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『もしドラ』 第9話 観ました

2011-05-06 18:32:13 | アニメ
さてさて重要な局面で夕紀の危篤、そして彼女の死が程久保高校野球部の面々を襲う。この局面で一番、精神面にダメージを受けたのは当然のごとくみなみたん。もちろん、他のみんなもショックはショックだ。でも、一番の衝撃を受けたのは明らかにみなみたんです。

それはそうだ。夕紀ちゃんはみなみたんの親友だっただけでは無い。
みなみは夕紀ちゃんの想いを受け継いで野球部マネージャーをやることに、夕紀ちゃんが元気になれるよう彼女がマネージャーをしていた程久保高校野球部を甲子園に連れて行こうと決心して暴走しているのだから。でも、みなみは夕紀の病状についてあまりよくは知らされていなかったんですよね。だから、ショックが大きかった。
実は夕紀ちゃんの病状はかなり重く、当初の入院した時点での余命が3ヶ月だと診断されていたのだそうだ。彼女の母親が、夕紀ちゃんの死に直面したみなみたんに諭すように落ち着いて話せていたのも無理は無いのです。彼女は夕紀ちゃんの死に対して心の準備が出来ていたのだから。でも、みなみには、夕紀ちゃんが良くなることしかイメージしていなかった。だから、夕紀ちゃんの死が突然で彼女が死ぬことなんか予期していなかった。ならば彼女が取り乱すのは無理も無いことです。
それが、決勝戦前日に起こったのが良かったのか良くなかったのか…
その結論は次回に持ち越されたけど、みなみたんがみんなに求められていることに気が付けばおのずとみなみは自分の役目を果たすことが出来る。そして、実際に出来た。

みなみたんが試合から逃げている間にも試合は始まりそうになり、逃げるみなみたんを文乃が追いかけることにして、みんなは試合に向かった。野球の試合の方は押され気味ではありますが、それなりに押さえています。病院での事もあってみんな寝不足気味とコンディションも悪い中、健闘していると言ってもいい位です。そんな中、みんなの希望は夕紀が希望を託したみなみたんが来る事。マネージャーみなみたんの応援の声が欲しかった。そこまでの決勝の勝負は押され気味に流されている。その上、投手の浅野くんは投球数98球を越し、疲れが見え始めて居た。
そんな時になってようやくみなみたんがベンチにマスクをかけて入場した。
その時、タイムをかけるタイミングでは全然無かったけど、加地監督はタイムをかけ、二階キャプテンに走らせた。そう、みなみが着た事を知らせる為です。ここで、みんなのスイッチが、特に浅野くんの気力が復活!!
投球の斬れが戻ってきた。でも、まだ押されている。
その疲れを吹き飛ばしたのがみなみたんの掛け声、応援だった。
本来なら球威が落ちて当然の彼の投球は、いつもの球威より増して切れが良なった。盛り返したのは間違いないです。

サテサテ、程久保高校野球部最高のマネージャーは一体誰だったのだろう?
私が思うに、病室に居た夕紀ちゃんだと思うのですよね。
実績的にはみなみたんかも知れないけど、自分が病死した後、投げやりになるだろうみなみたんのことまで配慮した根回しを行っていたこととか、彼女のお見舞い面談での各選手のサポートとか悩みを聞きだした事とか考えるとどう考えても彼女が居なかったら程久保高校の野球部は変わりようが無かった。
キツネはそう思ったです。

あ、そうそう、今回、文乃ちゃんがみなみたんをタックルして暴走を止めた橋は…なんとなくですが関戸橋っポイですけど、これは場所を創作ですね。どうやら京王線の橋梁が見える道路橋ってイメージみたいですけど…あれは完璧に創作です。その代わり病院の描写は駐車場といい、一階の待合室といい、非常にリアルに描き込んでいたです。そこいらへんのバランスの取り方はさすがプロダクションIGですね。
あ、あと突然出てきた心象世界の描き方がなんとなくエリンっぽいとか、学校の描写が君どけっぽいのは監督が同じ人物だったのが大きいのかもしれないです。

この詳しいことは公式HP公式ブログ等を確認、また、原作本については『もしドラ』公式サイトを観てくださいませ。それとこの記事にTBを貼ってくれた方々のブログを読まれるのもお勧めです。

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