ぢろーらものおもちゃ箱:引っ越し後

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

東武東上線

2010-07-14 22:35:24 | うんちく・小ネタ

昔、川越方面に用事があり、3年ほど通っていたことがあります。そのときに使っていたのは東武東上線です。朝もラッシュの時間からは若干外れていましたし、夜は帰り道にあるフィットネスクラブ「わらわらふじみ野」に寄ってから帰路に着くため、東上線に乗るのは10時過ぎでした。帰り道、ぢろーらもは終点の池袋まで乗ってるわけなので、30分そこらは空いた電車に揺られることになります。

どういうわけかその3年間、帰り道に他のお客さんから話しかけられることが何回かありました。他のお客さんも暇なんでしょうかね・・・、話し相手を探しているようにも見えました・・・まあ、いずれも男性ですけどねぇ・・・。

行きの話ですが、その日大学受験に遅刻してあわてて電車に乗った、というおにーちゃんから話しかけられました。「今日、大東文化(大学)の受験なんですけど、遅れちゃったんですよー」と・・・。ただ、今いけば途中からなら受けられそうだからとりあえず向かっているという感じだったようです。で、池袋から志木までぢろーらもはお話ししてました。多分、大学行ったらどうするとか、こういうことを勉強したい、みたいな話を聞いていたんだと思います。彼、どうしたかなぁ・・・。試験受けさせてもらえたかなぁ・・・。

あと、帰りに外国人さん(英語がネイティブの人)に新宿までの乗り継ぎについて英語で聞かれました。多分いまだったらつたない英語ですがなんとか案内はできるとは思うのですが、そのときは一言もしゃべれずに情けない思いをしました・・・。近くにいた女性が見かねて案内してあげてましたが、その女性と外国人の方は池袋まで仲良く(?)英語でしゃべってました。いいなぁ・・・。

これとは別に帰り道に外国人さん(多分インドとかイランとかかな?)に英語で話しかけられたこともありました。このときは学校で習うような会話でいくつか話しかけてくれたので、多少会話ができました。それこそ”How old are you?”とか"Are you married?"とかそんな感じです。最後にその方が”See you again.”と言ってくれたのが印象的でした。電車で偶然会っただけなので、もう一度会える可能性は限りなく低いはずですが、(社交辞令であっても)こういう対応も悪くないな・・・と思いました。

一番印象に残っているのが、ぱっとみちょっとガラの悪そうな、作業着をきたおにーちゃんでした。「もしからまれたら、どうにかならなくはないけど、面倒だなぁ・・・」と思ってきたらそのおにーちゃん、普通にぢろーらもに話しかけてきました。やっぱり暇だったんでしょう。話し相手がほしかっただけのようですね・・・。

彼は自分で「鉄骨屋」だと言っていました。ぢろーらももそのときは今よりもウェイトトレーニングをメインでやっていたので、今よりも体格はよかったと思いますが、「いい体してますねー、鉄骨屋になれますよー」と・・・、そういう業界でも雇っていただけるんでしょうか・・・。

また、中学を卒業してそのまま就職したそうです。会話の中でこちらが大学生(当時)であることを告げると「すごいですねー。俺、勉強嫌いでしたからねぇ・・・」という感じで(ある意味)尊敬のまなざし、というかなんというか・・・、まあ、別にすごかないんですけどねぇ・・・。

彼はぢろーらもより2つ年下でした。そんな彼が言った印象に残った言葉、それは「お年玉、”あげますか?”」でした。甥っ子とかにあげないといけないみたいです。「ああ、僕はまだ親戚の小さい子とかいないから・・・」というのがせいいっぱいでした。まさか、そのときまだ「あげてる、じゃなくて、自分がもらってる・・・」とは言えませんでしたよ・・・。

そんなこんなで池袋まで仲良く(?)しゃべっていました。

今考えると、どれも面白い経験でした。今は京急と山手線を使ってますが、さすがに通勤途中あるいは帰路で誰かに話しかけられる、ということはないです。やっぱり都会はせわしないな・・・、というか、行きの京急とか毎日ラッシュでつぶれそうですしねぇ・・・


この記事が気に入りましたら、また、お役に立ちましたら、以下のアイコンをクリックしていただけると嬉しいです(^^)

ブログランキング・にほんブログ村へ

朝一番のみ接続できない?

2010-07-14 21:19:12 | IT(OS)

以前の記事「2010年健康診断」で「”健康診断→会議→直帰”というナメた予定を立てたら、そのバチがあたったのかお客さんのところで問題が発生して早朝対応させられた」と書きましたが、今日はその内容についてお話しします。

システムとしてはWebサーバ、DBサーバが連携するよくあるタイプのもので、ネットワークインフラとしてはスイッチ、ファイアウォール、ロードバランサなどがはいっている構成です。ぢろーらもはインフラので作業を完了させ、とりあえず基本試験はOK、あとはアプリ完成を待てばいい、という状態でお客さんに引き渡してきました。

そして、まさに数年前の健康診断の日に、営業経由でトラブル発生の電話があったわけです。最初に聞いた内容としては「接続元の場所によって正常にアプリを使えるところと全く通信できないところがある」というような内容でした。まだ本番運用にははいってなかったので緊急対応、というわけではなく、とりあえず翌日に詳しい話を聞くことにしました。

翌日、お客さんではなく間にはいっているサーバ業者さんに話を聞くと、「これは現象からいってネットワーク機器のほうの問題だからそっちで対応してください」という対応・・・やれやれ・・・。でも、なんだろう・・・詳細わからないし・・・。

で、よくよくお客さんに話を聞くと、ちょっと話が違うようです。確かに「会社でアクセスしたときには大丈夫だったけど、朝一に別の場所からアクセスした場合に問題がある」ということでした。どうも「朝一」というのがポイントのようです。なので、営業さんからはお客さんには、9時前くらいにはサイトにアクセスしないように依頼し、それよりも早い時間にぢろーらもがリモートでアクセスすることにしました・・・。早めに会社に来る手もあったのですが、それよりは会社のパソコンを持ち帰り、出社前に家からモバイルカード経由で接続して確認するほうが楽だと思い、そうすることにしました。

なんだろうな・・・、ファイアウォールやONUがハングしてるとか、WebのJSPのキャッシュの問題とか、バランサで通信止めてるとかいろいろ考えられるけど・・・。

もちろん端末からパケットキャプチャをしかけながらアクセスしてみました。ああ、「ページが見つかりません」とかではなく、真っ白のページになるのね・・・。ということはTCP3Wayハンドシェークも成功し、Webサーバにも正常にアクセスできているけど、Webサーバが正しいページを返してないということかね・・・。パケット見るかぎりも、正常時と比べるとやっぱり200 OKで返されるデータ量が少ないな・・・という感じです。

とりあえず、原因はネットワーク機器側ではなさそうだ、ということは言えそうです。その旨サーバ業者さんに報告しました。これで納得してくれるのかなぁ・・・微妙かなぁ・・・と思っていました。それを報告したあともお客さんとのやりとりは多少ありましたし、情報も念のため引き続き収集していました。

ところが数日後、この件は突如クローズとなりました。どうもサーバ業者さん側で「現象が発生するときにはWebサーバからDBサーバの接続が切れていることが原因」ということがわかったようです。

SQLサーバへの接続タイムアウトがデフォルトで8時間で、その間アクセスがないと通信が切れてしまう、つまり、朝一で誰もアクセスしない時間帯では最後のユーザアクセスから8時間以上経過しているのでWebサーバとDBサーバとの接続が切れていることになります。そうするとクライアントがアクセスしてもWebサーバがDBサーバのデータを引っ張ってこれず、真っ白なページになってしまうのです。で、2回目以降のアクセスではDBサーバとの接続が確立されているので正常動作をする、と相成ります。ま、ひとまず原因がわかってよかった・・・。あとはサーバ業者さんのほうが対応してくれるようです。

こちらでもちょっと調べてみました。なるほど、MySQLの仕様なんですね・・・。この場合にはタイムアウトを伸ばして対応する方法があるわけですね。

(参考サイト:http://www.knowledge-ex.co.jp/blog/?p=19

 http://dev.mysql.com/doc/refman/4.1/ja/gone-away.html )

多分、「Apache+Tomcat+MySQL」でシステム構成を行なう環境は他にもあるでしょうから、今後の同様の問題の問い合わせが多くありそうな気がします。でもまあ、SIerさんのほうで切り分けてしまうのでこちらに来る前に片付いていることのほうが多いのかもしれませんね。


この記事が気に入りましたら、また、お役に立ちましたら、以下のアイコンをクリックしていただけると嬉しいです(^^)

ブログランキング・にほんブログ村へ