モノクロ表現

デジタルカメラ時代になって、写真の枚数を気にせずにシャッターを押せるようになりました。

同時に、やたらとシャッターを切る時代になったとも言い換えられと思います。

昔のNikonFや、canon７、ペンタックスSPを懐かしんでいるわけではありません。

誤解の内容に明記しますが、私の持っていたカメラはNikonF+28mmだけです。50mmも持っていましたが、1度しか使えませんでした。

一枚撮るのに、焼き付けの出来上がりを考えて光の当たり具合を待ち、一瞬を切り取った

アマチュアカメラマンの感覚を思いだしているのです。

とはいっても、当時若造であった私には、そんな素晴らしい、気概も感覚も無く、

ただただシャッター一枚で、バイト代の何分の一が飛んでゆくのか、そのことばかりが、気がかりでした。

柔らかい諧調で、子供のきめ細かい身のこなしを表現するために、今回はモノクロを選択しました。

カラーですと、やはり色に支配されてしまって、状況を見失ってしまいがちなのでモノクロを選びました。