春の日差し・相模原同保川公園

家の近くにある公園のうち、最も写真になりやすい公園です。

公園の設計者が写真の目を持った方だったのではないかと思っています。

殆どの自然のままなのですが、光の扱いが巧みです。

公園そのものが、舞台のように演出されていて、カメラのシャッターを切りやすいよう光が演出されています。

カメラマンは、演出された指定の時間帯さえ見つけられれば、いい写真が撮れるようになっています。

蛍で有名なのですが、一度もその季節に撮っていません。

チャンスはあったのですが、大勢の人が、木の橋を渡るため振動が大きく、蛍の光が不自然に揺れてしまいそうで、やめときました。

蛍の写真は、まだ一枚も撮ったことがないので、一度は撮りたいと思っています。

漆黒の中、ポッと淡く光る様子を見て撮りたい、ぽっ、ぽっ、ポッでもいいと思っています。

蛍が飛び交って光が縦横無尽に走る写真は、それはそれで素晴らしいと思います。

平安の歌人が見た蛍を取れるものなら撮ってみようと思っている。

ここが蛍の居る川

川はごく浅くひっそりと流れています。

この写真は、仲間はずれなのですが、光の饗宴の締めくくりとして外せなかった。

56枚の候補写真から選んだ6枚です。