原発問題

原発事故によるさまざまな問題、ニュース

千葉県柏市、焼却灰から7万800ベクレル

2011-10-22 13:49:57 | 放射能汚染

千葉・柏の焼却灰、7万ベクレル超えるセシウム検出

 千葉県柏市は、市内の清掃工場で出た焼却灰から1キロあたり7万ベクレルを超える放射性セシウムが検出された、と11日発表した。市は国の通知に基づき、1キロあたり8千ベクレルを超えた焼却灰を埋め立てずに工場内などに保管しているが、早ければ8月中旬には満杯になり、ごみの受け入れが困難になる可能性がある。

 市によると、南部クリーンセンターで6月24日に採取した灰から7万800ベクレル、7月1日分では6万2700ベクレル、同2日分も6万800ベクレルを検出。北部センターでも最大値9780ベクレル、両工場の灰を埋め立てる最終処分場では同4万8900ベクレルが検出された。両工場にはフィルターが設置されており、放射性セシウムが大気中に放出されることはないという。

 放射性物質が付着していた小枝や葉が剪定(せんてい)されてセンターに持ち込まれ、焼却灰の数値が上がったと市は分析している。市は緊急事態として、国に対して8千ベクレルを超える焼却灰を最終的にどう処分したらいいのかを示すとともに、一時保管場所を新たに確保するよう要望している。

(asahi.com 2011年7月11日20時21分)


栃木県 那須町、稲わらから1キロ当たり14万7千ベクレルの放射性セシウム

2011-10-22 13:29:10 | 放射能汚染

(下野新聞 7月31日 朝刊)  

県農政部は30日、那須町の和牛繁殖農家が19日に出荷した肉牛1頭に与えていた稲わらから、1キロ当たり14万7千ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表した。水分補正値は3万3485ベクレルで国の暫定基準値(1キロ当たり300ベクレル)の110倍以上となる。この牛の肉は東京都中央卸売市場を通じ、業者に販売された。県内農家が肉牛に与えていた稲わらから、基準を超えるセシウムが検出されたのは那須塩原、日光の両市に続き3例目。

 同部によると同日までに、稲わら利用についての県の追加調査で、不適切に使用した疑いのある農家が新たに複数確認されている。県は当該農家に出荷自粛を要請するとともに、放射性物質検査を急いでいる。  同部によると、那須町の農家は福島第1原発事故後の3月19~28日、同町内の複数の農家の田んぼに置いてあった稲わらを集め、68個のロールに加工。うち6個を3月20日~4月10日に飼養する繁殖牛、子牛計22頭に与えた。

  このうち繁殖牛1頭が今月19日に那須地区食肉センター(大田原市)で食肉加工され、翌20日に東京都中央卸売市場から業者に販売された。県は国と東京都に通知するとともに、追跡調査を実施している。残り21頭は出荷されていない。  県が今月16~21日に実施した稲わら使用の聞き取り調査では、この農家は「与えていない」と回答。当初、不適切な使用の疑いがあるとされた38戸には含まれていなかった。  しかし27日の追加の立ち入り調査で、不適切な給餌が判明。農家は原発事故後の給餌についての設問に、「調査時点のことだと思った」と話しているという。農家は4月11日以降、稲わらを与えていないという。


汚染稲わら栃木県産10万6千ベクレル/kg、茨城県産6万4千ベクレル/kg

2011-10-22 12:58:36 | 放射能汚染

汚染稲わら栃木県産10万6千ベクレル/kg、茨城県産6万4千ベクレル/kg

 

(今までの汚染された稲わらの産地の一覧を早川教授の汚染地図に印を付けました。) 

また、この汚染地図に沿っている。この地図を見て想像力を働かせて、汚染の広がりを食い止めなきゃ!

以下は、MSN産経ニュースと毎日新聞の記事を一部引用。

 

栃木、茨城でも汚染稲わら

栃木県は、同県那須塩原市の農家が出荷した肉牛3頭の肉から基準値超のセシウムが検出されたため、この農家が牛に与えたわらを検査。検出量は1キロ当たり10万6千ベクレルで、水分量を補正すると約2万4千ベクレルだった。

茨城県では、原発事故後に県内で収集したわらを牛に与えていた農家のわらの検査で1戸から基準値を超えるセシウムを検出。約6万4千ベクレルで、補正値は約1万4500ベクレル。同県高萩市の農家が3月下旬、市内の田んぼで集めた。

2011.7.26 07:18 MSN産経ニュース

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110726/dst11072607200002-n1.htm

 

県産稲わらも汚染、高萩で判明 畜産農家への打撃必至 /茨城

国の暫定許容値を超える放射性物質に汚染された稲わらを牛に与え、出荷した農家の所在市町村、検出された放射性セシウム(1キロ当たり)、出荷頭数は次の通り。笠間市、5455ベクレル、15頭▽同、1682ベクレル、8頭▽鉾田市、7500ベクレル・5000ベクレル、53頭▽鉾田市、4636ベクレル、2頭。

毎日新聞 2011年7月26日 地方版

http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20110726ddlk08040258000c.html

 

転載元:http://savechild.net/archives/5930.html


【食品】飯舘村の土で栽培のコメから2600ベクレル/kg・稲ワラから2200ベクレル/kg検出

2011-10-22 12:47:17 | 放射能汚染

飯舘村の土で栽培のコメ、基準5倍超セシウム 金大・田崎名誉教授が実験

田崎和江金大名誉教授は26日までに、高い放射線量が観測された福島県飯舘村の土を 使って稲を栽培する実験を行い、収穫したコメから国の暫定基準値(1キロ当たり500 ベクレル)の5倍以上となる2600ベクレルの放射性セシウムが検出されたとする結果 をまとめた。同村は福島第1原発事故でコメの作付けが禁止されており、データは土壌の放射線量が農作物に与える影響を裏付ける重要な資料となる。

田崎名誉教授は6月下旬に福島を訪れた際、高い放射線量を記録した飯舘村長泥地区の水田で土壌を採取。金沢市内の自宅で、この土壌に同市俵町で発芽させたコシヒカリの苗を植えた。

今月中旬に稲を刈り取り、北陸環境科学研究所(福井市)で各部分のセシウム137を 分析し、1キロ当たりの線量を割り出した。その結果、籾米(もみごめ)からは、最も高い2600ベクレルが検出された。わらは2200ベクレル、根は1500ベクレルで、土壌の線量は5万ベクレルだった。

比較のため、俵町の水田に植えたコシヒカリも分析したところ、放射性物質はまったく 検出されなかった。

田崎名誉教授は「可食部の放射線量が最も高くなり、私自身も衝撃を受けた。土壌の除染を急ぐ必要があるとあらためて感じる」と話した。27日には福島県南相馬市で農家に 能登の珪藻土(けいそうど)を使った除染方法などを指導する。

9月27日03時22分 富山新聞

 

 

金沢大学の田崎名誉教授が飯館村の5万ベクレルの土で米を栽培する実験を行ないました。その結果、収穫した樅米(モミゴメ)からは1キロあたり2600ベクレルが検出されました。田崎名誉教授は「可食部の放射線量が最も高くなり、私自身も衝撃を受けた。土壌の除染を急ぐ必要があるとあらためて感じる」と述べています。この数値はモミも含まれているので、精米したらもっと下がると思います。できれば精米した後の数値が知りたいですね。

http://savechild.net/archives/10713.html


熊谷あさ子さん死去 大間原発建設予定地の地権者 土地買収を拒否し続け、訴訟合戦を繰り広げていた

2011-10-22 12:32:46 | 未分類

熊谷あさ子さん死去 大間原発建設予定地の地権者

熊谷あさ子さん(くまがい・あさこ=大間原発建設予定地の地権者)19日午後10時29分、青森県むつ市の病院で死去、68歳。死因は不明。青森県出身。自宅は青森県大間町大間細間10の4。葬儀・告別式は23日午前11時から大間町大間大間98、福蔵寺で。喪主は二男正彦(まさひこ)氏。  「大間にはマグロやコンブがとれる宝の海がある」と、電源開発(東京都)が計画している大間原発に反対。半農半漁の暮らしを続けながら土地買収を拒否し続け、電源開発は炉心の位置をずらすなど異例の対応を迫られた。  電源開発は土地の明け渡しを求め、熊谷さんを提訴。熊谷さんも工事差し止めを求め電源開発を提訴し、訴訟合戦を繰り広げていた。2006/05/20 13:18   【共同通信】


千葉県柏市の空き地、毎時57.5マイクロシーベルト

2011-10-22 11:31:46 | 放射能汚染

柏市の空き地で高い放射線量

NHK 10月21日 20時17分

 千葉県柏市の空き地から1時間あたり最大で57.5マイクロシーベルトの高い放射線量が検出されました。
 数値が異常に高いため、柏市は原子力発電所の事故の影響とは考えにくいとしており、原因を調べることにしています。
 千葉県柏市によりますと、今月18日、柏市根戸の住宅や工場が立ち並ぶ地域の空き地で、高い放射線量が検出されたという連絡を住民から受けたため、専門機関に依頼して調べた結果、1時間あたり最大で地表でおよそ20マイクロシーベルト地面を20センチほど掘り下げた地中で、57.5マイクロシーベルトの高い放射線量が検出されたということです。
 その後現場にシートをかぶせてから砂でおおい、あらためて地表付近で計測したところ、放射線量は0.45マイクロシーベルト以下まで下がったということです。
 柏市は半径3メートル以内を立入禁止にして近く現場の土を取り除くことにしていますが、検出された数値が異常に高く、地表よりも地中の方が数値が高いことから、東京電力福島第一原子力発電所の事故の影響とは考えにくいとしており、文部科学省と連携して原因を調べることにしています。
 現場の空き地は市の所有地で、10年ほど前まで市営住宅などが建てられていたということです。
 市では半径3メートル以内を立入禁止にするなどの措置を取りましたが、数値が異常に高いため、柏市などは原子力発電所の事故の影響とは考えにくいとしており、文部科学省と連携して原因を調べることにしています。
 現場はJR常磐線の北柏駅から北に500メートルほどのところです。


2号機5階で250ミリシーベルト 漏れた気体が沈着か

2011-10-22 11:22:42 | 未分類

2号機5階で250ミリシーベルト 漏れた気体が沈着か

産経新聞 2011.10.21 17:11

 東京電力は21日、福島第1原発2号機の原子炉建屋5階で最大毎時250ミリシーベルトというかなり高い放射線量を測定したと発表した。5階には使用済み燃料プールがあるほか、原子炉格納容器のふたがある。
 250ミリシーベルトはふたの付近。松本純一原子力・立地本部長代理は「原子炉の温度が高かった時期に格納容器から漏れた(放射性物質を含む)気体が、床や壁に沈着しているのではないか」と話した。
 20日にロボット「クインス」を使って測定した。東電は、その際にクインスで撮影した内部の写真を公開。
 5階の天井にある燃料移送用のクレーンは塗装がはがれ落ちており、東電は、事故後に蒸気にさらされた結果とみている。クインスは測定後、3階まで降りたところで通信が途絶し、操作不能となった。東電が回収方法を検討している。

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111021/dst11102117120014-n1.htm


放射性セシウムの方が青酸カリより約2000倍の猛毒(武田教授のブログより)

2011-10-22 08:34:51 | 放射能汚染

放射性セシウムの方が青酸カリより約2000倍の猛毒

以下、中部大学 武田教授のブログより一部抜粋

テレビで発言するにあたり、できるだけわかりやすく、しかも科学的に間違いの無いように配慮しました。放射性セシウム137の{成人、経口}での50%致死量は0.1ミリグラム程度です。これに対して青酸カリは{成人、経口}で50%致死量が200ミリグラム程度ですから、青酸カリの方が約2000倍ほど毒性が低いという関係にあります。

「放射性物質は目に見えない」と言われますが、科学的には「あまりに毒性が強いので、目に見えないほど微量でも死に至るもの」と言えます。従って、青酸カリは一般的に猛毒であることが知られており、かつ単離しうる化合物であることから青酸カリを例に出しました。

つまり、放射性セシウムの方が青酸カリより約2000倍の猛毒であり、それが一般的に知られていないので驚いた方もおられると思いますが、このようなことこそ政府などが国民に知らせ、除染しないまま作物を生産するのに慎重にならないいけないと思います

 

転載元:http://ameblo.jp/freestyl5963/entry-11012578888.html