洋書で英会話

100冊以上読んできた経験と知識をもとに、英語の小説や雑誌、実用書などから、すぐに使える素敵な表現や文法をご紹介します。

「take 人 to 場所 」の応用編

2015年02月08日 | 英語表現

『人を~へ連れて行く』と伝える表現

take 人 to 場所 の応用編です♪

 

「私は彼女をそのレストランに連れて行った」は

I took her to the restaurant.

「彼女は彼女の子供を公園に連れて行った」は

She took her child to the park.

 

I will take you to the station.で

「駅までご一緒しますよ」と伝えることもできます。

 

toの後には具体的な場所だけではなく

野球の試合のようなイベントを表す語を持ってきてもOKです。

「パーティに連れて行くよ」は

I will take you to the party.

「彼は彼女を映画に連れて行った」は

He took her to the movies.

「野球の試合に連れて行くよ」は

I will take you to the ball game.

このtake 人 to the ball gameを使った有名な歌があります。

Take me out to the ball game. 「私を野球に連れてって」

と応用編でtake 人 out to ~とoutが付いたバージョンではありますが、

伝えている内容は大体一緒です。

この歌はメジャーリーグの試合の七回裏前にある

Seventh-inning strechと呼ばれる休憩時間に

観客が立ち上がってみんなで歌う唄として有名なものです。

旅行でメジャーリーグ観戦をする計画を立てた際には

ぜひ覚えて行かなければ!!の一曲です。

どんな曲かはこちらをどうぞ♪

https://www.youtube.com/watch?v=IZZJuqt2PGM

 

歌といえば、

カントリーロードという曲にもこのtake 人 to 場所 の構文が使われています。

homeという単語には「家へ」と“へ”の意味を表すtoの要素も含まれていますので

toなしで表現されていますが、この歌のサビの部分がこちらです。

 

Country Roads take me home 

To the place I belong 

West Virginia mountain momma

Take me home Country Roads 

 

take me home で「私を家に連れて帰って」

その次がまたいいですね。

belong は「属する」という意味です。

the place の後の主語+動詞の文章はそのすぐ前のplaceの説明をしています。

「私が属する場所」と直訳するとなんだか変ですが、

「私がいるべきところ」というか

「ほっとする場所」というか

そのようなことを伝えています。

 

 

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「迎えに行く(くる)」を表す英語

2015年02月08日 | 英語表現
最近よくテキストとして使用している洋書
バージンメガストアの創始者Richard Branson氏の成功哲学本、SCREW IT, LET'S DO IT
より「迎えに行く(くる)」の英語表現をご紹介します。


後に彼の奥さんになる、一度別れた恋人のJoanを連れて島巡りに出かけた先でのシーンより

Joan and I flew to the British Virgin Islands.
We were treated like royalty. A big car met us
at the airport and took us to a villa.


過去の出来事の描写ですのですべて過去形で書かれています。


flew の原形は fly 「飛ぶ」です。
これがtoと組み合わさって
fly to 場所
の表現になると、~へ飛んで行く、つまり、
~へ飛行機で行く、となります。

この場面でRichardは気に入った島があったら購入しますという提案を持って出かけていました。2つ目の文はそのことが関わっています。


treatはここでは「扱う」という意味で使われています。royaltyは「王族」を表します。
受動態の文ですから、
訳すと「私たちは王族のように扱われた」
上手くいけば島を購入してくれるお客さん、
そのようなお客さんへの扱いですから
不動産屋さんも力が入ります。
ちなみに『見込みのお客さん』は
a prospective customer や
a potential customerといいます。


そしていよいよ「迎えに行く(くる)」の
表現です。
A big car met us at the airport

「迎えに行く(くる)」はmeetを使って表すことができます。

ここではこの車がリチャードたちを迎える側ですので
「大きな車が空港で私たちを出迎えてくれた」
というような意味になります。
主語によって迎えに行くとなるのか
迎えに来るとなるのかを使い分けます。

「駅まで迎えに行くよ」は
I will meet you at the station.
「彼女が空港まで迎えに来てくれた」は
She met me at the airport.


本文の続き、
and took us to a villa.

『take 人 to 場所』で『人を~に連れて行く』という意味ですので、訳すと
「そして私たちを別荘へ連れて行ってくれた」


「take 人 to 場所」を活用すると
「駅まで連れて行ってあげるよ」
I will take you to the station.
など表現の幅が広がります。






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ブックマークの英語 Advice from a SQUIRREL

2015年02月08日 | 英語表現

 

写真は私が大好きなYour True Natureというブランド?のブックマークです。

このシリーズ、自然のあらゆるものからアドバイスという形で、とっても素敵で

面白い表現が載せられていて、アメリカのお土産屋さんで初めて見つけた時に

デザインもかわいくて、すごく楽しくなって大人買いしてしまいました(^-^)v

それぞれのアドバイスに使われている表現がとても勉強になりますので、

これから少しずつシリーズでご紹介します。

 

第一弾となる今回はAdvice from a SQUIRREL

”SQUIRREL”(スクワレルをもっと英語っぽく発音します(^-^))

「リス」からのアドバイスです。

それぞれ決まり表現がちりばめられているにもかかわらず、

ちょうどリスの行動と合うようにまとめられています。

リス好きも、そうでない方も、リスを想像して読んでみてください。

Look Both Ways

When You Cross 

   The Road

 

   Plan Ahead

 

   Stay Active

 

Eat Plenty of Fiber

 

  Spend Time 

  in the Woods

 

 Go out on a Limb

 

 It's Ok to be a 

   Little Nuts!

 

 

 

いかがでしょうか?

一番目のLook both ways when you cross the roadは

「道を渡るときには左右を確認しよう」ですね。

both(両方の)ways(道)とありますが、意訳してみました。

Plan ahead.はビジネスでも大切なこと、そう、「前もって計画をしよう」という決まり表現です。

 

ところで、リスでなぜPlan ahead?

私なりの見解ですが、リスが持っている、ほお袋に餌を貯めて、餌がないときに

少しずつ食べる、その習性からかな~と思います。

 

Stay active.は「アクティブにしていよう」ですね。

stayはその状態が続くことを表します。

Stay warm. と

冬に言ってあげたら心も温まる表現もあります。

そして、メールの終わりなどにStay well.もお勧めの表現の一つです。

「元気なままでいてね。」とこの表現を見ると

私はなかなか会えない友人のことを思い出します。

 

Eat plenty of fiber. 

fiberは「繊維」を表します。plenty of ~は「十二分に」ある感じを表す表現です。

まとめると、「繊維をたっぷり摂ろう」ですね。

リスは沢山繊維質のものを食べていますよね。

 

Spend time in the woods.

spend timeで「時を過ごす」

woodは単数形では木材の木を表しますが、woods と複数形になると

「森」になりますね。

「森の中で時を過ごそう」・・・う~ん、必要ですね。

 

次が問題です。

Go out on a limb.

これは決まり表現ですが、limbで大枝や枝状の突き出た所を表します。

ここでは枝先を表していて

「危ない橋を渡ろう」という意味です。

???危ない橋はできるだけ渡らないほうがいいですが、

何かを始める時、辞める時、時にはリスクを恐れず挑戦する必要があります。

リスも時に、いや、結構な割合で危なっかしい生活を送っています。

きっとそこからのアドバイスですね(^-^)

 

It's Ok to be a little nuts.

リスとナッツは切っても切れない関係ですよね!

ですが、このnutsはあの食べるナッツの意味ではありません。

いつでも複数形で表されるスラングで、

「気がおかしい、夢中になる、くだらない、ばかげた」という意味で使われる表現です。

まとめると、、、

「少しくらいバカになってもいいんだよ」という感じでしょうか。

これをリスと組み合わせて伝えているところがなんとも素敵です。

 

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