『あの夏で待っている』 第１０話 観ました

なんとな～くみんなの恋の告白が終わってスッキリ感が漂うこの物語ですが、恋話に決着が着くと、残るはイチカ先輩の処遇ですよねぇ～。
果たしてイチカ先輩は地球にいつまでいられるのか？
これが次の問題となってしまうのです。


ざっとその関係を時系列ごとに表してみる…

美桜ちゃんは哲朗に沖縄で告白済みです。
次に海人くんとイチカ先輩はお互いにため池っぽい護岸のほとりで告白し合って居ます。
一方、哲朗くんは今回、見晴台に柑菜ちゃんを呼び出して告白し玉砕しています。玉砕した哲朗くんを慰めたのは、その気配を察してどこからか観ていたらしい美桜ちゃんです。それまで、美桜ちゃんは哲朗くんの想いに気がついていてその玉砕を知りながらも、それを隠したままでいることの辛さを解いて、告白を進めて居ました。もしかするとその余計なアドバイスで哲朗くんの恋が叶ってしまい、自分が降られることになるかもしれないのにずっと、それを応援していたのは彼女なのです。そんな彼女が振られた直後の哲朗くんの元に現れて慰めたら…彼の柑菜ちゃんへの想いも霞んでしまうかもなのです。ある意味、哲朗くんよりも美桜ちゃんはしたたかですね。彼女自身、哲朗くんに言っていましたけれどもね。

そして、柑菜ちゃんは海人くんの家に行って、彼の前で自分の想いを伝えました。もちろん、それはちゃんと彼にふられるため以外のなにものでもありません。ですが…玉砕するにしても自分の想いをちゃんと伝えることでスッキリとした顔つきでいることが出来たようです。でも、この娘の場合、次の恋を見つけるにはずいぶん時間が掛かりそうです。柑菜ちゃんが海人くんに告白する前に彼女へ告白した哲朗くんは、美桜ちゃんに取られているのは間違い無さそうですし…。あ、でも柑菜ちゃん的に哲朗くんはタイプじゃないみたいだから別に問題は無いのか？
だとすると女の子の方が恋に対してはタフでしたたかですね。

それにしても…
今回、檸檬先輩の出番は映画撮影シーンでのカットと次回予告だけでしたが、次回予告での『そうなのかしらね？うふふふふ…』ってのがものすごく気になりますね。


あ、そうそう、イチカ先輩の事情に関しての進展はイチカ先輩のお姉さんが現れて次回以降何か劇的な何かが起こりそうな予感です。
で、ちょっと思ってしまった疑問。今まで、リノンは男性型志向回路をしているんだと思っていた私ですが、今回冒頭で寝ぼけた海人くんに抱きしめられキスをされていたリノンが嫌がるどころかナンカ照れた恥ずかしげな表情を見せていたのですけれども、もしかして女性的志向回路も持ち合わせて居るのだろうか？とか、思ってしまったっす。これもちょっとした謎ですが…
この謎に対する回答は…されないんだろうなぁ～～～。

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