もう8月に突入やん!?って考えてしまうと更に蒸し暑く感じる灼熱地獄の西日本、、、
ちょこっと前に9月の終わりくらいまではデイタイムの作戦はや~んぺと宣言したにも
関わらず、誘惑に負けてしまい飛び出してきたJCAです。(笑)
あ~っ、あれは「奈留島」やねぇ。
伊丹空港からボンバルディアの超うるさいプロペラ音を聞きながら約1時間、福岡空港
のターミナル内で広島釣趣会の“エルハポネス・Y名人”と合流し、そのまますぐ再び
ボンバルディアに揺られて上陸した島、、、
そこは「五島列島」の島の1つ、「福江島」でした。
機材到着遅れやらで出発自体がちぃ~とばかし遅くなり午後19時半頃に五島福江空港
に着陸 → ささっと2日分の飲み物など買い出しを済ませお世話になる宿へと向かい
ました。えっ!?ブリーフィングにも書いてた通り、夜戦はしません!(笑)
今夜は美味しい夕食を戴いて風呂に入って寝るだけ。
午前4時に起床しキャップライトの明かりがまだ必要な薄暗い茂みを進入&お目当ての
岩場へ、、、ほんとならもっと早い時期に来たかったのですが、ある障害物がず~っと
あったそうで、先日やっとこさそれらが無くなったとの事!その情報をゲットしたY名人
から灼熱地獄だろうがチャンスは今しか無いので一度試してみようとお誘いを受け、
本遠征が実現したのでした。
三脚をしっかりセットしたら、後は手際良く戦闘準備を整え次々と鏡のよ~に静かで
キラキラ美しく輝く湾中心部へ向けてファイヤ~してゆきます。
ジッ、、、ジ~~~!
ジイイイ~~~ッ!
仕掛け投入後即、心地良いドラグ音が連発して鳴り響き、
最大28cmのシロギスちゃんらの群れがヒットします。
確かにここ「玉之浦湾」のキスは他の戦場より断然サイズは大きいのですが、28cm
では全然納得できません!なんせ我らのターゲットはもっともっとデカい個体。
尺オーバーは当たり前であって欲しいものですわ~。
アベレージは26~28cmくらいかな?Y名人にも同サイズが連発しています。
こんな感じでコンスタントに撃沈していると、どこかでポツリと1匹超~巨大サイズが
飛び出るのでは?、、、とまぁ、誰もが頭に描くであろうシナリオを浮かべ期待度も
最高潮に達します。
とにかく積極的に打ち返して数を抜いていこうと早朝にも関わらず汗ダクになりながら
頑張る2人に試練を与えるかのよ~に、午前6時半、、、山の向こうからギラギラした
灼熱太陽が顔を出してきました。
アチ~~~
うううっ、、、
あかん!暑すぎる。
全て打ち返してクーラーの上に座りながらじっとしててもム~~~っと自然に汗が滝の
ように噴き出してきます。凍らせたペットボトルの水をがぶ飲みしながら耐えますが、
太陽は容赦無く照り付ける一方、、、
午前9時の時点で気温は37度近くまで上昇し、おまけに完全無風状態となれば地獄の
コンディション!日差しはMAXとなり麦わら帽子も役に立たず、足元の磯は焼け焦げて
だんだん息をするのも苦しくなってきました。
さすがの強靭Y名人もこのまま戦っていると確実に熱中症になって倒れてしまう!と
おっしゃってますしここで一旦宿に撤収し、少し休んでからまた戦闘再開しようとなり
タックルも全てそのまま放置して急いで撤収。
午後15時半。
シャワーを浴びて、冷房がガンガンにきいた部屋でしばしダラダラした後、再び戦場に
舞い戻って参りました。(笑)まだまだ蒸し暑いけどやるしかありません。
この戦場が期間限定でなければ絶対にこんなクソ暑い時期に来ないでしょ~と口々に
言い合いながらも、どこかワクワクしているんです。
やっぱマズメだけか?と思ってるとすぐ群れが回ってきました。
ジイイイイイッ!
ジイィ~~~ッ!
朝ほどではありませんが、そこそこコンスタントにアタリが出ます。
しか~し!
サイズはどれも似たよ~なのばかりで最大は29cmまで。
お目当てが特大サイズだけでなければ、そりゃまぁ、嬉しい釣果になるんでしょ~けど、
このままじゃお目当てがど~こ~言う前に尺オーバーですら出ないかも?だんだん
不安になってきます。
それでもまだ明日もありますしあきらめるにはまだまだ早すぎます!
針を完全に飲み込んでアウトな個体以外の25cm以下は全てリリースし、午後19時過ぎ
、結局目ぼしい釣果は出せないまま初日の戦いは終了となりました。
よく考えてみれば目標サイズって、、、そう甘くはありませんよね?(爆)何度も何度も
通い続けてやっとこさ巡り会えるサイズ!修行の戦いがまた1つここの幕を開けた
のでした。さぁ~て、明日も気合い入れて頑張るぞ~!
あっ、コレ、、、面白かったのでちょこっとど~ぞ!
集落の細い路地を爆走する軽トラの荷台にて、、、
なぜか?やけに嬉しそうなY名人でした。(笑)
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