妻「ねぇねぇ、(ぢろーらもの)父のお墓参りいつ行くの?」
ぢろーらも「ああ、ぢろ父は『しばらく来なくていい』って言ってたよ。」
妻「そんなことお父さん言ってないでしょ!」
ぢろーらも「でも、ぢろ父は下田にある(祖父の)お墓は全然言ってなかったし、多分ぢろ父も『俺はいいよー』って言ってると思うよ。」
妻「ご先祖様大切にしなきゃだめでしょ!」
・・・ってな感じで、早くお墓参り行かなきゃね・・・ってことになっていたので、本日(6日)に行ってきました。
どうもぢろーらもの父方の方々は、死後についての考え方が普通の人と比べて違うのかもしれません。ぢろーらもの社長がおっしゃっていましたが、よく言えば「合理的」です。
祖父は普通に先祖代々の墓がある稲田寺にはいっておりますが、父よりも早く亡くなった叔父は「散骨してほしい」ということで、富士山あたりにまかれたみたいです。あと、残りの遺骨は親戚に配られたオルゴールの中にはいっているとか(そんなことやってくれるんですね)。
あと、昨年他界した祖母ですが、こちらは生前、「自分の遺体は死後献体として使ってほしい」ということで希望し、それに対して父や伯母らは承諾のサインをしていました。なので、死後すぐに某大学にひきとられました。おそらく学生さんの解剖などに使われ、1年半から3年後に献体の役目を終えて火葬されて戻ってくるそうです。その後祖父と同じお墓にはいることになります。
大学の先生には「世間の風当たりは強いかもしれませんよ」とはおっしゃってましたが、うちの考え方は「そんなの関係ない」です。自分が死後献体になりたいか、というとそれは別ですが、祖母に関してはあくまで本人の希望ですし、多分医学界の発展のためにはなくてはならないことだと思うので、反対意見はありません。
で、父はというと・・・生前の遺言は「俺が死んだら、骨はゴミの日に捨ててくれ」と・・・。おとうさま、いくらなんでもそれはできません・・・(汗)。わが父ながら合理主義もそこまでいくと尊敬に値します。生前の意思により、葬儀を無宗教ですませたこともあり、祖父の墓にははいれず、散骨も考えたのですが、「どうするのが一番いいか・・・」といろんな人の意見を聞いて悩んだうえで、霊園に墓を建立することにしました。
こちらはフィットネス関連の友人から紹介していただいた、相模メモリアルパークです。車でないとちょっと行きにくいところではありますが、それでも父が小学校の先生を(大昔に4年間だけ)やっていたときの生徒さんが、父を慕って来て下さったりしています。非常にありがたいです。
駐車場からお墓のほうをみあげるとこんな感じです。
いわゆる昔風のお墓ではなく(そういうタイプのもありますが)、こんな感じでひらけた場所、というのも父らしくていいかな、と。
こちらは父の墓近辺です。
実はこちら、父だけでなく、母の名も刻まれています。母は9年前に心の病気(総合失調症)を患い、同じ年に失踪してしまいました。まだ見つかっていません。ただ、いなくなった状況的に現在生きているとは考えにくいため、法定の失踪とみなされる7年後に家庭裁判所に失踪宣告をしました。なので、墓には母の形見をいれることにしました。
ええと、お墓の掃除は妻がせっせこやっている中、ぢろーらもは写真とったり、と・・・まあ、全く働いてないわけではなく、水とか運んだりはしてますけど「(^^;でもまあ、多分ぢろーらも父もぢろーらも母も呆れてることだろうな・・・。こんな息子ですみません・・・。
お線香つけて飲み物おいて、手を合わせます。
あとはこの景色を楽しんだりもしました。まあ、それくらい気楽な感じで来るほうが、うちの両親にとってはいいのかもしれません。
帰りはこちらも定番なのですが、町田にある「ロテン・ガーデン」という天然温泉に行ってきました。
奇数日と偶数日で男女のお風呂がいれかわるのですが、本日は偶数日。男性のほうが「左楽」、女性が「右楽」です。
「左楽」には塩サウナがあります。風呂のつくり的にも2人とも右楽よりも左楽のほうが好きなので、いつもどっちにしようか、と取り合いになるのですが、今日は偶数日を選択することにしました(近辺二回は奇数日だったので、ぢろーらもが右楽のほうでした)。
途中で休憩を含め、2時間半ゆっくりたっぷり過ごせました。
どうも我々のお墓参りというと、「お墓参り&おいしいもの&お風呂」などという過ごし方をすることが多いです。ご先祖様には「どっちが目的ぢゃ!」と怒られてしまいそう(うちの親は何も言わなそう)ですが、足を運ばなくなるよりはよいかな・・・と・・・
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