原発問題

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汚染がれき、ゴミ焼却場で焼却するとセシウムは700度で揮発し、煙突から大気中に

2011-10-25 12:11:31 | 放射能汚染

<放射能に汚染されたがれきが全国に広がる>

◆ゴミ焼却場でがれきが燃やされようとしています

 放射性物質に汚染されたがれきを全国で処分することは、汚染の拡大になりますので賛成できません。がれき処分には、そのまま埋める方法と焼却処理があります。焼却灰の基準はありますが、燃やす前のがれきに基準はありません。

 ゴミ焼却場で焼却すればセシウムは700度で揮発しますので、煙突から大気中に出ていきます。脱硫装置では取り除くことができませんので、本来ならば特殊なフィルターをつけなければいけない。そのまま焼却すれば周辺の汚染につながり、非常に危険です。

 また埋め立てることにも問題があります。環境省は当初、放射性物質に汚染されたがれきや焼却灰の処分に関して、1キロ当たり8千ベクレル以下であれば一般最終処分場に埋めてもよいとしていました。しかし8月末、セメントで固めることを条件に基準を10万ベクレル以下に引き上げました。さらに9月25日には、10万ベクレルを超える焼却灰の埋立検討方針も出しました。これでは際限なく日本全体を汚染することになります。

 

全文:http://actio.gr.jp/2011/10/24215355.html