杉並の純一郎(3)

2009年12月で68歳に!
先の戦争が一体なんだったのかを今一度勉強し、次の世代に伝えてゆきたい。

円高は中国が一因!

2010-09-10 10:18:37 | Weblog
 この宮崎さんの記事は重要だ。これまでは円高はアメリカ主導がほとんどであったが、今回はその気配が見えないと思っていたらシナが日本国債を買っていることが一因とのこと。政治的のみならず経済的にも日本を苦境に立たせ、日本にシナの要求を飲ませようと言うシナの戦略が透けて見える。尖閣列島への上陸の目論見が来年6月から前倒しされる可能性も十分考えられる。

 先日も言ったが円高に関しては、90円ぐらいまでに円安を工作し、その時点で日本もシナ同様にドル・ペッグすることが一番。中国の横暴を止めるにはこれしかない。なんたって世界第2位の経済大国なんだから、それ相応の責任(一人あたりの所得が低くても国の規模が世界に及ぼす責任)が有るのに、世界中でやり放題!

 間違ってもシナの国債を買うなどの愚行は避けるべき。

 尖閣問題も熱くなってきたこの時点をとらえて、日本国政府もそろそろ対中反攻に出る最後の機会ではなかろうか??
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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
      平成22年(2010)9月10日(金曜日)
       通巻3056号

日本政府が中国の日本国債買い増しが円高の一因と重大な関心
  英紙ファイナンシャルタイムズと米紙ウォールストリートジャーナルが一面で報道
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英紙ファイナンシャルタイムズ(9月10日付け)は日本国債を買い増しする中国に重大な関心を日本政府がしめしたと一面に大きく報道した。

同日付けのウォールストリートジャーナルは、もっと大きくこの問題を取り上げ、野田財務相はかつては「中国の日本国債買い増しは歓迎」とした姿勢を一転させ、深い警戒を示し始めたことに着目して次のように報じた。

中国側は財務部スポークスマンが「日本国債への投資は多元的ポートフォリオの一環であり、資産の安全と流動性(のある商品の確保)、リターンがのぞめるからだ」としている。中央銀行は見解を公表していない。

しかし日本の財務省は中国の狙いを円高演出にあるのではと分析し始め、「中国が日本国債を自由に買えるのに、日本は中国の国債を購入できないのは不公平ではないか」と不満をのべたことをウォールストリートジャーナルは大きく報道した。

年初来、日本円は米ドルに対して10%の急騰を示しているが、中国人民元は対ドル固定相場のため、貿易戦争では中国の通貨が圧倒的な競争力を維持できる。

このため中国は複雑な経路を通じて弐兆円近い資金を「円高」を継続させることを主目的に日本国債買い増しをしている気配が濃厚である、と行間で示唆している。
 それにしても世の中は腹黒い、陰謀うずまく世界なのに日本政府は甘過ぎやしないか?