今回はSushi&Beyond(MICHAEL BOOTH著)より
レストランでのオーダーに関係する表現をご紹介します。
クジラを食べる習慣を持たないイギリス人の、この本の著者Michaelは、
彼自身はクジラを食べること自体はあまり賛成の立場にはないけれど、
But who am I to judge the Japanese?
(自分は日本人の食文化に対していい悪い言える立場にあるのか?)と
冷静に考えて、とにかく経験として食べて見ることに決めます。
その時に彼が訪れたクジラ料理レストランでのシーンより~
そのレストランには目を見張るほど
沢山の色々なクジラ料理メニューがあったため、
We ordered a little of everything and・・・
(すべての物を少しずつオーダーした。そして・・・)
この部分を読んで、
私はふと、自分が友人と食事に行く時によくするオーダーの方法を
思いだしてしまいました(^-^)
一つをドーンと頼んでしまったら他が食べられなくなる可能性が。。。
と思うと全部を少しずつ試してみたい、そう思う気持ちわかります。
覚えておいて
「そのレストランで何をオーダーしたの?」と聞かれた時などに
いつか活用しようと思いました。
ちなみにこの「少し」を表す[ a little ]
a が付いていないと
「ほとんど~ない」という意味になるので要注意です。
つまり、
a little で「少し」
littleで「ほとんど~ない」となります。
現在、私が個人的に興味があって読んでいる
Wonder(R.J. PALACIO著)の中にも
同じ a little を使った表現がありましたのでご紹介します。
主人公のAugustを学校に通わせるべきかどうか迷って、
とにかく学校が長期休暇の間に学校へ行って
校長先生や他の子どもたちに直接彼を会わせてみようと
一大決心をしたAugustの母親が、
Augustを学校へ連れて行った時のこと、
校長先生に会って話を聞くだけでいいと思っていたAugustに
校長先生が校舎を案内するよと提案します。
校長先生の突然の提案に、不安がるAugustの手を
彼の母親が握り締めたところのシーンより~
Mommy gave my hand a little squeeze,
though I don't know if it was
an "I love you" squeeze or an "I'm sorry" squeeze.
Probably a little of both.
(お母さんが僕の手を少しぎゅっと握った時に
それが「愛してるよ(だから大丈夫)」のサインだったのか
「ごめんね」のサインだったのか分からなかった。
だけど、たぶん少しずつ両方こめられていた気がする。)
この文章の最後に登場したa little of both
内容は全然違いますが、
先ほど紹介した a little of everything に似てますね。