台風も来ることもなく、無事世界一熱い男二名は九州最南端の県・鹿児島県に降り立った！そしてその瞬間に何匹の魚たちが身震いし逃げ場を探し始めたのだろうか、、、？
なんせ一度撃沈できないとなればスッポンのごとく執念でとことん追いかけてくる男と、どんなサイズであろうがFISH MEALになるものは全て連行する極悪非道な生粋の魚好き刑事？に目を付けられてしまったからである！
早速、レンタカーをし戦場へ向かった二人。今回の白兵戦はここ鹿児島を代表する活火山「桜島」のふもと「桜島港」で行われることになった。防波堤の先端をキープ！とパワフルなH君はガンガン行ってくれます。ちなみに年寄りJCAは後からノコノコですね(笑)
鹿児島市内と桜島を結ぶフェリーが24時間運航されているBUSYな港です。
水深は足元からかなり深くH君も投げてから底を取るまでずっと「深～！！」と。その上噴火で流れ出た溶岩が海底にもびっしりのようで根掛かりも激しく、JCAは一晩でシンカー20個以上は無くしました、、、。(痛)
先日の和歌山出撃時の教訓をもとに今回JCAは「遊動一本針仕掛」と「捨てオモリ仕掛」を無数に持参。いや～、これが作るの大変だったんです。なんせ鯛系仕掛の砂づりは２本撚りじゃなく３本撚りで！と決めているわたくしめな為面倒なことなんの！まあキス釣り名人H君にキス関連は任せてわたくしめは大型鯛一本で勝負をかけます。
以前から処分に困っていた塩イワシ・ミサイルを付けて投げると、この通り！根魚の王者カサゴが釣れました～！それもわりといい型。H君も大キスをと狙いますがどうやらキスはいないようで二人とも夜釣りに賭ける事に。
だが、張り切る二人に悲劇は襲った、、、。
そ～なんです、またまたいきなりの集中豪雨が始まったのです。それも半端じゃないくらいで二人は急いで車まで避難。「おっ、止んだ！」と思って戻ればまた追っかけるかのごとく集中豪雨。
短時間でびしょ濡れなみすぼらしい男性二人組みになってしまったのでした。サンダルに履き替えてたH君はラッキーでしたが、わたくしめは靴の中まで水浸しで歩く度に常に水溜りの中！ってな状態です。気持ち悪りぃ～。この時点で今回の遠征の結末はおそらく決まっていたのでしょうが、二人はまだそれを知る余地も無く希望を信じてました。
気を取り直して攻撃する二人でしたが、釣れないからかいつの間にか携帯に夢中のH君！またまたHな事なんでしょ～か？
仕舞いにはH君はクーラーの上で仮眠、JCAも地べたに座り込んでウトウト。そんな中どこかでうっすらドラグの音が？ゆっくり我に返りつつ目を開けます。
ん？引いてる？？
マダイにしてはまだまだ小型ですがとりあえず鯛ゲット。ですがそれからというもの朝までドラグを鳴らしてくれたのはエイ、ウミヘビ、アナゴにゴンズイといや～な外道ばっかで、防波堤上で外道コレクション作成に明け暮れた夜釣り。
はい、結局JCAはこんな釣果です。
でもってHなH君はこ～んな感じ。今回はほんと苦戦しました。ですが世にも恐ろしい二人の事このままでは夏は終われません！乞うご期待。
