小京都盛岡の名物 くるみきんつば (みちのくスイーツ列伝NO20)

へ~盛岡って【小京都】なんだ。
このお菓子のラベルを見て初めて知った。

我が宮城県にも村田町と岩出山町という二つの【小京都】と呼ばれる町がある。

ちょっとネットで調べたら全国で26ほどの町が小京都と呼ばれているようだ。

戦国時代から江戸時代にかけて各地の大名は京の都をモデルに町造りをしたので全国のあちこちに小京都が出現したらしい。

この『きんつば』というお菓子も最初に作られたのは京都。
それが全国に広がっていったといわれている。



オレはいままであまり「きんつば」というものを食べた記憶がない。
だから見ただけでは味の印象がまったくわかない。

なんとなく見た感じは「ようかん」のようでもあり、
「ゆべし」のようでもある。
そしていかにも甘そう。

しかし食べてみるとあきあらかに「ようかん」とも「ゆべし」とも違う。

上質なこしあんにくるみを大きめに砕いて入れて焼き上げたお菓子。

ようかんよりもこしあんそのものの食感が残っている。
そしてドギツイ甘さではなく、とても上品な甘さ。
東北の田舎菓子というより、やはり京菓子に近い感じ。

あったかいお茶とベストマッチングする小京都らしいお菓子だった。


作っている会社は岩手県産(株)

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