なんせベラボーに早い時間帯の出発や終電ギリギリ近くに到着するよ～な異例の
タイムテーブルにするがゆえローコストが成り立っているpeachなので、今回も
待ち合わせの長崎空港には午前8時前に到着しちゃってました。(笑)
早起きは三文の徳とも言われるので、今朝のアホみたいな早起きも超レア魚を視野に
入れている本遠征でちょこっとでもラッキ～な事がある為のもの！と信じながら
頑張るしかありません。
ターンテーブルに流れてきた新鮮なマムシやアオイソメ他がぎっしり詰まったクーラー
を受け取り到着口に出るとそこには“広島”ナンバーの突撃カーがっ！そうで～っす、
今回もご一緒して下さるのは広島釣趣会の“Y名人”でした。事前に大荷物になる
タックル類は送らせてもらっていたので、この手持ちのクーラーを積んだらすぐに
「佐世保」へ。
ここからフェリーに揺られる事約3時間、
「上五島」に上陸です！
「上五島」とは島が連なる「五島列島」の上部に位置する島々の総称で、今上陸した
島がメインの「中通島」となります。ご存じのよ～に他の「福江島」やら「奈留島」
なんかは過去に何度も遠征してきているJCAですが、「上五島」のメインランドに
関しては今回が初めて！
これらの島に通い続けて30年近くとなるY名人が案内して下さると言うのでぜひとも
お願いします！と飛び付いちゃいましたよん。(笑)
地図無しでまさに庭のよ～に走るY名人に連れられ買い出しなどを済ませると初日の
戦場となる「若松島」へ渡ります。あっ、、、渡ると言っても、こちらの島へは橋が
架かっているので車でヒョイってな感じです。
おっ、ちょっと栄えてるやん ♪ と思ってたらすぐに獣やら蛇が出てきそ～なグネグネ
山道になってみたりと差が激しい景色を見ながらようやく戦場に到着。
「若松島」
超レアな魚狙いとブリーフィングでもありましたが、今日はカワハギがメインターゲット！
同じ場所で夜戦まですればマダイなんかも出るらしいものの、時期的にイマイチらしく
夕マズメくらいまでが勝負となりそう。
急いでタックルを組んでY名人と共にランダム砲火開始したのが午後17時前、、、
なんだかんだでここまで辿り着くのに結構掛かりましたねぇ。
コンコンコンコンコン？
いかにもエサをツンツン突いてるよ～な反応。
うむむ、、、確かに1投目から本命がアタってきたものの26cmじゃ話になりません！
ちょ～ど群れが回遊してきてたよ～でY名人の竿にも次から次へとカワハギちゃんが
アタックしてきますがどれも最大27cmくらいまで。
食べて美味しいターゲットであっても数日間の遠征予定を考えれば、針を外したら即
リリースがベストウェイでしょう。
そうそう！これらの本命に混じってさっきからミニ・アカエイが掛かってくるのがちょっと
気になりますねぇ。暗くなるにつれだんだんサイズアップしてきそ～な予感しません？
まぁ、現時点ではごぼう抜きできるサイズばかりなので大丈夫ですが、、、
ジイイイッ！？
エイでも無いよ～な鋭いアタリがY名人の竿にっ！
良型のヘダイでした。
時間的にも潮がよく動いてそ～なんですが、ご覧の通り鏡のよ～にベタベタな水面！？
まっ、魚の活性は立っている方なので気にしませんが複雑入り組んだ地形においては
潮の変動が全く読めない所もたくさんあります。
台風14号に続いてさっきもう1つ南海上にあった熱帯低気圧が台風15号になったので
もう少し遅くに上陸してると大シケだったかも？ですよね。多少それの影響もあるのか？
湿度が非常に高くて無風＆ムシムシと決して過ごし易い環境ではありません。
ジイイイッ！！！
Y名人のヘダイより更に鋭いアタリが今度はわたくしめに！
なんでやねん！
正体はイラん魚・イラでした。
それも45cm超えと大きめなサイズ、、、こやつって結構水深がたっぷりある所を好む魚
って印象があるんですが、、、まぁ、どこにでも居るんでしょうねぇ。ここもちょっと先の
方まで出たら恐ろしい水深になってたりするんでしょ～し。
とにかく、
ポイです、“ポイ！”
ゴンゴンゴン、、、
こちらは間違い無く本命のアタリでしょ。
やっと28cm カワハギちゃんゲット。
1cmの差で大きな喜びを得てしまえるのは不思議ですよね。(笑)
また群れが回ってきたのかな？と期待するものの、ど～やらこやつは単発だったみたく
後が続きません、、、時刻も間もなく午後18時過ぎと日暮れまでカウントダウン状態に
なりつつあり、戦闘開始早々にあったよ～なカワハギ連発劇は起きそうに無いかも？
でも、26cm前後がたくさんアタってくるよりはアタリが乏しくても構わないのでサイズの
デカイ個体が欲しいのが本音。
しかし、、、
初日はとびっきりのドラマも起こらず日暮れ。
一晩中竿を振り続けてもあまり意味が無いという事で半夜だけの夜戦に挑む我ら、、、
あの戦闘機かコンコルドといった奇形スタイルの害虫・サンクードが来るかもしれないと
あり真っ黒のモスシールドキャップを装着されたY名人、、、なぜか釣り人というよりは
アフガニスタンで特殊訓練を受けている謎の組織の一員みたいじゃありません？(爆)
ほら、テレビでよくジャングルジムみたいな所をぶら下がって渡って行ったり、銃を
持って戦闘訓練をしている光景、、、ありましたよね。
結局、ジ～～～、ジ～～～闇を切り裂くドラグ音は何度か鳴り響いてくれたものの全て
イトフエフキ＆巨大アカエイの仕業でまともな魚は1匹もアタらず午後23時には明日に
備えて車内で寝る事となりました。
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