推理だけでは、憶測だけでは真実にたどり着けない。
ということで奉太郎くんは古典部部誌第2号の序文を書いた人物を特定しアポイントメントを取って当時の事情を聴く手配をした。それが今回のお話で氷菓編の解決編となりました。
あ、それで…
今回のAパート終了時に出てきた二十四節季は想像通りに『夏至』でした。となると…次は小暑ですね~。
さてさて…
今回、事情を聞いたのは図書司書の糸魚川養子先生。
先生が氷菓第二号の序文を書いたと奉太郎が推測した理由は、養子と言う名前が珍しかったのと、年齢の一致。なので、ダメ元で本人に訪ねてみたそうだ。違ったら違ったでまた探せば良いだけですしね。これはあたって砕けるしか無いですよね。
で、それが当の本人だったということで、古典部の面々でインタビューをすることになったと。そこで糸魚川先生は、現部長の千反田えるが関谷先輩の姪っ娘であることと、関谷氏が七年前にインドで行方不明になっていることを知るのでした。それを知った上で四五年前のことを話してくれた訳ですが、その前に彼らが推察したこととその理由を聞くのでした。始めに答えを教えるのではなく、まず推理、推論を聞いてからその正解を出すというのはなかなか出来ることではありませんね、と、言うことは古典部自体、推理推論をするのが常日頃の活動であることの証明なのかも知れません。そして、奉太郎がした推論は、概ね正しいことを教えてくれました。そしてその推論で漏れた事を教えてくれたのでした。
糸魚川先生の話では、関谷先輩は神山高校での学生運動の主導者として名義を差し出すように言われて差し出しただけで有ったこと。実際の主導者は、自分の名前が残らないように上手く立ち回って何か起こったときに自分に害が及ばないようにしていたこと、文化祭の時、キャンプファイヤーを生徒のみで行なって火の処理を誤り学校の建物を一棟焼いてしまったこと、そして文化祭終了時にその責任を学生運動の責任者として関谷氏が責任を取らされ退学処分に課せられたことなどが判ったのでした。ですが、糸魚川先生にも部誌のタイトル、『氷菓』の理由は分からないままでした。でしたが…奉太郎にはそれは判ったらしく、彼、一人がものすごく苛立って居ました。
『氷菓』の由来
それは駄洒落。単純な駄洒落的センスで付けられたくだらないモノ。
でも、その意味が伝わっていなかった事に奉太郎は苛立っていたのでした。
この駄洒落、氷菓を英訳すると意味が通ると言う。
氷菓はアイス・クリーム。で、区切りを変えてみると…
アイ・スクリーム:英語表記で『I Scream』
意味は…『私は叫ぶ』
つまり、退学させられるかもしれないと察した関谷氏が誌面のタイトルに自分の気持ちを残したということだったのだ。
そして、えるが叔父に氷菓の意味を尋ねた時、その答えとして同様のことを聞きえるは声も出せずに殺される恐怖を察して自分は泣いたのだと思い出したのでした。
ここで、この氷菓編は終了したわけですが…
ついでで神山高校の文化祭が通称:「カンヤ祭」と言われているかに付いても答えが出てきました。カンヤ=関谷ということだった訳ですね。でも、古典部部員としては意に沿わず退学させられた関谷先輩の名前を、退学させられた文化祭に使う訳にいかないのでカンヤ祭と呼称しないと言う伝統を残したと言うのでした。
因みにに五年前、古典部部員だった奉太郎の姉はそのことをちゃんと知って居たようで…部の伝統というのが消えるのはほんの些細な事が原因になるのだと思い知らされた回なのでした。
と、言うわけで公式HPと京都アニメーション版HP、それとこの記事にTBを送って来てくれた方々の記事を参照にしてくださいね。
ということで奉太郎くんは古典部部誌第2号の序文を書いた人物を特定しアポイントメントを取って当時の事情を聴く手配をした。それが今回のお話で氷菓編の解決編となりました。
あ、それで…
今回のAパート終了時に出てきた二十四節季は想像通りに『夏至』でした。となると…次は小暑ですね~。
さてさて…
今回、事情を聞いたのは図書司書の糸魚川養子先生。
先生が氷菓第二号の序文を書いたと奉太郎が推測した理由は、養子と言う名前が珍しかったのと、年齢の一致。なので、ダメ元で本人に訪ねてみたそうだ。違ったら違ったでまた探せば良いだけですしね。これはあたって砕けるしか無いですよね。
で、それが当の本人だったということで、古典部の面々でインタビューをすることになったと。そこで糸魚川先生は、現部長の千反田えるが関谷先輩の姪っ娘であることと、関谷氏が七年前にインドで行方不明になっていることを知るのでした。それを知った上で四五年前のことを話してくれた訳ですが、その前に彼らが推察したこととその理由を聞くのでした。始めに答えを教えるのではなく、まず推理、推論を聞いてからその正解を出すというのはなかなか出来ることではありませんね、と、言うことは古典部自体、推理推論をするのが常日頃の活動であることの証明なのかも知れません。そして、奉太郎がした推論は、概ね正しいことを教えてくれました。そしてその推論で漏れた事を教えてくれたのでした。
糸魚川先生の話では、関谷先輩は神山高校での学生運動の主導者として名義を差し出すように言われて差し出しただけで有ったこと。実際の主導者は、自分の名前が残らないように上手く立ち回って何か起こったときに自分に害が及ばないようにしていたこと、文化祭の時、キャンプファイヤーを生徒のみで行なって火の処理を誤り学校の建物を一棟焼いてしまったこと、そして文化祭終了時にその責任を学生運動の責任者として関谷氏が責任を取らされ退学処分に課せられたことなどが判ったのでした。ですが、糸魚川先生にも部誌のタイトル、『氷菓』の理由は分からないままでした。でしたが…奉太郎にはそれは判ったらしく、彼、一人がものすごく苛立って居ました。
『氷菓』の由来
それは駄洒落。単純な駄洒落的センスで付けられたくだらないモノ。
でも、その意味が伝わっていなかった事に奉太郎は苛立っていたのでした。
この駄洒落、氷菓を英訳すると意味が通ると言う。
氷菓はアイス・クリーム。で、区切りを変えてみると…
アイ・スクリーム:英語表記で『I Scream』
意味は…『私は叫ぶ』
つまり、退学させられるかもしれないと察した関谷氏が誌面のタイトルに自分の気持ちを残したということだったのだ。
そして、えるが叔父に氷菓の意味を尋ねた時、その答えとして同様のことを聞きえるは声も出せずに殺される恐怖を察して自分は泣いたのだと思い出したのでした。
ここで、この氷菓編は終了したわけですが…
ついでで神山高校の文化祭が通称:「カンヤ祭」と言われているかに付いても答えが出てきました。カンヤ=関谷ということだった訳ですね。でも、古典部部員としては意に沿わず退学させられた関谷先輩の名前を、退学させられた文化祭に使う訳にいかないのでカンヤ祭と呼称しないと言う伝統を残したと言うのでした。
因みにに五年前、古典部部員だった奉太郎の姉はそのことをちゃんと知って居たようで…部の伝統というのが消えるのはほんの些細な事が原因になるのだと思い知らされた回なのでした。
と、言うわけで公式HPと京都アニメーション版HP、それとこの記事にTBを送って来てくれた方々の記事を参照にしてくださいね。
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