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無責任なヤツラ/秋葉原でナイフ持った男逮捕、逃走試み警官にけがさせる

2008-06-27 02:06:24 | ニュース
後味の悪い事件。











秋葉原でナイフ持った男逮捕、逃走試み警官にけがさせる(抜粋)
6月26日 読売新聞

26日午後1時20分ごろ

東京都千代田区外神田4の路上で

パトロール中の警視庁地域部の巡査長(31)が

2人組の男に職務質問したところ

このうち1人が

「リュックサックの中にナイフを入れていた」

のを発見した。

巡査長が男をパトカーに乗せようとしたところ

男は巡査長からナイフを奪い返して逃げようとしたため

傷害と
公務執行妨害

の疑いで現行犯逮捕された。

この際

巡査長はナイフをつかみ

親指と人さし指に軽傷を負った。


<警視庁万世橋署>
①男は20歳代とみられる
②ナイフは刃渡り約7・4センチで
③同署は男がナイフを持っていた理由などを調べている

④現場は、今月8日に17人が死傷した無差別殺傷事件が起きた交差点の北約50メートルの中央通り沿い











この事件

ヤフーでの記事タイトルが

「秋葉原で男が警官切りつける」

記事を読めば分かるし

記事の本当のタイトルも

「秋葉原でナイフ持った男逮捕、逃走試み警官にけがさせる」

全く違う内容。



センセーショナルなタイトルで

「クリックさせたいだけ」。



いい加減

こういうことは

やめてもらえないだろうか?



第一

不謹慎だ。



シリアスな事件なのに。



そして

もう一つの異常事態。



それは

この記事自体の内容だ。



「リュックサックの中にナイフを入れていた」だけで

パトカーで連行。



これ

ひでえハナシじゃないか?



調べてみると

他にも起きてるらしい。

(元の記事は写真が多数入っていて非常にリアルです)
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1138555.html











秋葉原で十徳ナイフ(刃渡り5cm)所持のオタクが警察官10人以上に囲まれる(抜粋)

1 名前: モーネ・アホカト(沖縄県) 投稿日:2008/06/15(日) 15:42:37.62 ID:LUgZuk0m0 ?PLT

秋葉原通り魔事件後

秋葉原の路上でほとんどの警察官が警棒持ち

職務質問や巡回をしている。

14日の秋葉原で職務質問をされた男性が十徳ナイフを所持し

警察官10数人が2時間以上取り囲むといったことがあった。

http://www.akibaos.com/?p=3600

14日、秋葉原で迷彩柄のカバンを持った

秋葉原ならどこにでもいるオタクが

職務質問を受けて

5cmの十徳ナイフを発見される

連行を拒否したら警察官が10人以上集まって囲まれる

警察官が秋葉原に集結

http://img.akibablog.net/dragon/2008-06-15-107.jpg
http://img.akibablog.net/dragon/2008-06-15-108.jpg

荷物検査を拒否して警察官に2時間囲まれるオタク

http://www.akibaos.com/img/2008/06/14/20080614b09.jpg

「十徳ナイフなんか誰でも持ってるだろ」などと男性を擁護して

警察官に囲まれる無関係のオタク











今回の事件も

おそらく「この流れ」だろう。



確かに

あの事件は

「ひどいもの」だった。



しかし

それを利用して

「権力で人を抑えつけようとする態度」には

全く賛成できない。


最初の事件も

危害を加えようとした

「警官切りつけ」

ではない。



実際は

「ナイフを奪い返して逃げようとした」人間を

ケイカンが

「傷害と公務執行妨害」で

ムリヤリ拘束しただけだ。



これを

「権力の横暴」

と言わずしてどうする。



怪我をした理由は

間抜けなことに(失礼!)

「勝手にナイフつかんで」

怪我しただけだ。



ところで

捕まった彼は

「リュックにナイフ」

を入れていただけだが

職質をされたとき

一体

何が怪しかったんだろうか?



例の事件が起こるよりはかなり前だが

地元「北千住」に帰ったら

ケイカンどもが

強制検問をやってやがった。



何にも怪しくないのに

「リュック持ってるだけで」

「人の荷物を調べやがって・・・」。



周りでやられてるのも

「リュック持ちのみ」

他は

どんな怪しげなヤツも

「素通り」。



全く不愉快なハナシだ。



この記事を読んで

真っ先に浮かんだのはコレ。



ところで

「おたく狩り」

という件名で

検索をしてみると

面白いことが分かる。



ウィキペディアだ。



以前

アキバで

「おたく狩り」

が流行って

「護身のためにおたくの人たちがナイフを持ち歩いてる」

ってハナシを聞いたような気がしてたので

今回の記事も

「アキバ リュック ナイフ」

のキーワードで

「これか」

と調べようとして

見つけた。



内容だけど

詳細は元記事に当たっていただくとして

その意味するところは

二つあるようだ。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%8A%E3%81%9F%E3%81%8F%E7%8B%A9%E3%82%8A



言葉の意味として記載されているのは





(おたく狩り(おたくがり)とは)
おたくを対象とした金銭奪取行為のこと。

また警官が、「おたくを集中的に職務質問して微罪によって任意出頭を求め、場合によっては逮捕する」事象も

おたく狩りと呼ばれる場合がある。





まさに

「今回の事件」

じゃないか。



ケイカンどもには

「渡りに船」

だったってことか。



だいたい

今回の事件は

「偶然、アキバで起きた」だけであり

普通に考えれば

危険な街はむしろ

「新宿や渋谷」だろう。



そういうところに行けば

いくらでも

「本当に危険なヤツがナイフを持ってるんじゃないだろうか」?



なぜ

アキバばかりを狙うのか?



今回の事件で市民を守るために活躍した警察の方は

立派かもしれない。



でも

それとこれでは

「ハナシが別」だ。



もっと辛らつに書いているHPもある。

清谷信一という人のブログだ。

2007/06/09の作成だから

ちょうど1年前。











【警察の提灯記事】オタク狩りに対抗?「アキバ」で銃刀法違反の摘発急増(抜粋)
http://kiyotani.at.webry.info/200706/article_7.html

報道では

「正当な理由がないのに刃体6センチをこえる刃物を携帯していた」

という警察のアナウンスを垂れ流しておりますが

実際には警察は

刃渡り6センチ以下のナイフ
工具類まで

「軽犯罪法」

を適用して没収しております。

警察がリーズナブルな理由を認めなければ

「爪切りだって取り上げる」

というのが昨今の警察による「おたく狩り」です。
 
秋葉ではおたく狩りに対抗すべくおたくが武装という論調ですが

これも思いこみでしょう。

単におたくは

「銃器や刃物が好きだから携行している」場合が

多いわけです。

フォールディングナイフなんぞバッグに入れておいても

即座に役に立たないことぐらい誰でもわかるでしょうに。

こういう記事を提灯記事と言います。











元の朝日の記事は











“オタク狩りに対抗?” まじめでおとなしそうな若者たち、銃刀法違反摘発急増・・・秋葉原(抜粋)
2007/6/6(水)

「オタク文化」の発信地としても知られる東京・秋葉原で

銃刀法違反容疑での摘発が急増している。

その多くが同法22条の違反に当たる

「正当な理由がないのに刃体6センチをこえる刃物を携帯していた」

というケースだ。

警視庁が理由を分析したところ

「オタク狩り」

と呼ばれる強盗被害に遭った際の護身用との動機が多かった。


<秋葉原を管内に抱える万世橋署>
①02年には、銃刀法違反容疑での事件送致の件数は1年間で3件しかなかった
②それが03年には7件
③04年には35件に増え
④05年には84件と
⑤3年間で28倍になった
⑥84件という数は
⑦警視庁全101署の中で新宿署の189件に次いで2番目に多い


万世橋署が銃刀法違反の現行犯で摘発された人に対し

刃物を携帯していた動機を尋ねたところ、多くが

「脅されたり、殴られたりしたときの護身用」

と答えたという。


<警視庁幹部>
「新宿は、暴力団員や不良少年が刃物を携帯していて摘発される場合が多い。一方、秋葉原で摘発されるのは、まじめでおとなしそうな若者たちだ」











この記事から

「護身用」

というイメージになったんだな、たぶん。



ただ

ウィキペディアの内容と

過去に、自分が体験した不快な事件を

考え合わせると

「この記事の内容が相当胡散臭い」ように

思われてくる。



これもアレではないか?



そういう季節になると急に増えるアレ。



そう、交通違反摘発の現場で囁かれるアレだ。



いわゆる「点数稼ぎ」。



バカどもの都合で

不快な思いをする人の数が

天文学的に増えるヤツ。



さらに「清谷さん」のところから抜粋してみます。











警察は怪しい風体の人物を調査できるといいますが

それは目つきが怪しいとか
尋常でない様子の人間を対象にしたもので

単に迷彩のジャケットを着ているとか
まんだらけの紙袋もっているとかでは

「理由」にならないわけです。

スーツを着て
ネクタイしていると

職質はされないわけです。

秋葉にいくおたくの諸君は

スーツを着て
アタッシェケースをもっていけば

鉈をもとうが
短刀をもっていようが

まず職質されないでしょう。

要は

おたくは

「ナイフや工具類を持ち歩く性癖」があるから

「狙い撃ちすれば成績があがる。」

という小役人根性です。

それが治安の向上には結びつない。

「これで銃器犯罪の減少に貢献しました」

と出世する警察官僚がいるわけです。

権力の私もいいところです。

小役人の点数稼ぎ
「桜の代紋を付けたヤクザの言いがかり」

でナイフを没収された人間は

積極的に警察に協力することは減るでしょう。

何か犯罪をみても

通報なんぞしないでしょう。

つまり警察は

「自ら市民を敵に回して治安の悪化を招いている」

わけです。

そんな点数稼ぎの「おたく狩り」をやっている暇と兵隊あるなら

リアルおたく狩りをやっている犯罪者を狩り出す
或いはそれを防ぐためのパトロールに

兵隊を投入すべきです。











いちいち「もっともすぎる」と思います。



凶悪な犯罪が起こる

それに対して

きちんと対策していく。



これは

すばらしいと思います。



しかし

ヤリスギはイカンでしょう。



今回の事件後

「サバイバルナイフも取り締まろう」

というハナシがありました。



アーミーナイフならまだしも

「サバイバルナイフ」

ですよ。



「サバイバル」と書いてあるでしょうが!



実際

「十徳ナイフ」でも捕まってますが

別に刺そうと思えば

「刺身包丁」でも
「大きめのカッター」でも
「出刃包丁」でも

何でもいいわけです。



購入するとき

その全てで

身分証の確認をしますか?



名前を書かせますか?



形ばかりの検挙に

「何の意味も無い」ことは

子供にも分かる。



なのに

その実態を改めようとはしない。



その姿勢こそが

「無責任」

というもの。



こんな見当違いの努力ばかりしてるから

役人根性ばかり育って











「警察力が下がる」んだよ。
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