ぢろーらものおもちゃ箱:引っ越し後

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

振り込め詐欺、架空請求、ワンクリック詐欺

2010-07-03 00:39:41 | うんちく・小ネタ

先週、ATMにお金をおろしに行きました。そのときにATMの操作画面には、いつものように振り込め詐欺に対する注意を促すメッセージが表示されます。そっかぁ・・・まだやっぱり被害はあるんですね・・・。

けっこう手口は巧妙なようですが、そんなときもまず自分の勘を信じるのが大事かと思います。変にお人よしになったり相手のいいなりになったりせず、少しでも「おかしい」と感じたら警戒することですね。警視庁のサイト:http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/seian/koreisagi/koreisagi.htm にもあるように、あやしいと思ったら電話を切ってしまうのがいいですし、しつこくかけてくるようなら警察に相談するのがいいでしょう。まあ、きっと気持ちの余裕と時間があれば、そのときに相手の話の矛盾点とかをつっこんで遊んであげることもできるでしょう。ま、それはいいとして・・・。

あまり家の電話を使わないせいか「家族が事故にあった」とかという電話がかかってくることはないですが、過去に2回ほど携帯電話に「架空請求」の電話があったことがあります。2回とも有料のアダルトサイト利用料が未払い、という内容です。当然、途中でおかしいと思って「あー知りません、知りません・・・」といってガチャ切りしたら、そのあとはかかってきませんでした。多分、そういう対応をしたら何度かけても騙される可能性はゼロに等しい、と思ってくれるんでしょうね。あちらさんも当然「騙されにくい人」に時間をかけるくらいだったら、ほかをあたったほうがいいはずです。

多分電話も適当にかけてつながった、という感じなんでしょうね。「あなたの電話番号は090-xxxx-xxxxですよね」って、いかにも「俺はお前の個人情報はおさえてるんだ」風に言ってきますが、そりゃあーた、わたくしに電話してつながってるんだから番号はわかるでしょうよ(笑)。

で、そのあと「何時何分にhttp:..xxx.co.jpにアクセスしましたよね」って。知らんよそんなの(笑)。そんないかにもあやしいドメイン名のサイトにアクセスなんかするわけないじゃん。そんなサイトにアクセスしたら、有料サイトかどうか以前の問題として「ウィルス感染のリスクが高い」って考えるってばさ(笑)。

まー、途中でガチャ切りしたあと、一応着拒もしておきました。それまでにかかってきたら交番にでも駆け込むとするかね(笑)。「僕の友達なんですぅ・・・」っていっておまわりさんでも紹介してやるか(笑)。

あと、「家にも会社にもばらしますよ」っておっしゃいますけど、あーたわたくしの会社や家どころかきっと名前も知らないじゃんよ(笑)。基本、ぢろーらもは、知らない番号からの電話に最初にでるときは「もしもし」など、自分の名前は名乗らないし。今度かかってきたら、名前いわせたりとかいろいろしてみようかな(笑)。

まあ、いろいろと脅しをかけてくるケースはありますが、いくつかのサイトを見る限り、彼らが表にでて直接危害を加えてくる心配は(ゼロではないかもしれないけど)まずないようです。わざわざつかまりにくるようなもんですしね・・・。少なくとも、電話かけてくる時点ではこちらの個人情報は電話番号以外一切わからないはずです。絶対に個人情報は教えないようにしましょう。

あと、インターネットだとワンクリック詐欺などもあります。アダルトサイトとかで無意識のうちにどんどん先に進んでいくと、「契約が完了しました」みたいなメッセージが出てくるみたいですね。利用料が数万円(学生さんとかでも払えない金額ではない、というところがミソ)で、支払いが遅れると延滞費用が発生します、というやつです。クーリングオフは聞かないとか、弁護士がどうだとか、とか、嘘八百を並べてきます。

どうも、アクセスしたときに、「接続元のIPアドレス」やら「プロバイダ情報」やら、接続元(ユーザのPC)のいろんな情報を表示し、いかにも「もう個人特定できる情報とっちゃったもんね」的に脅してきます。

でもね、これは大きな間違えです。たとえば、「確認くん」にアクセスした場合も、これらの情報が表示される(相手に取得されている)のですが、取得した相手がそこから個人を特定することはできません。

当然、ISP(プロバイダ)はユーザに割り当てたIPアドレスからそのユーザが誰か、というのは特定できますし、インターネットカフェなどでもその時間に誰が端末を使っていたか、ということを特定できるためにほぼ例外なくビデオカメラなどが設置されているはずです。だから、プロバイダが確認すればわかるのではありますが、法律でプロバイダがそのような情報を第3者に公開してはいけないことになっています。例外になるのは2ちゃんねるなどの掲示板に殺害予告などが書かれた場合に、捜査のために警察に開示することはあります(なので、冗談のつもりでもそんな書き込みしたら人生を棒にふります)が、こんな明らかに反社会的なことをしている人達に開示するわけがないのです。

会員制のサイトとかで、Cookie情報と個人情報を結びつけて個人を特定するようなサイトの作り方はありますが、そもそも上記の場合、まだ個人情報を入力する前の段階です。なんの心配もいりません。

法律的に考えても、確かに「口約束も契約」にはなりますが、明らかにサイトがわかりにくく作っている(相手の意図に反して契約してしまうように誘導している)のであれば当然無効です。

もちろん、無視してそれっきりならいいですが、間違って相手に連絡先を教えてしまった場合には、最寄の消費者センターに相談してください。

もっと詳しい話が知りたい方にはhttp://kogumaneko.tk/cc/1click_top.html などのサイトがよいでしょう。もし被害にあわれた方は参考にしていただければと思います。

振り込め詐欺の話に戻りますが、だいぶ前に新聞の投稿で、とてもよいな、と思った記事がありました。投稿者は多少お年を召した方だったと思いますが、内容としては「振り込め詐欺にひっかかるのは、家族のコミュニケーションが不十分だからだ。」ということでした。その方も息子を語る詐欺電話を受けたようですが、「明らかに声が息子の声ではなく、雰囲気的にも汚い世界を生きてきた感じだった」とか、「一人称(俺、僕、私など)も違った」など、普段から息子さんとコミュニケーションを十分にとっていればひっかかるわけがない、とおっしゃっています。

そういえば、うちの父もこの手のものには絶対にひっかからない人でした。人一倍警戒心が強く、忙しいときでなければ相手をからかうくらいの遊び心もありました。どうも平日の昼間にぢろーらもを名乗る電話があったようですが、しゃべり方などで明らかに違う、というのは見抜いたようです。ま、あその電話では別に何を要求するわけでもなく、電話の目的もよくわからなかったみたいですけど(笑)。

かくいうぢろーらもは・・・。

こちらは詐欺電話ではないですが、「偽装なお(なお=妻)」を見破ったことはあります。確かそのときはまだ結婚前、付き合ったばかりのころだったのですが、妻が学校時代の同級生何人かと飲んでいて、そのときにぢろーらもの話になったようです。で、その方々が妻の携帯を取り上げ、ぢろーらもに「今度の○日空いてる?飲み会がある」みたいなメールを送ってきました。まあ、メールなんで最初の1,2回くらいは別に普通といえば普通なのですが、何回かやりとりをしているうちに「これ、文体からいってなおじゃないな・・・」とすぐ気付きました。「なお的にはぁ・・・」みたいにそれまで妻からほとんど聞かない感じの言葉が並んでいたので、ぢろーらもは「もしかして、今ぢろーらもがメールしているのはなおではなく、携帯を取り上げられてる、ってことない?」と返してみました。そうすると同級生の方々は「あ、ばれたー」という様子だったようです。妻が笑いながらぢろーらもに電話かけてきました。

以前紹介したとおり、ぢろーらもの当時の住まい(引っ越し先の今も)と、妻の実家はともに大田区。自転車で10分くらいの距離だったので、多分そのときは「会わない日が月一回」くらいで、メールや電話のやりとりは欠かしたことがありませんでした。メールだからよほど巧妙にやられたら騙されていたかもしれませんが、そこまでやらないんだったらぢろーらもがわからないわけがないです。

余談ですがそのメールの誘いのとおり、後日妻の同級生の方々と飲み会には行きました。妻はぢろーらもよりも1つ年上。当日も年上女性に囲まれぢろーらもは男一人でした。しかも妻も含め彼女らは体育会系(けっこう厳しい部活だったようです)。勢いが違います。

ぢろーらもはまさに「借りてきた猫」状態でした・・・


この記事が気に入りましたら、また、お役に立ちましたら、以下のアイコンをクリックしていただけると嬉しいです(^^)

ブログランキング・にほんブログ村へ