ジャズフェスなのにロック&ポップスに萌え(定禅寺ストリートジャズフェスティバル)

定禅寺ストリートジャズフェスティバル
仙台の中心部のケヤキ並木で有名な定禅寺通り付近が音楽に包まれる恒例の仙台の秋のビッグイベントだ。
『ジャズフェス』となってはいるが音楽のジャンルの制限はゆるく、街のあちこちでジャズ・フュージョン・ポップス・ロック・はては三味線などいろいろなプロ・アマのバンドが演奏する催しだ。
今年は過去最高の640組が出場。
このフェスティバルは今年でもう15年目なのだが自分は今まで土日が休めない仕事だったので見るのは今年が始めてだ。
(苦しいこともあるがこういう嬉しいこともある。素直に感謝)

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ちょっとビッグバンドのスイングジャズでも聴きたいと午後に車を泉中央の100円駐車場に入れ地下鉄で市内中心部に向った。
勾当台公園駅で降り地上に出るとあちこちからいろいろな音楽が聞こえてきた。
一番近くでやっていたジャズのバンドをちょっと聴いて県庁方面に歩いていった・・ら・・・・・・ん・このオレのDNAを激しく刺激するギターのリフが。
自分のDNAが反応するギタリストは三人だけジョージハリスン・エリッククラプトンそしてこのリフは残る一人・・ローリングストーンズのキースリチャーズ!
体が勝手に反応し音のする方向へと引き寄せられ行ってみれば

ローリングストーズのコピーバンド・・・ちょっと太めのミックジャガーが『ホンキー・トゥンク・ウーマン』を歌っているではないか。
懐かしい・・高校の時バンド友達の学校の文化祭でやった曲だよ。
自分達の方がステージではもっとワイルドに激しく動き回ってたな・・・でも演奏はこっちの方がはるかにうまいが(笑)彼らは福島県のバンドらしい。
全部で7曲・・ストーズを堪能した。

さぁ次の会場に行こうかと思ったら

女性ボーカルのアマチュアバンド『アース・アーツ』が登場・・もうちょっとだけ聴いてくかと思ったら
いきなりドナサマーの『ON THE RADIO』 続いてショッキングブルーの『ビーナス』・・リトル・エバの『ロコモーション』ときてさらには、ワナ!ワナ!ワナに落ちそ~よ♪のビーナス『キッスは目にして』やギ~ラ・ギ~ラ太陽が燃える~よ~に♪の安西マリア『涙の太陽』と和製ポップスの名曲で一気にタタミコマレもはや完全にこの会場に足が釘付け状態。
ノーランズそして最後にまたドナサマーのナンバー『ホットスタッフ』で締めくくりともう涙・・涙の選曲だぁ。
会場も大盛り上がり!
熱唱するボーカルのユカリ嬢


彼女は本家のセクシーなドナサマーというよりは『キュートなドナサマー』って感じで声や歌い方もキュート。


ラストはポールマッカトニーの曲中心のバンド。
ウィングス時代のナンバー『心のラブソング』が良かった。
このバンドは結成18年とメンバーの年齢が40歳を越えているバンド。
公式HPによると前の二つも平均年齢が30代中頃より上・・頑張ってるなというよりもみんな楽しんでいるなと思った。
外見が若い人だけに限らず出演者はみんな表情が若々しかった。

このフェスティバルの演奏会場は全部で40箇所あってここは第27会場。
なんでこんなにオレ好みのバンドだけ出てくるの?と思ったらここはオールディーズライブハウス「リメンバー」がプロデュースしている会場だった・・どうりでね。
でも同じ日に街のあちこちでいろいろな音楽が演奏される日にたまたま自分の好みの音楽に出会えるなんて来てよかった。
とうとう5時すぎのラストまでこの場所1ヶ所だけにいた。

今年のフェスティバルのテーマは『原点回帰』だとか、だったら自分の音楽のルーツはロック&ポップス以外にない!
それを再確認したのだった。
結局ジャズフェスティバルに行ったのにジャズはまったく聴かなかったけど、それでもとっても大満足な一日だった。
来年も見れる環境にいたい。

※ジャズといえばジャズの故郷ともいえるアメリカのニューオリンズがハリケーンカトリーヌで大きなダメージを受けた。
復興を祈りたい。

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