宮市

汚染瓦礫受入れ
今日市長が瓦礫を見に岩手県に行っています。
瓦礫受入れ反対の声をおねがいします!
市役所 0544ー22ー111
返信する
環境省に直接伝えてみよう (Unknown)
2012-04-11 13:56:50
環境省の瓦礫の広域処理についての問い合わせ電話番号です。
環境省に直接、瓦礫の広域処理に反対だ、自治体に瓦礫を受け入れるように圧力をかけるのをやめるべき等々、伝えてみるのもいいのではないかと思います。


広域処理に関するお問い合わせ窓口

http://kouikishori.env.go.jp/inquiry/
返信する
Unknown (早蕨)
2012-04-11 17:02:36
貴重な論文を紹介して頂いた EMI.KIYOMIZU 様と木下様に感謝いたします。
ドイツのデータは、情報が隠蔽されている旧ソ連諸国のデータよりも信頼性が高いと思います。
戦慄を覚えるのは次の部分です:

p.36 「バイエルン州はチェルノブイリ後,1986年10月から1991年12月の間に奇形児が1000人から3000人
生まれたと推定できる.土壌汚染(1 kBq/m2)で死産のリスクは0.5パーセント-2.0%であると推定できる.」

胎児への影響は事故から数年も経たずに現れるのですね。
訳では省略されていますが、奇形児の数はチェルノブイリ事故によって「追加された」数です。
東京の土壌汚染は平均 40-50 kBq/m2、人口はバイエルン州の 2-3倍ですから、
実に悲惨なことになると予想できます。

非常に重要な論文ですので、可能ならば専門家の方に全文翻訳をお願いしたいところです。
(この論文の示唆する所を考えると、首都圏の方達はそんな悠長なことは言っていられないと思いますが)

なお細かい点ですが、誤訳と思われる箇所が1、2ありますので指摘させて頂きます:

p.34 「精子の破壊は放射線降下物によるといえる.(得に母親の年齢による)」

原文:
Andere Ursachen für die Häufung der Chromosomenstörung als den radioaktiven Fallout im Frühjahr konnte Sperling ausschließen, speziell auch das Alter der Mütter.

直訳:
スパーリング氏は染色体の欠陥の蓄積を引き起こした原因として、その春の放射性降下物以外の原因、
特に母親の年齢を排除できる。

修正点:精子→染色体、母親の年齢による→よらない


p.38「クロアチアのZagreb大学病院では,1980年から1993年の間に早産や新生児が出生後28日以内に全員死亡していた.ここでは,チェルノブイリ後,中枢神経系異常のな増加率を示した.」

原文:
An der Universitätsklinik Zagreb, Kroatien, wurden zwischen 1980 und 1993 alle toten Frühgeburten und Neugeborenen, die innerhalb von 28 Tagen nach der Geburt verstarben, autopsiert.
Auch hier zeigen sich erhöhte Raten von ZNS-Anomalien nach Tschernobyl.

直訳:
クロアチアのザグレブ大学病院では1980 年から1993年の間に、死産した未熟児と生後28日以内に死亡した
新生児のすべてが解剖された。ここでもチェルノブイリ後に中枢神経系の異常率の増加が見られる。

修正点:全員死亡した→死児を全員解剖した
返信する
毎日放送(関西圏)がれき問題特集 (志舫)
2012-04-11 19:10:28
TBS系列の毎日放送ニュース番組「VOICE」にて、広域がれき処理の問題を特集していました。政府にも住民にも偏っていない報道のありかたに、希望を感じました。

被災地の声や避難民の声、バグフィルターではセシウムはとれないというメーカーの声、環境省のセシウム除去99.9%の説明、仮に99.9%除去でも安全という言葉を使ってはいけないとする小出先生の声…。

番組内では結論付けず、ご意見を募っていました。是非、ご意見を。
メール voice@mbs.jp または06-6359-3622(FAX)
返信する
北海道新聞瓦礫インタビュー (ニセコチビママ)
2012-04-11 20:30:40
【どうする震災がれき・4(4/11北海道新聞)】「放射能セメントが大量に流通すると、放射能の影響が心配される妊婦や乳幼児の被ばくが避けられません」「業者による流通ルート開示や、人が接する機会が限られているところで使用すべき」
http://chemibo.jp/hyouka/hm_kirinuki3.php

最近めっきり瓦礫問題が出なくなったのが怖いです。
水面下で着々と物事が進んでいるような気がします。
気が付いたら隣の市町村が燃やしてた!なんて事態にならないように皆で情報を共有しましょう!

私の住む町は田舎なのですが雪が溶けて暖かくなってきたため今、野焼きが非常に多くなってきました。
禁止されているのですが誰に咎められる訳でもないので皆バンバン燃やしてます。
今日は近所の人が燃やしてて煙たいほどでした。
何が燃やされているのか分からない恐怖があります。
一般ごみとは言え濃縮されてたら…
乳幼児がいるので正直やめて欲しいです。
こういう場合どうしたらいいのでしょうか?
役所に言えばいいのですかね?
焼いているのはお年寄りなので直接はいいにくです。
どなたかご存知でしたら教えてください。

受け入れ焼却施設が近くにある人はもっともっと恐ろしいのでしょう。
焼却して、リサイクルで混ぜて、コンクリートになって。。。
日本で住める所が本当になくなってしまいます。

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