以前「ぢろーらも父お墓参り＆ロテン・ガーデン」で神奈川県の相模メモリアルパーク、という霊園を話題にしました。最近は昔からのお墓だけでなく、いろんなタイプのものがあるわけですが、墓石に彫る文字も「○○家」ではなく「憩い」「やすらぎ」「ありがとう」など、思い思いの言葉を刻んでいます。うちは普通にしてしまいましたが、たとえばうちの父とかの座右の銘みたいなものがあれば、そういう言葉を刻んであげるのもよかったかもしれません。お寺さんとは違って（？）、霊園の場合はそのへんは自由です。ある意味お金さえ出せばなんでもありです。
妻の父方の伯父さんも一昨年病気で他界し、今は埼玉県の所沢のお墓に眠っています。
（しかも亡くなったのは妻の誕生日の前日。なぜか妻の親戚は誰かの誕生日の近辺あるいは当日に亡くなることが多いようです・・・きっといつまでも忘れてほしくないのでしょう。ちなみに、まだ大丈夫だろうと思って有給をとってディズニーランドに行っていた我々は、昼のパレード中に危篤の知らせを聞きました。パレード中は全く身動きがとれないので終了後にあわてて病院に向かいましたが残念ながら間に合いませんでした・・・）
その義理の伯父のお墓の近くに、こんな言葉が書かれた墓石がありました。
「ここにいるよ」
って・・・
最初に見たとき、「なんか怖いな・・・」と思っていました。亡くなった方に「ここにいる」と言われても・・・と妻の親戚同士でも話題になっていました。連想したのは”リング”の「貞子」だったようです・・・「くーる、きっとくるー、きっとくるー♪」って・・・。ご遺族の方申し訳ありません・・・。
ただ、亡くなられた方がどういう方で、享年がおいくつだったかは存じ上げませんが、最近になっていわんとしていることがようやくわかりました。多分、浅羽由紀さんの名曲「ほら、ここにいる」に通づる部分なんだな、と納得しました。
「あなたを守るために ほら ほら ここにいる」
「ほら ほら 笑って あなたが大好きだよ」
（同曲歌詞より抜粋）
亡くなった方も天国からそういったメッセージを送っているはずです。きっと。
だから今生きている愛すべき人には、天国にいる自分の分まで明るく楽しく生きてほしい、そう願っているはずです。
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